BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

どんどん

SHIROBAKO をまた観た。
ブルーレイあるのにdアニで。
23話で号泣は当然として、今回前半話数でもだいぶ泣いた。アニメ制作の話、各キャラの個性がおもしろくて好きだったんだと思うが、改めて観ると主役五人の物語として、ドラマとして、…時には五人のうち一人二人出てこない回も結構あるけども、出番の浮き沈みが彼女らの歩みの浮き沈みそのものでもあり、それがカタルシスへの導線として単純でストレートで、何もかもこまごま面倒くさいアニメ制作話の中心にはその単純な物語があって、やっぱりよくできてるなあ、なんてまた思った。要するに、五人が一旦ちりぢりになってまたひとつに集まっていく様が良いポイントで、つまりそれってアニメづくりそのものの比喩にもなっているのかもしれない。世に出る直前の完パケ=白箱、やっとそうなり始めたのが最終話の彼女らなんだな、とか。




アマプラで全員集合、ずっと観ていたら
Vol.57 - #727回 にて、なんとマイケル・ジャクソンのパロディーが行われていてびっくり。80年代で重なる両者だから有り得ることではあったが、本当にやっていて且つ現代の配信動画にしてしっかりと「スリラー」の楽曲を含めて外国版権のパロディーをカットせず観させてくれることにも驚き。
それはそれとして、この末期全員集合の実験的且つ挑戦的なのか手抜きなのかテコ入れなのか、ほとんどドリフメンバーを排除してゲストや各種舞台装置で送る奇抜な企画の多さには、視聴率の下降もやむなしと思え、自分がリアルタイムに観た覚えがないのもまあ納得。