BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

オキシ 040 (v)

八度目のコロニー Verdante 22 話



前回最後のスクショを撮った後、終了間際に起きていた事件の始末から。

サイクル 211

前サイクル午後の話。拠点下方脇、ポークシェルのいるところの採掘指示を済ませに行った ゴスマン が、卵守り警戒状態の其奴にガガッとやられて軽傷を負った。放置回復を待っても問題はなかったが、いい機会と思い病室に医療用ベッドを設置、利用可にして寝かせてやった。
その病室のトイレは、病室=「病院」のルーム判定用に置いただけの飾りでしかないもので利用できなかったため、ゴスマン は尿意を溜めていた。医師が来ないまま夜を迎え、しかし ゴスマン は尚トイレに行けず。飾りトイレしかない病室で、医療用ベッドで夜を越すつもりか。致し方なく ゴスマン を医療用ベッドの利用対象から外して無理矢理正規トイレに行かせ、なんとか漏洩の危機は免れた。

直後、これもいい機会だからと病室トイレにも配管を回してちゃんと使えるようにした。が、この配管修正によって配管内の滞留水が病室トイレに流れたことで、一時的に正規トイレの給水量が不足。早出班の人間たちはトイレを使えず尿意を溜めたまま寝たらしく、日付が変わったあと最初に目覚めた一人が、だばー。とうとう失禁者が出た。

「失禁しました」アラート、当事者にズームイン、足元だばー、で一時停止。
(はめふら~カタリナ脳内会議の BGM)
まずは確認。ベッドルームから汚水が流れ落ちる先に水場は = ない。直で流れ込む水槽はない。が、ワンクッションの床上から表面張力により1マスの穴を越えられたらまずい。時刻は皆が寝付いた深夜。タイルを削ったり壁を設けたりの暇はない。なにより液体の流れは早い。どうする。
それに、寝付いた皆 = 早出班全員、次いで起きる他班の者も尿意を抱えている。洪水、津波の危険性。ナンバーワンお天気アプリでも予測できない状況。
どうする。どうする。

正規トイレ、4つあるうちの右端4号機は増員用として仮設のまま、正規稼働させるのを忘れていたため、繋いでいなかったパイプに水が貯まっていたのでそのパイプを繋いだ。この4号機稼働により数人は利用できたが、それでは足りず、間に合わず失禁者が続々。
こうなってはもう手はない。優先度9、漏らしたそばから速攻でモップがけ。漏らし滴るその太ももを拭き取るくらいのスピード感で。拭き取ってまた広がって、その広がるのも瞬時にモップ指示。緊急警報を鳴らすと時間差で寝たやつも一斉に起きて一斉ぶっしゃーな危険がある、かどうかわからないけど何か本能的な判断だったのか緊急にはしなかった。

隣のドレッコ厩舎には一部が流れたが、他の水場や最下層等にこぼしたりすることはなく拭き取ることができた。ボトルもすべて所定の汚水捨て場に納めることができ、最悪の事態は逃れた。
今サイクル夕方頃に一部始終が片付き、夜中にはそれらの痕跡はもうなくて、その事件現場=ベッドルームをスクショしても普段通りだったため、きっかけとなった修正配管の画とした。動画配信だったならそれなりの撮れ高ネタになっただろう。



サイクル 212

おもらし対策としてベッドルームの出入り口の扉を1マス高くして防水壁をつけたり、ついでにプラスチック床に改築する指示を出したり。
それとは別に、冷却機関の蒸気室内機器修繕の策を考えたり。



サイクル 213
配給&面接

バンヒ、結構魅力的。非常に迷ったがやはり早起きか夜ふかしでないのはちょっと遠慮したい。そして鋼鉄もほしい。ということで。

遂に液体クーラーが大破。
冷却汚染水のループは液体貯蔵庫で止めて一時中止。
下の塩水槽から塩水を引いてきて精錬装置の冷却液に。その精錬の排水を蒸気室に流し込み、蒸気がおさまるまで冷やす計画。のための配管を組んだ。
また、その精錬装置には汚染水が貯まっていたのでそれを抜くために一旦解体。



サイクル 214

ピップが密集している画が好きで、見つけるとつい撮ってしまう。狭いところに閉じ込めているんじゃなく、厩舎並みの広さがあるのに局所に寄っているというのがバカらしくて好き。
対角に一匹仲間はずれも良い。こいつはおれだ。おれもこの通りだったんだ。

ベッドルームの床改善に続き、日々必ず通る動線を速く移動できるようプラスチック床を貼りまくろう Day 。



サイクル 215

配管変更が終わったので、鋼鉄作りつつ蒸気室をぬるま湯で埋めて蒸気を静める作戦遂行中。ぬるま湯、とは言え 80 ℃あるので、蒸気を静めても熱はどうする。



サイクル 216
配給&面接

精錬装置に入れる塩水が結構なスピードで減っていて、いいタイミングだから濃塩水。もう少しましな人材をだな。

プラスチック床への貼り替えが済んで、後片付けの掃除中。



サイクル 217

鋼鉄 1,200 (液体クーラー資材)を生成する前に蒸気室が塩水で埋まってしまいそう。それはかまわんが水抜きの手段を考えていなかった。タービンに吸わせるにも 100 %水で埋まったら蒸気もくそもない。

別の手を考える。
汚染水を冷却水にして精錬、排水の熱い汚染水は浄水して第三電解酸素生成区の電解装置に吸わせ、腐肺病菌が消えないのでまだ酸素は使えないが、取り急ぎ水素発電だけでも稼働させよう、という感じで。



サイクル 218

第三電解区。人力発電による初動電力で、室内に溜まっていた水素を吸い出して水素発電。電力の準備はできた。
この後、精錬装置の排水で電気分解、水素 → 発電。さて、同時にできる酸素はどうするか。拠点内にスーツドックを増やしたいところだが、それには精錬金属が足りず堂々巡り。
ひとまず気体貯蔵庫に貯め置くことにした。ただし無菌のもののみ。パイプ内病原菌センサーでメカニカルフィルターにして菌入り酸素は除外する。しかしメカニカルフィルター = 高圧通風口をつけるにもまた精錬金属不足のため、気圧が 2,000 を超える外部には作れない。
吸気ポンプ4台が気圧センサー制御で常時稼働する電解室内なら気圧が 2,000 を超えることはないだろうからノーマル排気口でいけるだろう。という楽観的予測から、メカニカルフィルターは電解室内に作ることにした。



サイクル 219
配給&面接 「十四人目の適格者」

早起き来た。マッチョ、スーツ、建設、良いの持ってる。が、採掘不可は痛い。かつて死者を出しているやつだ。腕力とスーツ特性があるのに、それを相殺するように、なんてもったいない。
でもまー、なんかドラマティック巻き起こったり間抜けやらかすのもこの日記的にはおもしろいかもしれん。ひとつがんばってみるか君。
あだ名は何かの際に注意できるように付加した。駄洒落。

カニカルフィルターと気体貯蔵庫が完成せず、精錬装置再稼働できず。

しかし下の眩しさよ。生まれる卵をこの発電室外にいくら放り出してもここに集まってしまう。シャインバグの習性なのか。



サイクル 220

電解室内には腐肺病菌を殺菌するバディの花粉が舞うようになったが、パイプ内病原菌センサーは花粉にも反応するらしく、腐肺病菌除去目的でのメカニカルフィルターとしては失敗だった。
ので、単に酸素以外の気体を除外するいつものメカニカルフィルターに修正するために病原菌センサーを外し中のところ。

右の方は蒸気室から熱を極力漏らさず室内に潜入する道をつくろうとしているところ。液体エアロック以外に正解はない、それはわかっているのだが。



全体図

上の方、天然ガス噴出孔2つ目があった。

その上、もう宇宙領域の高度だけど、常温の真水があるのはなんなんだろう。



拠点全景

プラスチック化以外に大きな変更はない。小さな変更がないことはない。


シャワールーム

自然保護区判定のための自生植物。せっかくなのでブリッスルブロッサムが育つようにしようとシャインバグを放った。既に一度収穫済み。育てても食べはしない。


最近の寝室

班ごとに部屋分け、メンバー配置を整えた。
一枚ぬるい絵画があるな。暇な画家にリテイクを出そう。


キッチン

装飾値の低さが気になって色々盛った。



現在の気温

冷却機関が停止したことにより再び赤みが広がってきた。
また、プラスチック床を敷き詰めた部分は、資材のプラスチックの出処が熱を帯びた補欠ドレッコ部屋だったため、その熱をそのまま貼り込んだような感じに赤みがかってしまった。

淡水化装置はそこそこの発熱施設だけども、2台置いてタイマーで時間差をつけ、稼働時間を限定的にして発熱を抑えている。稼働当初に考えたそんな目論見がうまくいっているらしい。稼働中の機器自体は赤くなっても、周囲はずっと黄色いまま、この温度帯から変わっていない。
周囲と熱交換した結果なので、もっと長い目でみれば当然温暖化は免れないのだろうけど。



現在の空気

上の方も徐々に汚染酸素を駆逐しつつある。