BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

逃げろ

ヱヴァ おもしろい。久々に TV 版を観直し始めた。
十五年ぶりだな。ちがう。五年ぶりぐらい。



三島事件。右とか左。領有権問題。サンフランシスコ講和条約
など、ウィキペディアを読みまくった。



世界情勢と日本政府と各々周辺含めた動向、といった世の動きが妙におもしろいので、音楽とかアイドルとか、たまらなくつまらなく感じる日々。



田中れいな 卒業。
感傷の類が露ほども無い。おめでたいとも残念とも思わない。「One・Two・Three」が出た時に、6期の時代などもう無いことを悟り、その時点が卒業だった気がする。



ハロプロ が両A面シングルを乱発する意味、理由について考えた。
ひとつは、アルバム対策に違いない。オリジナルアルバムにはシングルA面曲が必ず収録される = シングルのリリース数はそのまま、A面曲を増やすことで必然的にアルバム用新曲の制作量を減らせる。Berryz工房6th 雄叫びアルバム』がいい例。いや悪い例。酷い例。
なぜアルバム用新曲の制作量を減らす必要がある、と考えるのか。どいつもこいつも複数種発売で、c/w にはそれぞれ異なる新曲収録なんていうことをやってきたから、制作体力が疲弊している可能性がある。最近のアレンジ頼りの楽曲群をみるにその可能性は高い。或いはつんくの喉の影響でできないのか。

もうひとつは、ハロコン対策。今やメニュー違いの二種公演が当たり前の全員参加合同コンサート。この二年ほど観ていないけれど、調べたところ各グループの最新シングル曲を並べるプログラムが前半にあることは変わっていないようで、そこについては二種公演とも同じ演目になっていたはず。恐らくそこにマンネリの懸念があるんだろう。
そこで全グループ、開催日近辺発売の最新シングルを両A面にしておけば、A公演では両A面の1曲目、B公演では2曲目を披露することにして、最新シングル曲コーナーを公演ごとに別々に構成できる。はい、これで全公演参加型の強力おまいつ様方もご納得。ということにしたいのではないかと。

つまりはその程度の意味しかない。発売時、発売年度の施策のことしか考えていない。楽曲の作品価値のことなど全く度外視した両A面、というわけだ。
もちろん、こんな考えはいちファンの妄想でしかないし正解の答え合わせもできない。案外「2曲ともA面にしたかったから両A面にした」という身も蓋もないそのままの理由が本当の本当のところなのかもしれないけれど、どの曲にもタイアップも目立ったコンセプトも無いらしいことから考えても、以上に述べたふたつもあながち的はずれなことでもないと思う。

偉そうに論じた上で、たぶんどれひとつ買わないんだけど。