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秋アニメチェック1

秋か。


今回も煩わしい下調べはせず、とりあえずdアニメストアの今期アニメ一覧ページを開いてもう完全にタイトルだけで判断、他の情報一切入れずに視聴対象作品を選別した。かなりの数になった。ほとんど選別とも言えない、もう上から順に全部観りゃいいじゃんくらいののべつ幕なし。
外したものの大半は既発ヒット作品の続編モノと思われるもの、でその前シリーズまでを見たことのないもの。前作知らずに観るのは失礼な気がするので。
いやいや原作がある作品を原作知らずに観て文句垂れるようなやつが今さらそこで失礼もクソもあるかよ。つまり、前のシリーズ全部を新作のために後追いで観るのが面倒臭いだけなんだ。よほど興味を持てれば別だが。

以上余談。
こんなもん、以下も全部、ブログごと余談だ。



以下、作品の並びは視聴した順。
どれから視聴するかは特に基準なし。てきとう。フィーリング順。


魔女の旅々

幼い頃から魔女に憧れて努力を重ね、若くして正式な魔女になった少女の話。
魔女にも色々あるが、ここでの魔女およびこの作品の世界は「魔女の宅急便」で見られるものと似たような印象を受けた。町に当たり前のように魔女がいて、何人もいて、見習いだとか師弟関係だとか通過試験があったりだとか、魔女が市民権を得ている風な世界。
1話は主人公少女が師匠魔女と出会って、1年の修行を経て独り立ち、おとうさんおかあさん旅に出ます、そして今18歳、というところまで。タイトル回収の本題に入るのは次回かららしい。
とりあえず、作画がきれい。話も脚本も良い感じに見えた。声優は主人公が本渡楓。もはや現行トップ声優入りした感があるが、キャラや演技の差異はあってもその名前をクレジットで見ると、どんな役やっても同じだなと思ってしまう。求められてのその声だろうし、それが良い時もあるが、今回はどうだろう、まだ判断しづらい。
師匠魔女に花澤香菜。あー花澤香菜だこれ、とわかるその方らしい芝居。よくよく考えると主人公少女とこの師匠の立ち位置関係は、演じる声優二人にも通じるものではないかと思った。
さてこういう旅をする話で、1話が旅立つまでの成長を描いたものだとその1話がおもしろさのピークになりがちで、今作も師匠とのやりとりがおもしろくてそこの修行の色々をもっとじっくり見せてほしいとまで思ったくらいで、それだけに2話以降が不安に感じる始まりだった。
無闇に期待させられるよりましか。


無能なナナ

「人類の敵」に対抗するために様々な超能力を持つ学生が集められた学園が舞台の能力者バトルもの。
一見して少年誌ぽい画風、作風だと思った。少年ガンガン連載作品らしい。そこに食わず嫌い的拒否反応が出そうになった。「Dr.STONE」の1話の時と同じ感覚。
主人公少年はそんな能力者だらけの学園の中で「無能」と罵られ、本人も「大した能力がない」と言う。本当にそうなら有名雑誌が連載させようと採用しないだろうし作者もそんな無能凡人の話を書くわけがないので、むしろ「大したことないと卑下する能力が何らかある」と捉えるべきで、結果その解釈であっていた。特におもしろくはない。
その他、「敵」という存在がなんなのかとかまだまだ謎ばかり。ヒロインらしき女生徒の人格が豹変するなど次回への引きもそれなりにあった。ただやはり少年誌臭いローティーン男子向けのように感じられる作風が難。「グレイプニル」くらいがまだましだったとも思える。
切るかどうか2話で判断。保留。


キングスレイド 意志を継ぐものたち

よくあるファンタジー RPG のストーリー部分のみを切り出しただけのような、見飽きたキャラ絵姿格好、聞き飽きた言葉遣い、辟易する世界種族の対立構図、なんじゃこりゃ。と思ったら、なんとなく聞いたことのあるタイトルだとも思ったが、なるほどゲーム原作らしい。ゲームをやっているひとにはこれでもいいんだろうなあ。
こんなアニメーションがチュートリアル中に入っている時点で速攻アンインストール。その程度の1話だった。掴みで重要な1話がその程度ということは先々もたかが知れている。自分が観たいものはないに決まっている。
どうやら1話ではサブキャラのように主張控えめだったダークエルフのひとらが主人公格でもあるらしいけど、それを次回確認する気にもならず。
OP が fripSide 、ED が KOTOKO 。魅力的なポイントはそれだけだった。
1話切り。



つづく。