BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

LIMBO

妙に寝つけなくて。昼間にひとのゲームのプレイ動画を観ていたらアクションアドベンチャー系がやりたくなっていて、でもバトルは不要で。そういえば随分前に Epic Games で無料入手したこんなのがあったな。などと目を瞑って考えて、依然全然眠れなくて、寝返り打つのにも飽きた朝4時過ぎ、起きてやってみた。

2011年発売のゲームとのこと。
無料で頂いたものの、なんか気持ち悪くて、アドベンチャー系なんてあまり興味もなかったのでやっていなかった。なら貰わなきゃいいのに。でもこんな時が来ることもあるだろうと思って。
しかしやったら評価の高い理由がすぐにわかった。とてもおもしろかった。死にゲー。単純なようでいて説明がなく、ひとつひとつのギミックはそこそこ難解。シーンが変わるごとに死ぬ死ぬ。サクッと死ぬ、というまさにそんな感じ。音もサクッていう。
繰り返す死に戻り。幾度もの初見殺しを乗り越え、経験と学習を重ねる。必要なのは洞察力と勘と、若干のアクション操作力。あと忍耐。しかしどんな難関もギミックがとても巧妙に構成されており、解き方がわかると忍耐の甲斐があったとばかりに気持ちよく笑えた。さすがに最後の関門は死に方も壮絶グロ極まり見るに堪えず軽々しく死にづらく、最後とは知らずに一旦そこでやめた。諦めた。が、ひと息ついてやり直したら、何度かの試行錯誤の末、越えられた。5時間、ほぼぶっ続けでクリア。解法をググろうかと何度か思ったものの、なんとかノーヒントですべて解き尽くした。
こんなにちゃんと頑張って、いい時間でクリアできたゲームなんて滅多にない。自分もまだ頑張れる、のかもしれないと思わせてくれた。隠しルートとか2周目とかあるらしい。いつかまた気が向いたらやろう。