BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

冬アニメ7話付近

オルフェンズ、19 話まで。
ワレラ!チキュウガイエンキドートーセートーゴーカンタイ!
略さずわざわざフルでハキハキと連呼するのはつまり、言いたいんだな。
ガンダム名物、地球降下作戦、大気圏突入中のバトル。
毎度のように思うけど、やっぱりコテコテに昔ながらのガンダムストーリーを踏襲しているんだな。良い。

だがしかし、6 話。
子供時代の話でありながら、お子さまには見せづらい内容。駄菓子が主題の作品でありながら、やっぱり駄菓子がおもしろラブコメの邪魔になっている。

GATE、19 話まで。
アルペジオ姉ちゃんのコメディ劇場。とてもおもしろい。姉妹の魔法喧嘩もなかなか。解説のおばちゃんは大変そうだった。こんな魔法少女モノオンリーの内容だったら観ないけど、こうして箸休め的に挿まれるのは有り。と思った。
一方で ピニャ 兄妹は不快なやつばかりだな、と単純に思った。
ゲートの伝承話。特地世界の真相およびストーリー全体の核に触れ、たのか。

ハルチカ、7 話まで。
つまらない。完全に渋々観ている状態。P.A.WORKS だから終盤まで観ればきっとなにか、と思って渋々。でもたぶんこの調子で変わらず終わるに違いないこともわかっている。

赤白姫、18 話まで。
作画のタッチが全く違う 17 話 オビ と悪者のバトルシーンやシリアスな展開なのに会話中度々唐突に入るギャグっぽい演出がおもしろい。話が全然進まないのでじれったくもある。白雪 タンバルン 最後の夜から一夜明けての午前中まで四話もやっている。この一晩に新キャラが何人出てきたことか。

アクティヴレイド、8 話まで。
7 話、OP 映像が変わった。変わりすぎ。
8 話、おもしろくて良い話、良い演出だった。が、良いとこで作画が惜しい。イタリアンとかバーのシーンとか、もう少しがんばってほしかった。手描きが残念だと、乱れのない CG が相対的により目立ってしまう。
あと、ナナカマド とかいうおっさんのウィルウェア、フェイスが気持ち悪い。

グリムガル、7 話まで。
メリイ との付き合い方問題。序盤の「冒険初心者たちの活動」の細部にまで至る描き方に続き、ここ数話では「パーティーを組む」ということ、「構成メンバーが入れ替わる」ということ、そういったことが起きると実際どうなることが考えられるか、当事者としてどんな気持ちになるか、人間関係はどう動くか、人付き合いはどんなもんか、みたいなところをじっくりとやっているらしい。ファンタジー RPG 世界を描いているようでいて、わりと現実生活、特にアニメを観る若い世代が経験する切実な問題とも通じるものがあり、そういう見方をしてもおもしろい作品だと、思った。
7 話のアバンでは脇キャラが、『仲間』についてまさに現実的に語っており、結構これ、この作品で言いたいことのひとつ、なんじゃないかと思った。ガワは全く違うけど、アニメとしてやっていることの本質的なところは「SHIROBAKO」とかと似たような部類に入る作品と言えるかも。
やや口下手な主人公による一人語り、BGM は雨音のみ、というシーンを何分も続けるのもすごいと思った。本当にこの制作陣は良い度胸してる。で帳尻合わせのようにまた挿入歌 PV のようなシーンがあるのもやむなし。戦闘は戦果報告的にダイジェストで見せるだけ。それでも十分だと思う。