BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

最新音楽事情

気づいたら買った音楽のことを一年以上書いていないようだった。
以下、そんな期間に買った曲。上が古く一番下の方が最近。
特記のないものはすべて iTunes にて購入。


X「VANISHING VISION」(アルバム全9曲)

大昔、「Jealousy」でハマった頃に CD 買ったけど X JAPAN になってリリースペースが落ちてから興味がよそにうつった結果、購入から三年ほど後にひとにあげてしまった。で、二十年ぶりくらいに妙に聴きたくなって、調べたら配信されていたので購入。何年か前には配信には無かったはずで。
「ALIVE」のみバラードベストを購入以降プレイリスト入り済み。「I'LL KILL YOU」が今更ながら改めてすごいと思った。

TOMOO「Blink」(アルバム全5曲)

長年愛読している スーパーリスナークラブ さんで紹介されていた、インディーズで活動する女の子シンガーソングライターのミニアルバム。紹介されていたのは既にだいぶ前で、その時に動画など観て聴いて気に入って買った。5曲どれも良いが、音源化されていない YouTube のライブ映像で聴ける「夢はさめても」が最も好き。

上坂すみれ「POP TEAM EPIC」

例のアニメの。アニメで気に入って買ったけどすぐに飽きた。

ポプ子、ピピ美「恋してポプテピピック」/「POPPY PAPPY DAY」

同アニメの劇中曲とエンディング曲。それぞれ2バージョン計4曲買った。歌唱キャストはアイマス系でおもしろかった。が、上に同じくすぐ飽きた。

XX:me「トリカゴ」

タイトルも忘れたほど途中で観る気が失せて切った変態ロボットアニメのエンディング曲。
エーケービー関連の曲はひとつも聴いたことないけど、たぶんこれはそれ系に似ているんじゃないだろうか、と聴くたびそう思う。教室とかスカート丈がどうのこうの云う歌詞からの勝手なイメージ。ストリングス主体、マイナー調でアップテンポでメロディアス、といった点で気に入ったが、やはりすぐ飽きたかあまり回数聴いていない。

西沢幸奏「LOVE MEN HOLIC」

ラーメン大好き女子高生アニメのエンディング。ラップ調でテンポの速いのに弱い時がある。これはまだまだたまに聴く。たまに口ずさんだりも。

Tavares「Sky High」(アルバム全8曲)

70年代ディスコミュージックブームの頃にデビューした兄弟5人組シンガーグループのアルバム。YouTubeで知ってはまった「Don't Take Away the Music」が入っている。他の曲もまあまあ、ディスコだなと。あと「It Only Takes A Minute」も個別に買った。ついでに TAKE THAT のバージョンも。

聖飢魔II「MASQUERADE」ほか

他は「Brand New Song」/「正義のために」/「STAINLESS NIGHT」。以上4曲。
買ったのは去年7月らしい。ものすごく昔に『爆裂・聖飢魔II』って企画があったな、と急に思い出して YouTube でその当時のミュージックステーションの映像が無いか探したら無くて、でも聖飢魔IIのその他色んな映像が次から次とおもしろくて、昔聴いて今改めてやっぱり良いなと思った曲を無闇に買い直した。
エース清水がもう聖飢魔IIでは活動していないことを知った。が、この4曲のうち3曲はルークの曲であり、意外とどうでもいいのかもしれない。「MASQUERADE」で『さらけ出しても〜負けない顔になれ』とか閣下が歌っているのはおもしろい。今更。

M-AGE「someday close your eyes」(8cm CD)

8cm シングルを知らない若者は多いだろうが、エムエイジなんて存在は若くない世代でも知る人はそう多くあるまい。説明はウィキペディアに任せよう。一番有名なメンバーはギターの miyo-ken というひとで清春黒夢SADS)のサポートなどで活動を続けているが、その清春にしても 8cm シングル並みにおっさん世代しか知らないのではないだろうか。まあいいか。
ボーカル、ギター、ベース、ドラムにかつては珍しかった DJ を加えた5人組で、1990年前後に流行り出したハウスミュージックにギターロックを混ぜてわりと斬新な音楽をやっていたひとたちのメジャー2年目くらいのシングル。ミュージックビデオで聴いてアルバム買ったらバージョンが違って、この浮遊感のあるアレンジではなくざらついたダンスビートの曲になっていて、でもシングル買うほど余裕がない十代の頃で、後年「someday e.p.」というリミックスシングルは中古で手に入れたものの、時が経つにつれ 8cm という存在は消えていき、長年諦めていた。MV は YouTube にあったし。が、ブックオフの入荷お知らせリストにずっと入れていたら来たので買った。
今更感ありつつ、ああ、まあ、発売当時買っていない感覚も納得かな、という感想に落ち着くのだった。

永井真理子「キャッチ・ボール」(CD)

説明はウィキペディアに任せよう。そんな女性ボーカリストのアルバム。タイトル曲をたまたま久々 YouTube で聴いたら良い曲だと気づいて、他にも今更良さに気づいた曲が何曲かあって、配信より中古 CD の方が安かったので買った。
タイトル曲「キャッチ・ボール」、要するにポリス「見つめていたい (Every Breath You Take) 」を真似た曲のひとつなんだな。ZARDGood-bye My Loneliness」、GAO「サヨナラ」などと異母兄弟みたいなもんだ。

THE MINKS「THE MINKS」(CD)

ウィキペディアでも詳細掴みづらい部類のビートパンクバンド。80年代末〜90年代初頭のバンドブームで出てきたバンドのひとつ。「ウッチャンナンチャンのコンビニエンス物語」という凄まじく懐かしくて凄まじくぐずぐずのドラマの動画を YouTube で見つけて、全話観た後このバンドの動画も幾つか観て、「テレキャスター58」というかなり好みの曲を知り、ドラマ主題歌の「パッシュ」もいっしょに入っているらしいこのアルバムのことを調べ、中古で見つけて買った。スタジオ音源とライブ音源が混ぜこぜに入っているのがこの時代らしい。

クイーン「Queen Jewels」(アルバム全16曲)

ある朝目が覚めたら唐突に「I Was Born To Love You」が脳内に流れ、なんか今更無性にこの曲いいぞ聴きたいぞ、などと思い、やはり YouTubeiTunes でそれを含めてあれこれ視聴試聴し、「Don't Stop Me Now」も「Under Pressure」も「Killer Queen」も良いな「Bohemian Rhapsody」てこんな曲だったのかやばいな、などとのめり込み、なんなら全曲行きたいけどまあ手始めにこの日本ベスト盤でよかろう、と買った。例の映画とは全く関係なく。なんならその映画のことはクイーンについて改めて調べるまで知らなかった。
なぜ今になって、まるで映画公開に合わせるが如くクイーン熱が高まったのか、我が事ながら全然わからない。映画に「I Was Born To Love You」は関係ないし。日本でだけヒットしている曲らしいし。あとこのベスト盤のバージョンだとアウトロがちょっと短くて不完全だし。でも今や熱はほとんど冷めて完全バージョンを買う気にはならない。

YOSHIKI feat. HYDE「Red Swan」

進撃の。購入直後、繰り返し聴いていたらふいに北野井子の「薔薇と緑」とニュアンスが似ている気がして、久しぶりにそれも合わせて聴いたりした。しかしピアニストでドラマーでソングライターでプロデューサーで、などなどやるのに頑なに歌はやらずに語りばかりを曲中に盛り込み続けるミュージシャンてのも他にいないのではないか。

奥田民生「悪い月」/「BEAT」

またも YouTube から。カンタンカンタビレという一人多重録音→配信リリースの動画企画をやっていることを知って、その時で既に十曲分以上、動画にして何十本も上がっていたのを大半観た。その中から良いなと思った曲のみ買った。
「悪い月」はコレクターズへの提供曲とのこと。初めて聴いた。かっこいい。
「BEAT」は木村カエラへの提供曲。そいつのを発売時聴いて良いと思ったが、そいつが好きではなかったので民生バージョンが出ればな、と思っていた。長らくの念願叶った。

フランシュシュ「徒花ネクロマンシー」

サーガー、の。半年も経てば何が良かったのか忘れもする。「目覚めリターナー」が欲しい。

安月名莉子「君にふれて」

女子高生レズアニメのエンディング。初見殺し、あづな・りこ のデビューシングル。鈴木 Daichi 秀行のアレンジでこのタイプの曲調は好みで、YUI「Tomorrow's way」、奥田美和子「BORN」に似ていて気に入った。ソニンカレーライスの女」も同系統だったか。

ビッケブランカ「Buntline Special」

ダグ&キリルのエンディング。最初聴いた時は、アニメのズッコケ感と合わさってわけがわからなかったけど、回を重ねるごとにこの曲にもはまっていった。ヘーイメーン!って雑なサビ頭とかおもしろい。気になってこのひとの他の曲も聴いたけど、好みはこれだけであった。

THE ALFEE「Believe」

大昔にシングル持っていたけどいつだか失くしたやつのひとつ。たしか ZARD「負けないで」と同じ発売日だったかで、家族に買ってきてくれるよう頼んだらそっちは即日売り切れで当日聴けなくていじけた、といったような記憶を思い出した。アルフィーについては何の思い入れもない。この曲だけ好き。それだけ。

浜田麻里「Tele-Control」

とある古いラジオ番組の音源を聴いていたら入っていた曲。昔中古でベスト盤を買ってそれに入っていたらしいけど捨ててしまっており、いつか買い直そうと思っていたけど、もうそんなに欲しくもなく、これだけ買っておこう、と。浜田麻里については特に思い入れはない。

Rene et Gaston「Conte de fees」

同じくとある古いラジオ番組の音源より。そのパーソナリティがお薦めしてその界隈で直後に流行ったらしいテクノ〜エレクトロのヒット曲。レネ・エ・ガストンでコンテデフィー。以前は YouTube で低質な音源しか聴けなかったけどいつの間にか配信リリースされていた。

アンジュルム「カクゴして!」

スマイレージデビュー以来のオリジナルメンバーにしてリーダー和田彩花の卒業に際し、またベスト盤が出たそうで。この曲は前のベスト盤の初回盤特典ディスクのみの収録曲で iTunes ではアルバム購入しないと入手できなかった曲だったはずが、今回新たなベスト盤に再収録されたらしく、それが今度は限定盤特典ではないらしく、前のベスト盤は台無し。新譜さえ売れればいい、新譜しか売れないんだから何入れようがいいだろう、みたいなご立派な商魂が透けて見えて反吐が出る。こちらも欲しい曲だけ買えればなんでもいい、ということで利害は一致していると言える。かわいそうなのは常にアイドル本人さんたちだけ。
あやちょ卒業に当たって、スマイレージデビュー曲を踏まえた「夢見た15年」という感動的な曲もつくられているけども、それはそれであって、福田花音作詞であろうがなんだろうが、曲にピンとこないのでほかは要らない。

nonoc「KODO」

洲崎なのにあすかな魔法少女のオープニング。全話終了後、しばらくしてからあの曲なかなかだったな、と思い直し購入。作詞:川田まみ、作編曲:中沢伴行。EDM 時代を経た音にはなっているけど、川田まみのメジャーデビュー曲「radiance」を彷彿させる古き良き I've サウンドの匂いを感じた。歌っているコも川田まみ風の歌い方をしており、バックトラックに対して違和感がない。でも今の二十代くらいでも I've Sound なんてほとんど知らんのだろう。




以上、まとめとしては、YouTube 見すぎ。YouTube とアニメで知った曲ばかり。要するにテレビは捨てたけど依然俄然テレビっ子なんだな。