BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

秋アニメ終

日々労働に目を回し続けているうちに、秋アニメ終了時期。

ワンパンマン

全 12 話、視聴完遂。
結局、よくあるパワーインフレ型のバトルアニメだった。主人公が一戦ごとに成長して強くなっていくのではなく、最初から持っている超絶な力の出し加減をほんのちょびっとずつ高めていく、ということにして類似作品と差別化を図っただけ。いや、回を追うごとにより強い敵が出てきているだけで、繰り出す決めのワンパンの力は毎度同じだったのかもしれない。だから サイタマ 一人の活躍を描くのでは単調で毎回一瞬にして終わってしまうはずなので、そうさせないために ジェノス 他の数多の凡ヒーローたちを サイタマ の比較対象的に活躍させて、そいつらでドラマをつくる、という作風。開始当初、主人公だけがつまらない、と感じたのもそこらへんが原因だった。
一見して子供向けっぽいし、実質やっぱり子供向けだったけど、全話通してみると、今クールにおいては良い作品だった。今クールにおいては。豪華声優多数ゲスト出演も納得。内山昂輝 には驚いた。よかったと思うよ。あと主題歌、OP も ED も良かった。
突出したところはないけど、各種平均点の高いアニメだった。

進撃!巨人中学校

全 12 話、視聴完遂。
前半 5 話くらいとラスト 2 話の半クールぐらいで十分だった気がする。話そのものはどこの話数をとってもしょうもないもので、おもしろさの肝はパロディをうまく盛り込んだ脚本と、オリジナルそのものを生かした声優さん方の無駄に熱の入った演技。だった。反面、ギャグ要素、悪ふざけ成分が多くなるとつまらなく感じた。
作風からして子供向けなのだろうから、真面目に感想述べる方が馬鹿だけど。

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)」

全 12 話、視聴完遂。
寒すぎず盛り上がりすぎず、意外に安定した作品だった。作画は不安定だったけど、ストーリーはほとんどぶれなかった印象。ちゃんと全話を見据えて計算して各話がすっきり配置されていた、ような。だからキャラクターや声優さんにいまひとつなところがあったりしても、ひどく気に障ることなく観ていられた。シリーズ構成のひとの力かな。でも基本的にレギュラーの声優陣はよかった。このひとらが駄目だったらもっと評価は低かったかも。1 話で切ったかも。
このタイプのラノベ作品を全話観続けられるとは思わなかった。続編があるなら観るかも。