BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

工場町記録1

Factory Town 、おもしろい。はまった。
チュートリアルがいくらかあったのちキャンペーンモード。
6までクリアした。


最初はいつも大した施設がない過疎村のような状態からスタート。ワーカー(人間、労働者)を配置して木を伐採させ石を採掘させ、中心部の拠点に送る。
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キャンペーン各面ごとにクリア条件があって、6面ともなるとその条件を満たすまでの工程はかなり複雑。shapez.io のように楽々コンベアを設置できるものではなく、Factorio 同様にコンベア自体もまた生産物なのでコンベアを作る施設、その施設で使う資材を作る施設の建設、資材にする資源の採取と、コンベアひとつ作るにもそこそこの工数がある。


とにかく始めは木材と石。
伐採した木材を集めて「製材所」を建て、その製材所にも木材を運び込み「木の板」を製造。
木の伐採 x2、運搬 x2、製材、木の板運搬、これだけで6人。
ワーカーは無尽蔵に配置できるわけではなく上限があり、マップ上に設置した家1軒につき4人まで。家は条件を満たせばグレードアップでき、アップするごとに4人追加可能。そのグレードアップにも資材や生産物がなんなりと必要。最序盤はまずワーカーを充実させることを目指す。


石の採掘。このマップでは少し高い上の台地にある鉱床からしか採れない。コンベアはまだ作れないが、木の板で「シュート」という鉱石系を転がして低地へ降ろせる木製レールが作れる。
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シュートはそのままでは山の斜面に設置できず土台が要る。「木製の足場」というのをシュートを引きたいラインに並べる。もちろんこの「木製の足場」も資材として木の板が必要。
シュートが配備できたら拠点に石を送って貯めつつ、「石工所」を建ててそこにも石を送って「石のレンガ」を作って、また拠点に送って貯める。


この手のゲームではクラフトや建築作業の傍ら、上位コマンドをアンロックするために「研究」をガンガン進めていくのが定石。木の板とレンガが貯まってきたら研究のために「学校」を建てる。学校での研究にはコストとして「コイン」と「紙」が必要。
コインを得るためには食糧が必要。近所にある野菜や果実を適当に収穫、「食品市場」を建てて納入させてコインを得る。また、デフォルトで湖近くに建ててあった「製粉所」からの小麦粉も納入。
「紙」は木材と水から。生産のために製材所を増設、「井戸」を建てて水を運び入れ、できた紙を学校に納入させる。

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ワーカーは人だが、キャラクターが人型なだけであって動作は自動化マシンみたいなもので、この世界では結構融通も利く存在だけど、如何せん1人が物1個しか持ち運べないのが難点。施設から施設への物の移動、貯蔵の量とスピードを上げるにはやはりコンベアが早く欲しい。

研究を進めて設置できるようになっても、生産コストと工程がネック。

「布製コンベア」
 =「工房」で「布」+「木の車輪」x2 +「石のレンガ」から生産
  ~「布」 ← 「綿」採取 or 「羊毛」を「仕立屋」で加工
   ~「羊毛」 ← 「牧場」で「水」と「飼料」から生産
    ~「水」 ← 「井戸」から採取
    ~「飼料」 ← 「製粉所」で「小麦」から生産
  ~「木の車輪」 ← 「工房」で「木の板」x2 から生産
  ~「石のレンガ」 ← 「石工所」で「石」x2 から生産

羊毛生産時に「肥料」もできるので、「小麦」の生えているマスに「農地」タイルを貼り込んで、「農場」も建てて、農場に肥料と水を送って小麦生産を自動化する。

コンベアの数ができてきたら、木の多いところに「営林小屋」を建てて木材刈り取り&再植樹を自動化。その際、木材1つにつきコイン1を消費するのでコインを増やすために食糧生産力を上げる。
調理品を作り出せる「キッチン」を建てると同時に、料理材料を生み出すために「牧場」も建てる。「鶏肉」「牛肉」「ミルク」の3つ分。1つの牧場で複数品目を生み出せるけども、のちのち搬出ルートがややこしくなるので分けた。
いずれも「飼料」と「水」を使用するので、製粉所の飼料生産ペースを上げるために作業員を増やす。「井戸」も3つそれぞれに配置。製粉所のペースが上がるということは小麦の消費速度も上がるので「農場」の作業員も増やす。3つの牧場から出る副産物「肥料」は農場に流しつつ、多すぎて不要な分は「倉庫」に入れる。

また少し離れた場所に「綿」がたくさん実っているところがあったのでそこも農地化。食糧牧場で余った肥料をこちらにも流して、「綿」生産スピードアップ。綿農場の隣に仕立屋を置いて「布」を余分なほど作りまくり中心部に送る。

仕立屋では「シャツ」や「あったかコート」を作れる。ワーカーが着るものではなく、「布」共々、「雑貨屋」に納入すると各種グレードアップに必要な「赤コイン」を得られる。シャツやコートの方が高く売れるけども他の資源と工数がかかり、「綿」→「布」の生産力が無駄に高まったこともあり「布」を直卸するだけ赤コインは十分に貯まっていった。
そんなんで家々をグレードアップして、ワーカーの上限にはだいぶ余裕が出た。

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年月日時の表示も記録もないので、「何年目」という語り方ができない。

この頃の俯瞰
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はたらくひとたちの様子
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3D でこうして様々な視点で観察できるのもおもしろい。shapez.io や Factorio に勝る点があるとすればこの点ぐらいか。ゲーム性も特別劣っているとも思わないけども。



その後しばらく
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あまり変わっていない。「鉄鉱石」の鉱床が近場にあったので採掘し、しかし加工するには燃料が必要とのことで、少し離れたところに「石炭」もあったのでそれをコンベアで送って自動でやるようになったとこ。
あと農場や牧場の供給/搬出作業をワーカーの人手でやっていたのを、あちこち配置換えしてコンベアも高架にしたりと、効率化と無駄な人員削減のためのマイナーチェンジをしていたものと思われる。



またしばらく。
研究が進んで「採鉱所」が作れるようになって、各地の鉱床に置いて鉱石系の採掘を自動化。また徐々に鉄工系のクラフトが増えてきて「機械工場」を設置、鉄道用のレールを量産し始めた頃。
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薬屋を置けるようになったけど何に使うのか、と思ったら「魚」からフィッシュなんとかいう薬を作って「薬局」に納入すれば「青コイン」が得られるとのことで、水辺に「漁場」置いて隣に「薬屋」も置いて繋げて近所に「薬局」置いて、あとは放置。青コイン生産自動化は容易かった。
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さらに後。
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コイン(黄)の生産が消費に追いつかなくなってきたので食糧生産系の施設(奥の方)をまた見直して大幅に変えた頃。拠点に東西の山から繋げてあった石ころシュートが邪魔になって、東側の方は山のすぐ下に倉庫を置いてそこに入れるようにし、シュートは撤去。
空いたスペースに食糧搬送コンベアの高架を渡らせて、食糧資源の供給が安定するようになった。



さらにさらに。
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蒸気機関や機関車の研究が完了、と共に最終クリア条件を確認したら、最後の条件に「エリクサー」とある。なにそれ世界違うやん。詳しく確認したら遠隔地にある「交易所」を利用して、「ポーション」「解毒剤」を入手、それらを組み合わせて最終的に「エリクサー」50 個作れということらしい。

蒸気機関」は蒸気から生産系施設を効率化するエネルギーを生むだけで「蒸気機関車」とは関係なかった。蒸気機関車は「燃料」と「水」を「鉄道駅」から供給させるだけで、スタンドアローンで蒸気動力を生んで煙突から煙を吐きながら運行する。
といったことを手探りで試して理解したのち、その手探り中に鉄道レールも量産できたので、拠点から離れた「交易所」のある場所に「鉄道駅」や必要な交易品を作る施設をがさつに建てまくり、レールをガーッと敷設して異世界品目をやりとりできるようになった。

ポーションは交易所Aにて小麦粉2つと交換。
それを駅Aに搬入して列車Aに積み込んで、駅Bへ。
解毒剤は交易所Bにてリンゴジャムと交換。
それを駅Bに搬入、ポーションを荷降ろしした列車Aに積み込んで、駅Aへ。
交易所Aでは解毒剤+鉄板を「魔法の杖」と交換。それを駅Aの隣の駅Cへ。
交易所Bではポーション+ミルクを「魔法のクローク」(法衣)と交換。それを駅Bの隣の駅Dへ。
路線Bを用意し、列車Bを配置。駅C、駅Dで魔法グッズを回収したのち、交易所Cのある駅Eへ。魔法グッズを荷降ろしし駅Eから交易所Cに搬入。その近くにある黄色い鉱床から「金鉱石」を採掘し、工房にて「金塊」に加工し交易所に納品。
魔法のクローク、魔法の杖、金塊、各 50 個で「エリクサー」1個と交換。

魔法グッズは先行して交易が進んでいたものの、「金塊」の加工は研究の最終段階でのアンロックだったのでそれ待ちとなり、さらに金鉱石採掘からの金塊加工は全部ワーカーの手作業でやらせたので時間がかかった。

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最終的な拠点の様子
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営林地区
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鉄工地区
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綿区
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青コイン区
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農業区
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食&商区
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交易地A(西地方)
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交易地B(東地方)
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交易地C(北端)
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高架のロマン。支柱なし、木造。見切れてスクショミス。
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おしまい。
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採掘は採掘として。
資源を送り込んでの各種生産する施設は、shapez.io で言うところの「混合機」。複数種の異なる施設からの生産物を組み合わせるので、「混色機」に当たるものもある。
幾つもの施設を経由してできたものを拠点に送り込む点も同じ。拠点に貯蔵されたものはコストとして、プレイヤーがあれこれ設置する際の資材として消費される。逆に言えば拠点に資材の在庫が無いと何も作れない。
拠点(ハブ)一極集中しか許されない shapez.io と違って、遠隔地に「倉庫」を建ててそこに貯蔵すれば「共有インベントリ」として利用できるところは親切。
しかしコンベアの敷設がちょっと面倒。地面に直で置けばいいんだろうけど、ワーカーの通り道を塞ぐことになるので全部高架式にせずにはいられない。その反面、高架の支柱は必要とはされず物理法則無視して建築できるので、その利点で不便は相殺と考えられなくもない。



少々不満点も見えつつ、まだいける。やれる。始まったばかり。

キャンペーン7につづく。予定。未定。