BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

ブーイング

WANDS 再始動。
とのことで、試聴してみたが、ピンとこない。
ZARD のトリビュートバンドも全くピンとこない。ZARD の魅力は坂井泉水がすべてなわけで、そこが無い、ガワだけまねた贋作を今さら作って何がしたいのか、目的が皆目わからない。未公開の詞を使ったオリジナル曲を発表と言われても、真偽のほどが疑わしい。だいたい ZARDWANDS も、ビーイングなんて今の一般人は知らねえよ。

ZYYG も再結成。T-BOLAN も活動中。大黒摩季 復帰。など、俄にビーイング熱再燃の兆しがあるとかないとか言うが、そんなものに期待するのはアラフォー以上の世代だろう。つまりターゲットにするなら昔を知るその世代なのだろうが、かつてのビーイングブームの音楽を売りたいのなら、当時の明石昌夫葉山たけしサウンドに寄せるべきだろうに、なぜ何の特徴も感じられない今風のよくある音にしてしまうのだろう。
というか、自分はあの頃の硬質でシャリシャリしたドラムの音が好きで、その最新版が聴きたいだけなのだが、GIZAに主軸を移した2000年以降ビーイング系から出てくるものにいくら期待しても、いつまでたってもそういうのは出てこないからこのように憤ってしまうのだろう。

地味なところでは rumania montevideo も再始動しライブを控えている。
一方で FEEL SO BAD はギタリスト倉田冬樹が5月に亡くなっており再始動は絶望的と言わざるを得ない。

個人的には PAMELAHSO-Fi がかなり好きだったが、それゆえにこうした現状を鑑みるに復活や再始動などしてほしくはない。
ZARD も美しいものは美しいままに、静かに終わらせて良い思い出のままにしてほしかった。
過去の栄光にすがり、死体にすがり、薄汚く金儲けをしているようにしか見えないビーイングの現状にはニュースのたび呆れるばかり。