BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

九万円の

OP-1、たのしい。特に考えもなく、さわっているだけでたのしい。音をいじるのがたのしい。音をつくるのがたのしい。鍵盤というよりスイッチなのに、演奏がたのしい。録音してたのしい。テープ操作たのしい。エフェクトたのしい。シーケンサーもたのしいけど、演奏生録りする方がなんかたのしい。三十分だけあそぼうと思って気づくと二時間。たのしい。
下手くそなりに、中学生の初心者バンドみたいな音が小さな機材ひとつで、ひとりでできるのだから、おもしろい。Logic でも Electribe でも同じようにかそれ以上に、ひとりで生演奏だけで録ってそれなりにつくれる機材は他にもあるが、他のではやらない録り方や曲ができる。OP-1 がそれだけ手軽、ということなのか。
あとモーションコントロールによる LFO 操作もたのしい。さらに生演奏がしたくなった。特にキーボードソロみたいなのをやるとすごくおもしろい。OP-1 を手に持って、指は演奏、腕を上下、体を傾けたりするだけで、音の変化に笑ってしまう。やっている姿も相当ばかばかしいに違いない。
しばらくは飽きない。九万円だもの。




大塚愛菜脱退。残念。前田憂佳似の歌声だったが前田憂佳の補填にはならず。
しかしこれでバランスが悪くなる気がする。実力屈指の宮本、高木に対して、あとはまだ素人に近いのが三人。この間に居るのが大塚だったと思う。先々誰か足すのかな。もうこの際、スマイレージと合体してくれてもいいけど。