BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

フズバ

風邪が長引いた末、ゲーム熱が冷めた。
昨年同様夏の暑さと共に去ったと捉えるべきか。


替わってアニメ熱が高まった、わけでもないけど、ふいに観たくなったので久々にガルパン観た。TVシリーズアンツィオ+劇場版。ブルーレイを差し置いて、配信終了が近いということでdアニで。
周囲にガルパン理解者がおらず、そんなに駄作だったかと疑念が沸いていたが、観ればやはり引き込まれる、やはりおもしろい。自分が観ておもしろいと思う、好きだと思う、ひとは関係ない。単純で純粋なこと。それだけでいいじゃないか、と改めて思った。




アマプラにドリフの全員集合が追加されていたので観始めた。コントの多くは過去にDVDでよく観たものだが、ゲストの歌のコーナーがカットされず入っていて今やそっちの方が見もの。
生演奏、生バンドをバックに生歌、生放送でカメラのスイッチングも編集なし、当時は当たり前だったかもしれないが、今や生ぬるさ以外の生モノは無くなったと思われる映像エンタメ業界の現状と比べるとすごすぎて、よく知らなかったB級歌手やバンドでさえ見入ってしまう。ホコリかぶって廃れきったメロディーや曲調でも不思議と全然聴ける。最新音楽の整って音圧分厚くこぎれいな曲はただただ平坦にしか聴こえない。これが老害の耳、くそ懐古厨というものだろうか。


マイケルやジャクソン5のアルバムなんかも追加料金なしで聴けるし、今さらながらアマゾンプライム、やるな。と思った。たまたま自分の懐古趣味にはまっただけではあるが、ありがたや。

風邪はBAD

気を抜いて風邪を引き、気を抜いてブログ忘れる。



ゲームは相変わらず。
病床にあったりで進行は滞りがちだが。

アニメも秋クールのを、先日書いた通り。
悪くはないが盛り上がりに欠けている感じ。

あとdアニにて「のんのんびより ばけーしょん」観た。
なるほどねー、と。TV版と変わらない空気感とおもしろさの延長にあって、良かったが、他にそれ以上の感想が出てこない。




昨夜なにかのきっかけでマイケル・ジャクソンのミュージックビデオの動画を観て、そのおもしろさ、すごさに今さら気づいた。ジャクソン5も含めて色々観て、例によってウィキペディアで詳細をあれこれ読み漁り、今なうまさに現在マイケル熱が高まりつつある。これもアマゾンプライムで聴き放題のジャクソン5のベストを聴きながら書いている。




寝てばっかりいるので、これにて話題は尽きた。

秋アニメ視聴4〜おさらい

ライフル・イズ・ビューティフル

レーザー射撃のライフル競技をする女子高生射撃部のアニメ。廃部寸前のところから最低限のメンバーを集めて、というベタな始まり。メンバー紹介、超初歩的な知識のレクチャー、あとはきゃっきゃうふふ。恐らく ガルパン みたいな路線を狙ったものかと。ガルパン は戦車アニメであり少女キャラはおまけ。この作品もライフルを主役に描くのなら見どころ有りかと思ったがそうでもなさそうで、テンポは悪くないがコメディノリに毒気がなく明るすぎて楽しめそうにない。
1話切り。



以上。



視聴継続作品おさらい

・超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
本好きの下剋上
・警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-
・星合の空
・厨病激発ボーイ
・歌舞伎町シャーロック
無限の住人 -IMMORTAL-


多いな。ひとつふたつ切るかもしれんが、まあよかろう。
この中で覇権を取りそうなのは、星合の空くらいか。
現時点での自分の推しは本好きとシャーロック。

秋アニメ視聴3

厨病激発ボーイ

いちいち演出掛かった台詞や仕草で周囲を引かせながら自分達の世界を突っ走る中二病男子4人のヒーロー部に引き込まれる転校生眼帯女子の、日常系?
女子無駄 の ヤマイ が面白かったので、そのノリを期待して観た。わりとそんな感じだったが、本編中の8割の時間 ( ゚д゚)ポカーン としてしまう。ヤマイはワセダというツッコミがあってこそ可笑しかったのだと再認識。ここでは男女逆で転校生少女がツッコミだが、役柄上まだ戸惑いもあってやや足りない。
と思いつつエンディング見ていてびっくり。その少女役、バカ の 赤﨑千夏 だった。
切るかもしれんが一応継続。


歌舞伎町シャーロック

新宿歌舞伎町を舞台にした異色推理探偵もの。ご存知の歓楽街だけに主人公たちの拠点はオカマバーで、ゲイやらキャバクラやら水々しい要素は当然満ち溢れている一方で、有名な寄席が近いためか推理落語という油を混ぜこんでいるのがおもしろい。落語好きな人にはむしろ好まれないかもしれないが、早々に「下手だけどね」と断りを入れてくる用意周到さに感心した。
 キャラも作画もテンポも揃って良い感じだし、なにより昨今良作の目印と言ってもいい諏訪部順一が出ているので安心。しかもどぎついオカマキャラでのっけから OP 曲かと勘違いさせるおかしな歌唱披露にツカまれた。
強力に継続。


アサシンズプライド

U-NEXT 独占配信。視聴対象とした理由は忘れたが、毎話一週間のみ非会員でも無料視聴可能とのことで観てみた。たぶんキャストに惹かれたのかも。
世界観、設定およびメインキャラの関係性が短くまとめるにも大変ややこしい。その上ドが付くほど作風も演出も演技もベタにヲタ臭い。お嬢様、従者、メイド、暗殺者、と。開始2分で観る気が失せたが一応1話通して観た。
佐倉綾音が出ていた。それ目当てだったかも。を含め、意外に観ていられる内容ではあったが、なんか、なんだろう、好まない要素たっぷりなのに無理して観る必要ないな、と。
1話切り。


無限の住人 -IMMORTAL-

アマゾンプライムビデオ、オリジナル作品。
人気漫画原作とのこと。古き戦乱の時代っぽい日本らしきところを舞台に、父母を惨殺された娘が不死身?の凄腕剣士を用心棒に仇討ちを目指す話らしい。和製「レオン」て感じか。というか大昔から復讐劇としてはよくあるものだろう。
 作風としては冒頭から首や手足がスパスパ斬られ飛び、以降も地上波では放送できないであろう画がわんさか遠慮なしに出てくる、まあ悪趣味なタイプ。だが話の根幹はそう悪趣味でもなさそうなので嫌な感じはしなかった。
監督の趣味か原作がそうなのか、黒澤明作品のような演出や黒澤と同時代の日本映画を思わせる語り口がいくらか垣間見られて、そういった点はよかった。全体的に海外のアニメファンやコアなアニヲタが好みそうな作品だと思った。中途半端な自分はまだなんとも判断できないところ。
 主演が津田健次郎佐倉綾音。それで観ようと思った。この二人とも好きな声なのだが、諏訪部順一のように「このひとが出てるから間違いない」と決め手になる声優ではない。出ているからって観てみてもダメなことも多い。
とりあえず継続。

鬼滅の刃

先のシーズン、2クール放送だから春からだったか、同僚の若者たちに自分がアニメ好きだと知れるや「あ、じゃあ鬼滅の刃見てます?」と何人かから言われ、その度「いいえ」と返し、それでも尚興味を持たずスルーしてきた。話題作食わず嫌い。だが、この度2クール全話終了の折、なにかの流れで観てみようと思い立ったので、観た。
 結論から言って、それなりにおもしろかった。でも斬新さはあまりない。ベーシックなストーリーは ジョジョ のようで、復讐劇としては 進撃 などを思わせ、時代設定などは 甲鉄城のカバネリ に近い。他にも色々あるけども主立ったところはそのへん。おもしろいけどもだいたい先が読める、あまり意外な展開のない話だった。
作画は良かった。漫画がそのまま動き出しているような、作家の筆跡が動いているような線に見入った。反面、その凄い作画、動画へのこだわりの犠牲となったのか、1クール後半あたりから全体のテンポが悪くなっていったのがとても残念だった。アバンでの前回振り返りはともかく、BパートでのAパート振り返りや回想、過去放送シーンのバンク使用、やたらと次の展開を引っ張る演出が増えていったのは、一話ごとの作画カロリーを減らすための処置だとは思うが、時折非常に苛立たしく感じることもあった。
 何が一番の魅力だったのだろうと考えると、恐らくキャラクターだと思う。とりわけ炭治郎と禰豆子という兄妹は、親類でありながら敵対的存在のはずが互いに最大の味方という関係性、他の同類同胞にとってはどちらも恨めしい存在という複雑な立ち位置が良い。その流儀の素人のはずが実は血筋ルーツが達人でその才覚を受け継いだ特異な力を持っている、っていう主人公設定はもう見飽きた感あるし、禰豆子が身体サイズを自由に変えられるとか呆れるほどズルい設定も多いけれども。この二人と冨岡義勇の位置関係は、テガミバチ のラグ&ニッチとゴーシュの関係に似ていると思った。他、鬼舞辻無惨はこれ完全にディオだろう、と思った。柱の人数、十二鬼月って、全部の戦いを描くのにどれくらいの年月かかるのだろう、と思った。その点では 聖闘士星矢 的な要素もあるような。
 キャラに対し、参加声優陣の豪華さにも驚いた。そんなところにそんなひとを持ってきたらこのあと続編あった場合のキャスティング大丈夫かと心配になるほど。諏訪部順一が出ていたのもよかった。これは観るべき作品だったと確信できた。
あとは善逸がうるさくて嫌だった。胡蝶しのぶがいやな女で嫌だった。柱が全員変人で嫌だった。内山昂輝がものすごく最近どこかで聞いた声でどうかと思った。