BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

壁 / 14さい、ダイオージャ了

再び何もつくれない時期がきた。何もできない。



寒い。



iPod touch の アルバムウォール 問題、少しは慣れたものの、まだやはり苛つく。調べたら、画面を見ずにスワイプとかタップとかだけでミュージック関連の操作ができるアプリがあることは分かった。けど、有料だったり自前のプレイリストを使えずシャッフル再生のみだったり、かゆいところに手が届かない感じのものばかり。100 円 200 円なら全然負担ではないのですぐに入れてもいいけれど、なんかな、こんなしょうもないことのために一円でも払うのかと思うと余計に腹立たしく思えて、どうにも・・・。
ひとまずの解決策として、アルバムウォール 画面が発動する前にホーム画面に戻して操作を終える、ということを癖つけることにした。それでも忘れてしまうこともあるし、ホームボタンを押そうとする動作によって発動することもあり、完全解決とはいかない。なぜこの機能だけこんなに敏感に反応するんだろう。戻す動作にはくそ鈍感なくせして。



春ぐらいに買った 楳図かずお『14歳』完全版、全四巻
をやっと全部読み終えた。
十何年か前に文庫版で二度ほど読んで、以来久々。
三度目にしてようやく、どういう物語だったのか理解できた。
新規追加された 18 ページ。とてもきれいで、感動的だった。
最後の最後の言葉は、おもしろい。
ストーリーを飛び越えて、色んなメッセージが含まれているように思えて、
しばらくそこのページを見つめた。
巻末ロングインタビューもよかった。
全然言及されていなかったけど
話の根底にあるものは『わたしは真悟』とも似ていると思った。



ダイオージャ、全話終了。
最後、これからが本当の旅・・・、ええー。
最終話直前のゲストに 神谷明
ミト王子 をライバル視する軽薄小者野郎という役柄。
同年放送開始の『うる星やつら』で 古川登志夫 と共演しているので
そんな縁での出演、および役柄になったと思われる。
番組後期、ミト王子 の台詞量や出番が心なしか減っている気がしたのは
うる星やつら』が始まったせいだったのかな。
スケさんの長い説明台詞のあと、それを受けて返す言葉が
「うん」て言うだけの時とかも何回かあったり。
バルジャン&ジンナイ のコントシーンの時間が長めになったり・・・
と思いつつよく調べたら、永井一郎 も『うる星やつら』に出ていた。
でも ファーストガンダム で毎話二役三役当たり前にこなしていた
永井一郎 にとっちゃ二番組の脇キャラ出演なんて楽なものか。
他には
スケさん カクさん が全 50 話を通して「待てー」と言った回数は
通算でどれくらいになるんだろう、なんて考えたり。
あと、最終回前の 49 話、
開始後 5分15秒 頃に聴こえる街のパレードと喧騒の音が気になった。
とても聴き馴染みのある音で、なんだろうと考えて、すぐに思い当たった。
ユニコーンの「雪が降る町」の最初、イントロ前に入っている
年末の町の音をイメージさせる SE だった。
確認したところ、やはり非常にそっくり。
ただし、「雪が降る町」で聴ける音の方が格段に音質が良く、
人のざわめきもステレオで聴こえるので、当然といえば当然、
ダイオージャ からサンプリングしたものなどではないっぽい。
恐らくパレードの音楽としてスタンダードな何らかの管弦楽曲があるんだろう。
しかしこの年末の時も時、
そして最終回というタイミングも手伝って、
作品内容と関係なく、なんともいえない感動をおぼえた。

あと、そういえば昔、
本放送時だったのか夏休みの昼の再放送だったか、
オープニングの歌が終わった直後のところで画面が止まって
そのまま一分くらい無音ののち、
「しばらくお待ちください」の画面になって、えらく怖かった記憶がある。
言ってしまえばただの一ロボットアニメに過ぎないこの作品に
妙に思い入れがあるのは
その強い「怖かった記憶」と結びついているせいなのかも。