BINTA

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「長門有希ちゃんの消失」

変則四ヶ月放送、16 話で最終回。5 話から観始めて一応最後まで観た。
終盤は妙にしんみり感が強かったけども、おもしろかった。
長門有希ちゃん』が消失して『長門有希』に変わって、の流れでオリジナル「ハルヒ」の世界とクロスフェード的に繋がって、夢オチかなんかで終わるのかと思ったけど、そんなこともなく、これ一本単体の学園ラブコメ作品として成立するように丁寧に作られていた、のかな、と思った。でもオリジナルを知っている方がより楽しめる。去年の夏、ニコニコのカドカワ祭りで何の気なしにオリジナルを初めて観て少しはまって、時代遅れも甚だしいと我ながら馬鹿馬鹿しく思っていたけど、この作品があったおかげで、観ておいてよかったと思えた。最後、エンドレスなオマージュでオチをつけたのだけは、オリジナルを観ていないと意味がわからなかったかもしれない。
アニメ化されたのは原作漫画内では途中までらしいけど、きれいに終わったように見えたので続きは特に期待しない。それよりももう一度オリジナルの方が観たくなった。