BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

秋アニメ雑感 4話付近

おちこぼれフルーツタルト 3話
最初から「はゆ」ってなんちゅう名前だ、と思ってはいたが、他にも「へも」、「ぬあ」などおよそ凡日本人らしからぬ名前が出てきてなんなのかと思ったら、ED のキャストクレジット縦読みでうっすら理解。そういやばあちゃん、大昔の女性はこんな名前多かった気がする。時代が巡っているようだ。フィクションだが。
ライブのシーン、CG で動かすのが主流になりつつある昨今、ダンスが手描きで、4人の動きにズレがある不揃い表現に見入る。特に素人上がりのイノと経験者のロコでリズムを取る早さの違いが見て取れておもしろい。
話の方は流し気味に観ているけど、作画の良さで観ていられる。珍しい。


体操ザムライ 4話
ほら来た本領発揮。レイチェルこと娘の感情爆発。
その前の流れから亡くなった母親のことで安易に泣かせに来るのかと思ったらそこは墓参りだけで控えめに流して、からの授業参観、うわどうすんのこの導火線、という感じに十分に引っ張って最高のタイミングでブチギレドーン!涙腺決壊。
対する反応としてレオの土下座まで含めてうまかった。伝説の SHIROBAKO 23 話にも似たグッとブワッとくるものがあった。主人公そっちのけだけど、この回のこの演出においてはそっちのけだからこそレイとレオの関係が生きてくるところもあって、よかった。
あと前回、端役のコギャルの声優が水樹奈々だと認識して以来そいつの出番と台詞およびバーのシーンが可笑しくてしょうがない。
しかしまだまだ4話、この感動がどこで台無しになるかわからない。言うほど心配していないけど。


IWGP 5話
外国人技能実習生の話。国を向こうに回した大胆な問題提起でもするのかと思ったけどそんなわけはなく、わりと当たり障りなさげなこじんまりとした美談で片付けてしまう、一介の凡アニメなのだった。
いやむしろどこかで炎上しそうな解決策なんだけど、いいのかこれで。


神達に拾われた男
万能主人公がなんでもこなして下手やらかすところがなくてぶっちゃけつまらない。
でも気になるのは、ED 主題歌。洋楽ノリのポップチューンでそこだけが作品全体の中で不似合いに感じるほど温度差が大きくて、この曲はどういう理由で採用されたのかと考えると、もしかしたら本編もぬるいストーリーに終わらない何かがあるんじゃないかと思えて、切るに切れない。



トニカクカワイイ 4話5話
爆発しろ。