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BOOTSFIGHT IN THE AIR

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

カードサバイバル 七人目 (6)

角倉志三夫のサバイバル生活、終章。 135日以降。 木工スキルが上がり、弓矢を作り、黒曜石のナイフを作り、なんか彫り、などしたが、如何せんメンタルは全く復調せず時間を浪費し、嵐も頻繁で外作業や外出をしては風に遮られ、食糧の賄い作業に終止する…

カードサバイバル 七人目 (5)

四度引き続き、三夫のサバイバル生活。孤独のストレスから精神を病み、日々をただひたすら無意味に生き抜くだけの男に、もはやかつての家族や姓についても考える余裕はなく、また必要もなかった。 111日目。 ジャングル入口付近に仕掛けた丸太の罠に、初…

カードサバイバル 七人目 (4)

続続続、桜花舞上三夫改め角倉志三夫のサバイバル生活。尚、本人は旧姓に戻されたことも妻との断絶も知らないまま。 91日目。 満三ヶ月も問題なく過ぎ、 寝袋が作れるようになったものの、作っても使う予定はなく。 94日目。 雨来た。またひと月ぶりくら…

カードサバイバル 七人目 (3)

続続、桜花舞上三夫のサバイバル生活。婿養子で妻の名前は「飛来飛来」(ひらひら)。 義父の名前は「兵丁」(へで)。 義母の名前は「和恵内」(わけない)。 義弟の名前は「真剣丁」(まじで)。会社の金を使い込んだ三夫が姿をくらまして二ヶ月。彼の無人…

カードサバイバル 七人目 (2)

続、桜花舞上三夫のサバイバル生活。順調に五十日を超えて、からの。 52日目。 貯水池ができた。 作り方を考え(研究)ながら、恐らく泥のレンガとかが必要だろうと予想して素材集めに奔走。作り方の思考が極まった後すぐに作り上げた。 しかし雨が降らな…

カードサバイバル 七人目

桜花舞上三夫(さくらのはなまいあがる・みつお)謎の無人島からの五人目、六人目の死者として報道され世間を騒がせた角倉志兄弟、その二人の弟である三男。三十代、企業取締役。 大学を出て象県鹿島市の某一流企業に運良く就職。数年後、会社の経営陣である…

うつつ雑感 244月

ゲーム近況。あれ以外。おうちつくったり おさかなつりしたり しかさんおいかけたり にもつごそごそしたり ベルトぺたぺたしたり パズルしてまわったり 色々手を付けてはみるもののあまり長時間はやっていない。デモ版をやりつくしたオートホージは買わず。 …

カードサバイバル 六人目 (3)

続続、角倉志二夫のサバイバル生活。嵐に見舞われ続けた日々のあと。 61日目。 暑い。 危うい暑さのために靴と手袋を脱いだ。葉っぱの帽子が壊れてしまったが、資材をケチって代わりを作っていない。 暑いぞジョー。 62日目。 あんなに続いていた嵐が去…

カードサバイバル 六人目 (2)

続、角倉志二夫(かどぐらし・ジョー)のサバイバル生活。 36日目。 食糧豊富、体調万全、油断大敵、先行不安。 無難に無難に。石橋は叩き壊して渡るべからず。 38日目。 憎きウミヘビを久々に討ち取った。 いいぞジョー。運だぞジョー。調子に乗んなジ…

カードサバイバル 六人目

角倉志二夫(かどぐらし・ジョー)一夫の弟。四十代、会社員。 例の無人島五人目の死者となった兄の後を追い~云々などと前回に続くでっちあげストーリーを適当に書き連ねることは容易いが、連載小説仕立てにしたいわけでも物書きになりたいわけでもなく、あ…

カードサバイバル 五人目

角倉志一夫(かどぐらし・かずお)自称冒険家。四十代、無職。 ある無人島への取材に旅立ち消息を絶ったテレビ局関係者Yと付き合いのあった男。「例の無人島に行ってみる。二週間経って俺が戻らなかったらまあ笑ってくれ。後を追って探したりするな。」とい…

カードサバイバル

Card Survival: Tropical Island 偏屈ゲーム好きな人々の間で局地的に人気らしいサバイバルシミュレーションゲーム。ビジュアル、UI がチープ、雑なスマホゲー感、全体的になんか、といった理由から、存在を知った時に食わず嫌いの拒否反応が出て敬遠しかけ…