BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

忘れかけていた SHIROBAKO のブルーレイ

最終 8 巻が届いて全部揃ったので、買ったきり放置していた 5 巻から、後半クールを観た。
主に副音声コメンタリーを聴く。
5 巻、ゲスト音響監督 岩浪さん。「俺関係ない」と言うわりに一番活発に喋っておられ、おもしろかった。
6 巻、キャラデザ・作監関口可奈味さん。グッズに使う版権絵とアニメ作画の違いの話など、興味深かった。
7 巻、ゲストプロデューサー J.C.STAFF 松倉さん。マンガや小説など原作企画の作品と、オリジナル作品をやることの違い、等。「原作ものをみんな俺んとこにもってきすぎ」的な発言に笑った。その中から選んだ結果が今期、プリズン と 下セカ ですか。
8 巻、水島努 監督 × 水島精二 監督によるコメンタリーというよりほとんどただのアニメ監督対談。かたや シンエイ動画、かたや サンライズ の制作進行だったという二人の初対面の頃の話に始まり、監督視点での進行スケジュールの話、総集編を作る事情の詳細などぷるんぷるん系の話、その繋がりで少しだけ ガルパン 関係の話、劇場版大丈夫かな・・・とか、CG と手描きの関係性の話、音響監督としての話、声優の話、等。最終三話分に渡ってわりと濃い話をされており、大変おもしろかった。
各巻、スタッフコメンタリーでの インフィニット 永谷 P の仕切りっぷり、ワーナー 川瀬 P と声優さん方のふつうのコメンタリー、最終 24 話にもうひとつ収められた 木村珠莉さん × 檜山修之さん のアフレコ話まで含めて、全巻、アニメのコメンタリーとして大変望ましく、そして有り難い、非常に優れた内容だった。どこまでも隙のない作品だ。
しかしコメンタリー音声にしていても 23 話のラストは、クる。

木村珠莉さん 出演の制作現場レポートシリーズもそれなりに興味深かった。木村さん は最初 1 巻の時と最後の時では仕事量だいぶ変わったんだろうな。顔つきも微妙に変わっていっておもしろかった。全 8 巻おつかれさん。

強いて不満を挙げるとすれば、どーなつ◎くいんてっと の CD 発売時のイベントの模様の映像特典が欲しかった。密着とかメイキングとか贅沢は言わない。せめて歌唱実演の 5 分程度でも。


5 巻特典 CD のサントラ 2、今更聴く。
「エンゼル体操」。かわいい。
アンデスチャッキー のテーマソング。ほっこり。

7 巻特典、武蔵野アニメーション制作「第三飛行少女隊」第 1 話。
CG が大変。その分作画カロリーは低そう。と思った。それと背景。SHIROBAKO 本編で色々語っただけあって、熱を感じた。でも「えくそだすっ!」に比べると、話は自分が好むタイプではなさそう。
一番の見所は、ムサニバージョンのスタッフクレジットだった。エンディングのラストに 宮森あおい、今井みどり、高梨太郎 の名前が並ぶのは、ただ慣例に倣っただけの表記にしては、うまくできているなーと思った。



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