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カレー味

「xxxHOLiC◆継」

バンダイチャンネル見放題、全 12 話+外伝 1 話。2008 年放送。
水島努 監督作の未視聴作品を観るシリーズ。
CLAMP 原作、この世のものではないものや現象に遭遇しやすい少年と、そういった事象に悩まされる人の願いを叶える店の美人店主を中心に展開する怪奇ミステリー風コメディのシリーズ 第 2 期。
相変わらず主人公 ワタヌキ がウザい。お約束的なところではあるが。しかし、1 期を観終えたあと、妙にあのウザさが恋しく思えることがあり、楽しみにして観てみると、やはりウザいと感じつつも、嫌いではなかった。
1 期と比べると、オムニバス形式の体裁はやや無くなっており、ワタヌキ の片目と蜘蛛の恨み、霊能視少女 コハネちゃん の受難、そして 1 期から残されていた ヒマワリちゃん の謎と、大まかには三部構成。ゲストキャラではなく、主人公たちにとって直接的な話を中心に進むので、全体としてドラマ性が増した感じがし、よりおもしろいと思えた。
しかし間に挟まれた回、風船屋のエピソードはまあいいとして、唐突に麻雀の話で一話丸々費やした回には唖然とした。単に麻雀アニメがやりたかっただけなのではないか、と邪推してしまうほど。
侑子 は何者なのか、マル と モロ とは何なのか、といったところが個人的最大の謎として残ったままだけど、それはそれでもいいかな。
終盤二話ぐらいでは、のちの「Another」で観られるようなホラー演出、気でも違ったかと思うほどおどろおどろしい背景などに、水島努 の黒い面が表出しているように見え、そういう点でも楽しめた。最終話では、関係ないけど「蟲師」の 光脈 みたいな表現もあって、あーやっぱり根っこの作風として似通ったものあるなー、と思ったり。
そして最後の外伝回。味方キャラ総登場でおでん屋にて酒盛り。するだけかよ。それで外伝か。外伝だからなのか、原画のタッチ、動画演出なども本編と異質。どことなく ハレグゥドクロちゃん 系の暴力的なタッチで可笑しい。さらに外伝のみのゲストに 永井一郎。おでん屋キツネの 古川登志夫 との絡みがあり驚いた。こんなところで共演。話的には無くてもいいこの外伝がインパクト強すぎて、本編吹っ飛びかけた。
この作品で唯一残念だったのは、ED 曲ぐらい。低俗なラップなんかよりまた バクチク とか渋いやつにしてほしかった。