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2016 年発売、「LIMBO」のメーカーがつくった、システムおよびゲーム性ともにほぼ同じ、「LIMBO」の延長線上にあるとも言える横スクロールのアクションアドベンチャー。運動神経が超人的な少年が薄暗い林から出てきて何者かに追われながらひたすらに右方向に向かっていく。

LIMBO と同じくだいぶ前に Epic Games で無料入手していたもの。8月に LIMBO をやってクリアした直後に続けて少しやったが、犬や追手が怖いのと不眠からの LIMBO で何かと疲弊したので序盤でやめて放置していた。102 日前だそうな。

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このたび、またしてもひとの LIMBO プレイ動画を観たことで触発されて、久々やってみるかという気になった。
犬に追われて池に飛び込んで、というところからの再開。1時間半くらいかかって水から上がる某所まで。翌日に改めて、今度は2時間かかって大掛かりな某所まで。また日を改めての本日、そこから1時間半くらいでクリアまで行けた。計約5時間。

今回も一切攻略法など調べたりせずすべて自力で行けた。キャラクター操作、タイミング勝負の面では LIMBO より易しくなっていると感じた。核のゲーム性よりも見た目に訴えるインパクトにより考えさせ楽しませてくる感じ。
或いは単に LIMBO を経てのプレイだからこそこのメーカーのやり口や性格がある程度わかって、初見の仕掛けでもどこに注目すべきか、どう考えるべきか、どう動かすべきかを判断しやすくなっていたところもあるかも。初見一発突破できる面も少なくなく、詰まったところもほとんどは2回目の挑戦でクリアできたり。
そういう意味では LIMBO の時ほどの刺激はなかったかも。ビジュアル面では特に後半かなりの刺激というか気分を害するようなものがあったが、終盤に至ると別種の刺激によりそれも吹っ飛んだ。結末の意味はよくわからなかったけども、それはそれで良い、余計なことは語らないのがかっこいいものだと思った。

追手の中でも犬に追われる面は怖かった。現実にも犬が苦手なこともあり。最初のプレイで序盤でやめたのも犬に追われ続けるのが精神的に無理な感じだったから。捕まった時の様もひどいし。
と言いつつ、クリア直後ぶっ続けで2周目をやった。Steam のレビューにて「1周クリアで満足するな」と書いてあったので、何があるのか気になり。回収できていなかったチェックポイントを探しながら、2時間40分ほどで最後まで行けた。が、1周目と何が違うのかわからなかった。何か見落としただろうか。
チェックポイントは初回4ヶ所、2周目で5ヶ所、でコンプリートならず。2周目をやるまで「ここにそれがあるよ」ということを示すモノが出されていることに気づいていなかった。それを見つけても辿り着けずに諦めたのが2ヶ所。
しかししばらくはもうやろうと思わないだろう。二度と、かも。


LIMBO 共々、とても丁度いい難易度の良作だった。
たまにこういうのをやりたいが、無料か、相当な傑作じゃないと金払ってまでやらないだろうな。

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