BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

21夏アニメ雑感 おわり

不滅のあなたへ 20 話
よかった。久々にこの作品の良いところが詰まっていた。
正直ジャナンダ島での話は全部なくてもよかったんじゃないかとも思うけど、わずかな裏話に成り下がっていてもピオランとの絆を描くっていう部分では必要な期間だったのかな、と納得できないこともない。
今回序盤はドリフ風コントのギャグ回みたいな感じで不安もあったけど、それも最後にがっつり泣かせるための振りだった。認知症になってフシを煩わせるのもよかった。そこでノッカーとの戦闘にならないのは都合の良い話だが、話の主題はそういうことじゃないからかまわないんだ。
最初はモブのババアかと思ったピオランだったが、まさかこんなに重要で愛すべきキャラクターだったとは。
こういうのが観たかった。と思った矢先に、「それから数十年が経過した」
で、2期は一年後って、ええええ。制作体力の限界は端々に窺えていたものの、そうなるか。やむを得ん、待とう。
しかしこれ、珍しく原作が読みたくなった。



かげきしょうじょ!! 10 話
運動回。運動会という名の台本のないアドリブショーだったというわけか。演者たちの絡みこそがメインの見せ所なので競技も勝敗の結果もなんでもいいんだ。
そこを熟知しているひとたちと、さらさの気付きと、の説得シーンあたりでの語気にうるうる来たところに「Eカップ」とならっちの引き顔で笑うやら泣けるやら。ほんといいなこの作品。
あとならっちの自己防衛フィルターだかなんだかが完全にアブソリュートテラーなフィールドの表現だったのも笑えた。



他のはまた何も書くことがないやつばかりで、たぶん今季残り数週も同様になっていくと思うので、不滅が終了した今、かげきしょうじょしか残らないからもう「21夏アニメ」と題するのはおこがましい。だからおしまい。

あとは最終回後になんか書くやつがあれば書く。