BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

オキシジェンノットインクルーデッド 018

寝ている時に、夢の中ではなく、無意識に何か考えている時があるみたいで、眠りに入った直後か朝目覚める前かもわからないけど、あそこどうしようか考えのまとまらないあの部分には液体ロックをつけたら解決できるんじゃないかと、突然思い至って、それを実行するために久々にやった。


相変わらずもう特に目的のない七度目のコロニー。
サイクルは 1300 に至った。

ロケットはあんまり飛ばしていない。常に準備はできているけど、なんか気が回らないというか。50 サイクルに1回くらいのペース。主に鋼鉄の調達のために。と言ってもとっくにモニュメント建立は終わっているので鋼鉄が足りないなんてことはなく、自家生産で間に合っている。それでもちょこちょこなんやかんや作っていると無くなるのが精錬金属なので在庫は潤沢であるに越したことはない。あとせっかくのロケットがもったいない、人手も余りがちなので、たまには飛ばしておくか、という感覚。


拠点心臓部は今。

お土産コンプできたのかしらんけど、ここ何度かロケットが戻ってきてもお土産オブジェクトが出てこない。
ほか、特に変更ないと思う。人員も変わらず 20 名。冷蔵庫横の空間がぽっかり空いているのはなんでだったっけというくらい、人員追加のためのスペース検討の件を忘れていた。
酸素、気温、水、食糧、いずれも安定、長期持続中。


表土発電

宇宙方面で一番大きな変更点。やっとできた。石油を使った雑な液体ロックがあるが、寝ぼけて考えていたのはここのことじゃない。この液体ロックはなんか成り行きで設けた。
250 ~ 300 ℃超の表土を適当に放り込んで、拠点近辺で余らせていた塩水を手作業で持ってきてぶちまけて、蒸気が 160 ~ 180 ℃くらいで安定するようになって 50 サイクルくらい放置中。
ソーラーパネルだけではシェルターを閉じた後にバッテリーが底をつくことが多かったけども、これでちゃんと運用できるようになった。

蒸気タービンの冷却には、この左方面から液体酸素&液体水素をつくるための超冷却材のパイプを延伸してきて、1マス分だけ輻射パイプを入れてある。1マスで十分冷える。-110 ℃だったか。

蒸気の温度が 120 ℃を下回るようになったら中の表土の取り替え時だろうけど、その時がなかなか来ない。この表土発電機構をあちこちに設置しても問題ないくらい高熱表土は無数にあるけども、タービンの冷却問題が付きまとうのでこの一か所のみで二の足を踏んでいる。



生き物の記録

ドレッコ厩舎とピップ小屋第2

ドレッコの餌用ミールウッドにピップがひり出す土を与えるのを掃除機で自動化した。そのためにドレッコ厩舎の内装もいくらかマイナーチェンジしたんだったかな。いつやったか忘れたので何をどう変えたのかも忘れた。

初めてスマート格納庫を使った。ピップ小屋の方の自動掃除機&コンベアローダの動作コントロールは、ドレッコ厩舎のスマート格納庫の満タン信号を上部のコンベアシュートに送ることで自動化。
スマート格納庫に空きができるとコンベアシュートが開いて土が降ってきて、下に落ちた土を自動掃除機が吸ってスマート格納庫に、というふうにしたかったけど実はコンベアレセプタが無いと意味がないようで、どうやら下に落ちた土は複製人間が手で適所に配分しているらしい。

ピップはアーバーツリーを適当に食って土を排泄してくれればいいだけなので部屋には何の端末も置かず、なんでもないただの三段部屋になっている。電力配分の都合上、掃除機は上二段分しか糞土を回収できない。なのになぜか三段目にたまりがちなやつらが憎い。

まだまだ再考の余地あり。



ハッチ厩舎

ハッチはドア床の開閉のみでは下に落ちないが、ドア床の上にもドアを並べて閉じてしまえば行動不能になって落ちる、というテクニックを知った。その方法なら産卵から孵化後の部屋移動まで全部自動化できるとのことで、ならばとそういう設計に部屋を変えようと思った。
が、そのテクニックを知る少し前に、下の方にあったネズミ厩舎を上に移動させてしまっており、ハッチ卵部屋をその位置に配置しようと思うと、ネズミたちを再び移動させる必要がある。面倒なんだよ、鋼鉄ドアが要るし、生体だけで 40 匹近くいて、卵も 30 個とかあるから引っ越しも一苦労。

それは置いておいて、では空調ドアを三段部屋に幾つも使って自動化する設計はどうなるかと考えてみた。が、それもそれでだいぶややこしい。部屋の真ん中あたりで上から落ちてきたハッチが、左隅の厩舎本体部分に入るには、中央のドアもセンサーで開閉させることになる。待てよその際先輩ハッチが外に出ないか?または自動開閉する幾つものドアのどこかに閉じ込められるだろう。

など考えていて、ふと気づいた。べつに厩舎内に卵があってもよくね? 卵と生体で7匹分居ればよくね? 本来そうだ。産卵頻度が落ちるから生体で満たしたいだけだ。食糧は安定しているからもうその必要もないのでは。
厩舎の生息数過多にならなければ卵があっても構うまい。そこで生まれてそこで孵ってくれれば卵部屋 → 孵化 → 厩舎の移動の手間はない。産卵率が落ちるなら、孵化スピードを上げればいい → 孵化器設置。
結局手間じゃん。という状態が上図。

卵移動の自動化。
厩舎内が生息数+卵数=7未満なら掃除機は動かず卵はそのまま。8になったら卵を吸い出す。という風にしたいけど、ごつごつハッチの卵は要らない(つるつるハッチは滅多に生まれない。一度死滅させて以来待ち望んでいるくらい)。
しかし自動掃除機&コンベアローダに「ごつごつ卵だけ必ず吸う。ほかの卵は動物センサーのカウントによる」という複雑な指定はできない。そこで何でも吸ってごつごつだけ取り除いて他は戻す、という動作のために固体フィルターを付けた。(2つあるうち1つは石炭分別用)
厩舎内左端のコンベアシュートは生息数+卵数が7未満なら開いて、移動させてきた卵を落とす。7以上なら卵部屋へ。ごつごつ卵は別ルートで卵部屋へ。



パクー水槽

ここも卵と肉の回収を全自動化。
いまだに汚染水噴出孔からの食中毒菌が消せていないけど食っても平気っぽい。
緑藻が余っていたので餌も与えている。



ポークシェル窟

何日かに一回程度、牧畜担当者がぶん殴られているらしく、頻繁ではないからいいかとも思っていたけど、別件として浄水器の汚染土処理の自動化を考えた末に、ここに捨てるのが建設コスト的にもほどよいと思い、コンベアシュートを付けた。
2ヶ所の浄水器からの汚染土だけで十分な餌になるらしい。で、部屋内に卵が一つでもあるとドアが閉まって複製人間入室禁止となる。汚染土は関係なく放り込まれるので飢えの心配いらず。

土の在庫は汚染土が無くともピップのフンがあり、ほかに日々腐った食糧が出るのでそれを堆肥化するだけで収支プラスになっている。ドレッコのミールウッド以外にあまり使っていないし。



キノコ窟

だいぶ前に一時食糧難の兆しが見えて、どっか適当につくった。いや、ガスレンジを使った上級料理用だったかな。天然ガス発電機の排気ガスをここに集め、塩水が引いてあるのは格納庫の中のヘドロの細菌拡散防止用。
最初は手作業で栽培していたけど、拠点から結構遠いので自動化した。できたキノコはここから吸い取られ、途中でコンベアシュートから長い距離を落とされ、バケツリレーみたいな感じで運ぶ。



キャベツ畑

たった5マスであり収穫直後であり塩水で埋まっているので何もないに等しい。これも食糧難の兆しの際にやばいと感じて急ごしらえした。元々このすぐ右の塩水貯めたくぼみに漂白石を集めていて、デッドスペースでもあったのでここでいいか、と。
左の水槽を必要最小限に狭めてキャベツを増やそうと思ってタイルを貼り込んだけど、キャベツ畑を広げるとなると自動掃除機の位置も変えなければいけないことに気づき、面倒臭くてそのまま放置。



ピンチャペッパー農場

いまさら作り始めたばかりで種植え中。種は腐るほどあっても汚染水が満足になく、あれこれ装置を加えて引き込むにも遠かったりパイプ経路の絡みなど面倒だったり。まあ無難に農夫に植えてもらえばいいや、と。
しかし用途のひとつ、エスプレッソマシーンが無かった。

上段は薄い水素空間にパフを閉じ込めていじめているのではなく、塩素噴出口が休眠期。



第二発電区兼精錬区兼冷水生成区。

拠点下方にある。かなり初期からある。書くのが面倒で省略してきたが色々と歴史もある。電解装置と吸気ポンプの不規則なデザイン、タイルや鉱石のでこぼこした区画、乱雑な塩素の溜まり具合、完全に死に体のオキシファーンなどがそんな悲喜こもごもを物語る。
例によってここもチャージポンプ&スイッチトキャパシタ系の設備だったけど、それをごっそり取り替えてだいぶすっきりした。もっとごちゃごちゃしていた。
真ん中の蒸気噴出口の名残り水が無くなったらさらに改築する予定。ここと左隣り1画面分に蒸気噴出口が3つもあるのが意味不明。

そういえば移動チューブを付けたのも最近だったか。
長時間通勤は解消された。



さらに下方の高熱地帯

冒頭の寝ぼけ思考はここについてのこと。
もう 100 サイクルは前だったか。いや 200 サイクル前になるか。二酸化炭素が溜まり、それゆえにスリックスターの厩舎を設け、その下にはデフォルト配置の謎施設部屋があり、以下 200 ℃を超える熱い原油が溜まっている、という状態は以前からだった。
右上から、どこかのなにかのこぼれた水がこの付近に入り込んでくることはずっと前から意識はしていた。それが 200 ℃の原油やその熱の影響下にあるタイルに乗ったりすると蒸気になることも想像はついていた。が、そうなる時がいつやってくるのか、どんなことになるかは予想していなかった。

ある時、ふとここに目をやると、この今は二酸化炭素や塩素が漂う空間いっぱいに薄水色の気体が充満し、当時二段目に生息していた多数のポークシェルやその下のスリックスターたちがばたばた死んでいっていることに気づいた。
今は断熱タイルの壁にしているが、謎施設の入り口部分を塞いでいなかったのだった。そこから熱が漏れ、また別口から下に落ちた水が 150 ℃以上の蒸気になって舞い上がっていたのだった。

急いで断熱タイルを貼りまくり、上の方はとにかく塞ぎ、蒸気をどうにかしようとタービンを置いたが当然 150 や 200 ℃の環境下ではまともに動くわけもなく。次いで熱を下げるならサウナだ、という浅知恵を頼りに上の方に3つ4つサウナを設置。吸気ポンプで蒸気を吸って回した。電力は微々たるタービンの発電、と人力。
熱が上層へ伝わるのを抑制するのに 20 サイクルくらいかかったか。パイプ破損を繰り返しながらサウナの熱破壊でどうにかタービンが少しずつ動くようになったのが 50 サイクル後とか。ポークシェルはとうに息絶え、スリックスターも最後の一匹にまで絶滅しかけたが、余剰電力ができ始めて吸気ポンプを追加でき、上層の二酸化炭素を高熱区内へ送り込むことで難を逃れた。

という顛末を経て、疲弊とともに、飽きた。で、放置。
三週ほどあけて、からの寝ぼけ思考。
液体ロックの件は図のビスコゲルを張ったとこ。そしてウィーズウォートを並べたり、液体クーラーを置いたり、ビスコゲルドアをスリックスターが漏らし落とす原油で壊さないように原油回収用のスウィーピードッグを放ったりなど、様々整理してやっときれいになった感じ。十分汚いが。
この先、この下の 200 ℃地帯を冷却してマグマ制圧を目指すつもり。

続けるとしたらの話。