日記。
ハウジングも上位鉱石採りも飽きたので、三番目の大ボスに向かうと思われるメインシナリオと思われる「アイアン川の次元界アンカーを5つあれする」を進めた。
ここで言う『アイアン川』とはマップ上に見る川とその川辺、流域そのもののことではなく、「アイアン川エリア」としてゲーム的に設定された地域のことを指す。メインシナリオ3面、ステージ3の名前が「アイアン川」ってことだ。こういった事の説明は何もなくプレイヤー側で解釈するしかない。日本語翻訳の問題かもしれないが、キャラクターの会話やアイテム説明のテキストは無駄に長いのにこういった基礎的な情報の説明に乏しいと感じることがある。
いや、どうでもいい。
4つ目のアンカーはマップ真ん中付近の集落を漁って難なく済んだ。
箸休めの shapez2 で一日潰した後、少し脇道に逸れつつ5つ目に向かった。4つ目の所から北、グレイウォーターから北東に位置する集落を目指す。
4つ目に来る前に四輪車を作ったので途中まで車で進んだが、周囲にアイテムなどの見落としがあったらいやだなと思って急停止。そこが駐車場かと思ったら敵地で、どさくさ紛れに突っ込んできた腐蝕オオカミと戯れつつ、駐車場警備員どもをパチパチやりつつ、どうやら山の上にあるらしい目的地に小走りしていく。
日が暮れてきたのかと思ったら雲行きが怪しくなった。と思ったら予期せぬミッションが左上に表示される。「マニブスを撃退せよ」とかなんとか。ほどなく画面上部にボス戦で見る長いメーターが出る。
え、なにそれ、どこ、なに、それなに、初めて聞いた、いやそれは嘘、『マニブス』はこの PvE シナリオのタイトル。タイトル回収? で、どこ!? なに!? え、Lv50? はぁ!?
といった感じで混乱しつつ周囲を見回すと、向かう山の上、遠くに天から垂れ下がった竜の首のような長い灰色の禍々しいのが三本蠢いている。あれか!?
しかし攻撃されている気配はない。他にミッション対象っぽい異常物体は見当たらない。ひとまず、距離は遠いっぽいけどそれに向かってハンドガンを一発放つ。無反応。えー、ちがうんかい。
あれ? よく見たら長い手だ。なんてのんきに気づく。長い手が三本。地上をがさごそ漁るように揺れている。腕に所々、この世界のモンスター特有の赤紫の発光部がある。手首に黒いモヤッとしたシュシュみたいなんが巻かれていたりもする。
発光部ってのはそれ、狙い所なのでは。ってことで、自慢のスナイパーライフルに持ち替えて、赤身を狙ってドッパーンと放つ。「80」って出た。効いてないけど効いた。ダメージ値らしきものが出るってことは攻撃が通じるってことだ。
また一発撃つ。「3160」とか赤い数字が出た。さっきとどう違ったのかわからんが良い当たりだったようだ。ならばと次々撃ち込む。どうやら黒いシュシュを狙うのがいいらしい。或いは赤身を狙ったようでいて外れたり命中したり、距離が相当遠いだけにエイム~発砲~着弾のタイミングが全部ズレるのだろう。
マニブスこと手からは時々発光弾が飛んでくる。大木のボスがやってきた攻撃と似ておりローリングで避けることは容易い。時々手とは別のモンスターがやってくる。手から気を逸らすための雑魚かと軽く蹴散らしていたが、そのうち一体どれだけダメージを与えても全然 HP バーが削れない奴がいて、猛烈な反撃を受けて一旦死にかけた。っつうかあいつがマニブス本体なんじゃねえか。
アドレナリン打って戦線復帰したらそのマニブス本体(嘘)は居なくなっていた。が、なぜか上部のボスメーターが全回復しており、半分以上減らした苦労がどっかいって軽く絶望。と思いきや左上のミッション表示の文末に「(1/3)」と書いてあり、よく見たら天から垂れ下がる腕が二本になっていた。一本は撃退したわけだ。
『撃退』。『殲滅』などではない。手段や過程はどうであれ、退かせればいいわけだ。と納得はしたものの、採りうる手段はひたすら撃つしかない。
ひたすら撃って、結局一度もボスメーターは減らし切れなかったけど撃退には成功、ミッションはクリアできた。
軽く放心の中、5つ目の次元界アンカーは難なく済ませ、その集落の探索も終わらせた。
んな感じでした。