BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

21夏アニメ雑感 主に2話

不滅のあなたへ 13 話
新章。だが、グーグーとリーンの件をずっしり引きずっていて、良い。
他方、失ったマーチの記憶を強引に回想、シルエットだけど声がして、それだけで泣ける。小憎らしくも清い子ってやっぱり改めてズルい。
津田観察者との会話でこの作品が語る本質的な部分が見えてきた。具体的には理解しきれないけど、すべてが都合よくはないって意味付けがあるような、なんかそんな。だからこそ儚く散ったマーチやグーグーの記憶の描写が沁みるし、生きていて着いてきてこの話に参加し続けるのが老い先短いピオランというのも、恐らく根っこの似たような理由からの人選だろう。
しかしもうここまでの作品となるとそれも、理不尽皮肉ベースの悲劇的な見方をしてもらうことも、先を読ませることも計算ずくだと思うんだな。これまでがそうだったし。その上で、予定調和を振り切って、予定通りだけど調和では済まさない勢いで引き込んでくるからすごいなー。また過言だとも思うし相当ハードル上げているけど、関係ない関係ない。
細かい点もいっとこう。
AB パート切り替わりアイキャッチにグーグー追加。地味に悲しい。
OP/ED 変更なし。いいよ。NHK アニメだからとか、予算やスケジュールの都合で変更する余裕がないとか、事情があったとしてもこれで正解。慣例的に変更されるより一作同じテーマを張って通してくれる方が骨がある感じがする。


うらみちお兄さん 2話
やっぱり基本はあんまり面白くない。恐らく原作ベースの面で。アニメ化により、そして名うての声優陣と幾らか演出の力により一応笑えるレベルにはなっている感じ。笑えるところはある、感じ。
笑えるのは主にやはり宮野真守ゾンビランドサガ巽幸太郎でこの人の楽しみ方を知って以来、つまりツボかも。
あと今回で言えば、花江夏樹。なんでこんな端役にこんな人を、しかも特にフィーチャーするわけでもなく、っていう意外性で笑った。
面白くない、自分の感覚とはズレていると感じるのは、例えばディレクターのひと。このひとは喋らせない方がいいと思った。のんのんびよりの兄ちゃん的扱いでいいのに。
あと歌もいまいち。水樹奈々の歌唱力に対して詞が弱い。恐らく原作の詞が先にあってメロディー後付けだと思うので作曲は頑張っていらっしゃると思った。


転生したらスライムだった件 38 話
国々も登場人物も名前が挙がってはそれなんだっけ?と混乱するばかりで、回想や過去話も入ったりでややこしくついていけなくなっている。36.5 話でおさらいしたのも既に忘れている。
そんな中、ここでもナンバーワンお天気アプリ花江アレルギー。そういやこいつ出てたな。


チート薬師のスローライフ 2話
改めて見ると、このすば4期と称賛するにはほど遠いぬるさである。福島潤のせいで面白いような気がしてしまうが、あまり笑えるところはない。
ところで、ラマルファミッシェル立山という声優さんがいることを初めて知った。ファイルーズとかタケダラリサとかを飛び越えてすごい名前だ。いや、モブ役名「長女」に対してのこの演者の名前がフィクション感強すぎて、そのクレジット表記のインパクトがすごいというだけだが。ブリドカットセーラ以来の。


月が導く異世界道中 2話
つまりだ、神様になったのと鬼滅と TARI TARI なわけだキャスト的には。
話は転スラみたいな国づくりを始めたな、と。


カノジョも彼女 2話
ルックスよかろうと料理ができようと、ひとの指紋使ってまでスマホ盗み見するような女は引く。加えて登校拒否。そこらへん構わずなんでつるっと話進んでんの。原付免許取りたてで二人乗りするくらいに大問題だろ。
終了。


迷宮ブラックカンパニー 2話
面白くないかも。


乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった...X 3話
勢女の人たらしは万能です。
メアリーの声に全然スライム感がなくて岡咲美保なかなかすごいなと思った。と1期の時も書いた気がする。


100万の命の上に俺は立っている 14 話
やけに耳を惹く声がゴロゴロ。あとプチミレディ


ダイの大冒険
38 話
「ゆうれい小僧」、「おまえに説教されたくない」
ゆでたまご先生に喧嘩売ってる。
39 話
東地宏樹の声に相変わらずダグザさんを想起する。
40 話
梶ヒュンケルまた再登場。毎度最もおいしいタイミングでの登場になるようにマネージャーが根回ししている疑惑。


かげきしょうじょ!! 3話
うおー三石さんやー花守と親子役で絡んでいるー、といった方向に気を反らさなければ具合悪くなりそうなエピソードだった。そりゃ自分は気持ち悪いおっさん側に類別される者だが、小さい女の子の恐怖描写が妙に生々しかったのでなんか目を覆いたいんだけど観ずにはいられないんだけどというところで、嫌な鳥肌が立ちつつ見入ってしまった。もっと酷い行為にまで至らず済んだというのも変に怖かった。さらに「その後男は居着いた」もサラッと恐怖を煽った。
さすが少女漫画なヤバさ。予想以上の作品かも。このタイトルもなるほど。


精霊幻想記 2話
まだふつうの異世界転生ものかな。丁寧につくられているような感じはする。