BINTA

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冬アニメ終了2

へやキャン
悪くはなかったが、やっぱりしまりんが居ないと魅力何割か下がる。
ゆるキャン観ていて感じる「キャンプしたいかも…」という感覚は、その実「しまりんとならキャンプしたい」という限りなく劣情に近い憧憬なのかもしれない。以前キャンプグッズに興味持って調べてみたりしたけど、実際現実そんなの買ってどこかにキャンプに行きたいのか?なんだその酔狂は、みたいな感じになって速攻で興醒めしたし。実際は虫だらけだったり砂や泥や煙にまみれたりで、ソロキャンでも自然に囲まれてしみじみまったりしあわせーなんて絵空事
まあそれはそれ。
このショートアニメでの三人組を見ていて思うことは、ともだちっていいね。それだけだ。



虚構推理
話、演出、テンポ、作画、声優、どれもそこそこ良かったが、まあそこそこ止まり。後半、鋼人七瀬 打倒の策四つを毎週ひとつずつやっていたところが、流れ的に仕方ないとはいえ、ほとんどずっと車の中でネット掲示板に書き込みながら語るだけという代わり映えしないシーンを続けていて、その脚本構成はおもしろくもあったが、少しダレたところでもあった。
良かったのは七瀬かりんというキャラクター。鋼人七瀬でもいいけどこわい。どちらにしろ、いいアレしてた。ニットのタートルネックセーターを着ているのが、わかってるなと思った。狙ってるなとも。



ID : INVADED イド:インヴェイデッド
難しい。話は難解。何が起こっているかは詳しく説明されるので専門用語を理解すればある程度把握できるけど、何のために何をやっているかがわかりづらい。そんなもん、事件の解決のために犯人探しと真相の追及だろ探偵モノ警察モノだろ当然じゃん、という話ではあるが、じゃあそれをなんでここまで回りくどい世界観や非現実的技術を使って描いているのか、ってところ・・・いやそんなところまで考える必要ないし、アニメとして映像としてカッコいいからじゃん、戦争描くのにスーパーロボットやら超科学的兵器を持ち出すのと同じじゃんって話、なのだろうけども。
話としては現実とイドと夢、3つの軸が交わったり分離したり時間軸とズレたりしてややこしくもありおもしろいところではあった。
あと登場人物の名前に全員クセがあって、そのわりには覚えづらくてそこもまた難解さに拍車をかけていたかも。いちいち名前の意味とか由来とかを想像してしまうので。
あとどことなく少しエヴァを想起する要素が入っていたような。飛鳥井木記の最終ポーズはプラグスーツにしか見えなかった。たしか最後の方に「シンジ」と呼ばれるだけのキャラが出てきたのも気になった。



異種族レビュアーズ
何でもありのファンタジー世界という利点をフル活用してとことんエロ一辺倒。バカバカしいけどやたら緻密に論理立てたりして、妙に説得力を高めたギャグで発禁部分をコーティングして一般放送レベルに落とし込んだ(放送できたとは言っていない)、清々しいほど潔く不潔な作品。
だが、主題歌からストーリー、全体構成、作画、演出に至るまでほぼ隙がなかった。コメディアニメとしての質はそこそこ高いと思った。下ネタギャグは小中学生レベルだが。
特に女性声優陣の演技がよかった。頑張ってんな、ちゃんとやりきってんな、と思った。劇中イメクラ的な回でもあったように、こういうのは女が雑な演技していると冷めてしまいがち。男目線のエロは男が主人公であっても女を主役に見るもの。きっとそこのところを踏まえた上で演出されているのだと思った。ああ、でも一番頑張っていた富田美憂の演じたクリムは男側だったか。
あとはキャラ絵の好み次第って感じか。
6点。



異世界かるてっと2
10分ちょっと(放送枠15分?)のハーフサイズアニメだが、それだけに内容も無駄を省いてやりたいこと凝縮されている感があって、それが1期から衰えずマンネリもなくむしろ話数を重ねるごとにパワーアップするくらいで、最終話も相当よかったので今期でもトップクラスに入る作品だったと言える。
本当にちゃんと このすば と リゼロ を観ておかなければと思った。盾のやつもか。続編制作決定とのことで、それまでになんとか。



理系が恋に落ちたので証明してみた。
よかった。毎回展開がワンパターンだという批判があるようで、たしかに途中まではそんな感じだったが、後半話数は実証実験が徐々にただの学生カップルの恋愛行動に近づいていって、結構飽きずに観られた。少し楽しみにも感じたほど。
学生カップルの恋愛行動を試すにしても、ただのあるあるオチにするのではなく、そこにおいてお約束であり得る事柄数パターンの確率論とか真面目な語りで締めると見せかけて感情の中に占める各種要素の比率とか出してきて、常にややこしいひと手間を重ねて落とすというところがおもしろかった。さらにそれに対して必要に応じて適度な言葉数でツッコんだり流したり呆れたりする 奏 がいることで、トリオ漫才の典型のようにも思えて楽しめた。
原作も面白いのだろうが、コメディセンスには横手美智子の脚本らしいところも窺えた。




以上13作。よく観たもんだ。

豊作だったが、主題歌がどれも良くなかった。毎回聴いていると作品には合っていると理解できるものもあったが、いずれも好みじゃないものばかりだった。好みに近いところでも いせかる2のエンディング曲くらいだったな。おまえみたいな90年代前半で音楽センスが止まっているやつに向けて作ってねえっていうのと、おまえが最新の音楽についていけていない証拠、ということだろう。


TVアニメ「異世界かるてっと2」OPテーマ「異世界ショータイム」/EDテーマ「ポンコツ!異世界シアター」 - EP

TVアニメ「異世界かるてっと2」OPテーマ「異世界ショータイム」/EDテーマ「ポンコツ!異世界シアター」 - EP

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