BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

最近知った最新の音楽

2021 年現在最新の、とは言っていない。

海外ラジオやユーチューブのおすすめで知って、アマゾンプライムミュージックでよく聴いたりしたやつ。てきとうに羅列。


Too Door Cinema Club / What You Know

よく聴いている Royalfm*1 というベルリンのラジオで知った。ギターの音、ボーカル、リズム&テンポ感、とても好み。ボーカルよりもギターが歌っているメロディーの方が耳に残る不思議。ほー最新のバンドもこういうのをやるのか、と思って調べたら十年以上前の最新。
そういえばその当時に同ジャンルと思われる Delphic とか The Killers とかにハマって、そこらへんで満足したので他の似たような音のやつはもういいやぐらいになったのだった。Vitalic とかも気になったけどキリねえなって。このバンドはその Delphic や Vitalic と同じキツネ系列だったらしい。しかしこんなキラーチューンがあったとは。

それを収録したアルバム、プライムミュージックにあった。一枚丸々良かった。これ以外のアルバム、他の曲も悪くないやつばかりだった。十年遅れで気に入った。


これはわりと新しい曲。ダンス時の表情が良い。


Delphic




My Chemical Romance / The Black Parade

音楽的情弱、甚だしく。これまた十年以上前の最新バンド。全然知らなかったが世界的には物凄く売れたバンドらしい。これはユーチューブが薦めてきた。サムネだけでは全然惹かれなかったけど1億再生超えってことで観たら、べつになんとも思わなかった。でも後日、妙に耳に残っていて再び観た。で、プライムミュージックにあったのでアルバム聴いた。が、べつになんとも思わなかった。
この「Welcome to The Black Parade」だけ、やけに残る。それが代表曲らしいので、ミーハー心に響いたんだなきっと。何度も聴いて、ああこの曲だけ良い、というところに落ち着いた。ライブ映像も観たが、ボーカル氏が高音部を音源通りに歌えておらずがっかり。




Echosmith / Cool Kids

これもユーチューブが薦めてきた。十年近く前の新人バンド。このボーカルのおねえちゃんのミニスカートと口唇がえらく色っぽく、他の三人のうちの誰とデキているのかと下世話にバンドのことを調べたら、四人兄妹とのこと。ほう。
この曲「Cool Kids」、好み。ボーカルと歌メロだけが立っていて、バンドなのにバックの主張がシンセの音以外全然控えめ。曲も極端にパンチが強いわけではなく、ほどほどの火力でサビを繰り返してくるのが巧い。

これまたプライムミュージック。アルバム一枚よかった。




Ra Ra Riot / Too Dramatic

これも Royalfm で知った。例によって十年前の最新。オーソドックスなロックなバンドサウンドに弦が入っていて、ボーカルも弦のようなファルセットで、かっこいい気持ちいい。大抵こういうバンドの場合、弦の人はサポートだけどここは弦の女性もメンバーらしい。じゃあアルバムも同じ感じなのかと思ったら、たしかに感触は同じだけども曲調はそうでもなく。これはシングルを切るべく作ったシングル曲という感じ。洋楽でよくある、シングル曲だけポップ、他はメンバーの趣味全開というやつだった。
尚、プライムミュージックにはこの曲が入ったアルバムは無いのでアイチューンズストアで一部試聴しただけの感想。他のアルバムもあまり気に入るものではなかった。




Moaning / Fall in love

これはどこのラジオだったか忘れたけど、YMO っぽい音がして惹かれて調べて知った。なんと 2020 年の曲。十年前が最新のこの情弱耳にとっては未来の曲と言っていい。
米インディーレーベル Sub Pop のバンドらしい。未来の曲にしては、打ち込みの音の質感が古めかしい。だがそこがいい。

プライムミュージックには無かったが、公式でアルバムフル試聴動画がある。

Uneasy Laughter

Uneasy Laughter

  • アーティスト:Moaning
  • 発売日: 2020/03/20
  • メディア: CD




The Joy Formidable / Whirring

十年前の最新。これはその当時になにかどこかで耳にした覚えがある。たしかふつうの FM のラジオで耳にして、その局のウェブサイトで今かかった曲を調べて、このジョイフォーミダブルというバンド名を覚えた記憶もある。だから今になって引っかかった。が当時はバンド名を覚えたとこまでをすぐ後に丸ごと全部忘れた。からの今に至り、結局ユーチューブが薦めてきて思い出した。
悲哀トーンを含んだ女性ボーカルで、メロディーがわかりやすくて、バックがオルタナゼロ年代には日本にもそういうバンドがたくさんいて、そういうのを結構買ったもんだ。のち、ほぼ全部捨てたけど。この曲、このバンドもまた、良いは良いけどやはりすぐ捨ててしまう、ようなもんだな。
忘れて十年思い出さなかったのも納得。




スピッツ「紫の夜を越えて」

最新型未来の今の曲。
作風に新しさは全然無いが、それでこの楽曲パワー。強い。


これ以外の 2021 年最新は全然知らん。(アニソンは除く)
そしてまた十年遅れる。わかっていても聴かない。惹かれないから。たぶん耳が猫舌みたいなんだな。できたての熱いやつを放り込んでも味がわからない。火傷するのが嫌で食べたくない。十年、冷めるのを待つ。