日々労働に目を回し続けているうちに、秋アニメ終了時期。
「ワンパンマン」
全 12 話、視聴完遂。
結局、よくあるパワーインフレ型のバトルアニメだった。主人公が一戦ごとに成長して強くなっていくのではなく、最初から持っている超絶な力の出し加減をほんのちょびっとずつ高めていく、ということにして類似作品と差別化を図っただけ。いや、回を追うごとにより強い敵が出てきているだけで、繰り出す決めのワンパンの力は毎度同じだったのかもしれない。だから サイタマ 一人の活躍を描くのでは単調で毎回一瞬にして終わってしまうはずなので、そうさせないために ジェノス 他の数多の凡ヒーローたちを サイタマ の比較対象的に活躍させて、そいつらでドラマをつくる、という作風。開始当初、主人公だけがつまらない、と感じたのもそこらへんが原因だった。
一見して子供向けっぽいし、実質やっぱり子供向けだったけど、全話通してみると、今クールにおいては良い作品だった。今クールにおいては。豪華声優多数ゲスト出演も納得。内山昂輝 には驚いた。よかったと思うよ。あと主題歌、OP も ED も良かった。
突出したところはないけど、各種平均点の高いアニメだった。