日記。
数日前の。
推奨レベルの低いサブクエストを幾つか回る旅。
LV10 台を概ね潰して、と言っても2つ3つだったけど、その後クエスト一覧を確認したら、過去にやることやった後で最後に依頼主に報告しにいくっていう部分だけを済ませておらず未達成になっていたクエストが幾つかあることに気づいたので、それらを済ませた。と言ってもメインシナリオを進めるためにグレイウォーターキャンプに行ったらどれもそこで終わらせることができるものばかりだったので苦労はなし。
メインシナリオ、新しい土地に進んだ。
と言ってももうシーズン切り替わり時期でこのまま続きがいつまでできるのかわからない。だからってことでもないが、道中でこのゲームのマスコットキャラのひとつであろうあの路線バスの化け物に接触してみた。
これまでも、ゲーム開始当初からあちこちで何度も見かけてはいたが、見た目の危なさ以外にどういうやつなのか全くわからず、近づいたら殺されるに違いない、戦えるとしても自分に勝てるわけがないと思って、近くに来たら逃げるか遠巻きに様子を窺うに留めて積極的な行動は避けてきた。
長らく何度も様子を窺ったり、また風の噂も得たりして、どうやらあのグロバス自体は思うほど危険ではないらしい、バスの中に何かあってそれを取るものらしい、と知った。
加えてここまで100時間のプレイでこの世界と自分というキャラクターにそれなりに色々と慣れてきた。だからほんのりとうっすらと自信もあったのだろう。死なない自信ね。
といったようなことで挑んでみた。
護衛のグナワーズが鬱陶しいだけで、特に難なく済んだ。
普通一般的なプレイヤーならきっと初めて見かけた時点でこいつに接触し、とっくになんやら済ませてとっくに気にもかけない道端の障害程度の存在になっているに違いない。
ヘタレ高齢プレイヤーはレベル40以上になって、こんなもんよ。
そしてもう一つ、今まで避けてきたこと。
領地でのスターなんたらの浄化。
プレイヤーが自発的に起こす領地防衛イベント。諸々のボーナスミッションの課題にあって、いつかやるべきなんだろうと思ってはいたものの、メインシナリオを進めるに当たっては直接関係ないことらしかったので、なぜわざわざ自分から傷ついたり倒れたりしにいかなきゃならんのだという思いでやってこなかった。
しかしこれもまたやはり100時間の経験による自信なのか、まあそろそろいけんじゃね?くらいの軽い感覚になったのでやってみた。
異界エコⅠ、8個の浄化。最も襲撃レベルが低く敵の数が少ないやつ。浄化個数が9以上になるとレベルがわずかに上がってしまうことを確認した上で、とりあえず試しに挑んだ。
結果。わりと軽くいけた。
が、少し反省もあった。
いつものボス戦でもそうだが、戦闘補助のデビエーションを出すのを忘れた。それと建築で戦闘設備を色々準備するのも忘れていた。
ということで、防御壁や罠を幾つか仕掛けたのち、8個浄化おかわり。
再び軽く終えた。
が、自宅の立地に問題があることがわかった。
裏手に数メートルの高い崖があって、そこが領地エリアに入っているため敵が高所に涌くことがあって、そいつらが飛び道具を投げ下ろして来るのに少しイラッとした。こちらの銃撃が当たる距離ではあったので大したことはなかったが。
これは対策の取りようがないので、見つけたらがんばって撃つ、とした。
もう一度おかわりの三戦目。
修繕していない家屋の一部が破壊されたが、他に問題はなし。
損傷箇所をフル修繕+ライフルタレットなどを追加してさらにもう一戦。
今度は16個に増やしてレベルを上げた。これで一日の浄化数上限40個。そしたら過去の通常戦闘でもあまり見かけたことのないエリートが二体、二種やってきて一瞬こわかった。が、適当に撃ちまくって問題なく済んだ。そうか、あいつらエリートだったのか。
タレットは自分の守備位置から死角になっている所に設置したので活躍度合いは窺えず。
エリートは少し厄介だが、これくらいの攻勢ならなんとかなるか。
また気が向いたら次は異界エコⅡに挑んでみてもいいかもしれないという気になった感じがあった気がしたかもしれない。
次。
調理、栽培系ミッションもボーナス報酬が得られそうだったので少し真剣に取り組んでみることにした。領地引っ越し前の場所では試しに小さな畑を作ってはいたが、収穫物のメリットが見出だせず二回くらいで栽培をやめた。
今回もボーナス報酬目当てなのでそれが済んだらやめてしまうだろうが、水とか肥料とか、必要なものに凝り出すと所有在庫がなくて色々と手間を掛けることになった。
意外とその手間に奔走する時間がなんとなく楽しかったので、もう少しまともに農業設備を整えてやるのもありかもなー、と思った。思った、で終わる可能性は大。
んな感じで、このへんやっとコンプリートしたり。
色々報酬を得たものの、やはりこんなもんもっと早い段階で得る報酬だったのだろう、得た武器等は現時点の装備品の力量に及ばず。逆に言えばこれらゲーム側からのサポートサービス品なしにやって来れたってことだ。レベルと時間さえ掛ければド下手でもなんとかなるゲーム、とまた再認識。
次。
メインシナリオに戻る。
次の段階の武器防具が欲しい、次に進むには今より強くならな、と思うと次の段階の素材を集めねばならん。となるとメインシナリオの集落に進むしかない。ってことで素材目当てに、シナリオは二の次で集落の偵察と探索を軽くやって帰ってクラフトしよう、ぐらいの感覚で行った。
そしたらなんとかって集落に足を踏み入れて即、目線の先に次元界アンカーを発見。その近くの建屋に登ったらそこに秘蔵箱発見。いや早い早い。そんなつもりじゃないってば。通常素材が欲しいだけなんでーってゆるくぬるーく、武器もクロスボウをメインで撃った矢を執拗に回収しながらだらだら探索していたのに、どこかで見たような地下道に入ってみたらば、奥の奥にヤバそうな大部屋。
これ、もしかしてインタラクトするとさー、あのー・・・
って嫌な予感しつつ「F」を押すと、やっぱりねそうですよねのボス戦。過去三度のシナリオ中盤にもあった予行演習ボス戦。慌ててスナイパーライフルを用意。静かに佇む黒い大きなやつに一発ズドン。
「0!」 あ、まだスタートしてないのね。
接近していったら本番開始のカチンコでも鳴ったのか、咆哮を上げて大物俳優さんが動き出す。まあ待ってくださいよ。今回は慌てない。一旦適当に距離を取り、デビエーションの蝶々を召喚。大物さんが背後から何かやってくるが逃げ回って転げ回っていたので状況は知れない。
少し良い距離になったかなと振り返って銃を構えた刹那、画面上部のボス HP メーターの色が一転、最初と似たような咆哮を上げたかと思うと、「挑戦成功」の文字演出。え?
自分が転げ回っている最中に蝶々が特大ダメージを与えて一瞬で終わったらしい。
おい今までの3ボスなんだったんだよ!
中ボスとはいえそんなもん? それでいいのか。いいなら主人公いらんやろ。
デビエだけで世界救っとけや!
むしろここまで来るのに LV48 も重ねるドヘタレプレイヤーなんてデビエにもカゲロウにも足手まといのクソ足枷でしかねえだろ。
そういった野次は今その時を思い出したら出てきた言葉であって、「挑戦成功」の直後はとりあえず無血勝利ヒャッハー!な気分であった。デぇビエーショんサーマサマだーい!って言ったあと普通なら頭上から鋭利なものが降り掛かって大喜び顔の頭部がスパーンと飛ぶのがお約束なのだけど、そんなこともなく。
あっけない。肩透かし。
集落の探索も全部済んで、帰宅。
そんなこんな疲れて一旦ここまで。
そういえば 3D 酔いはどこいったんだろう。このゲームだとあまり感じない。たまに気持ち悪くなる時はだいたい寝不足の時。そういう点でも自分にとって珍しくハマっていられるオープンワールド。もう無理もう無理と思いながら、新シーズンでどうなるか不明ながら、まだもう少しだけ続くだろう。