BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

春4話だか5話だか

はめふら
早見沙織が出てくるともう盤石な感じ。放送チキンレースの様相を呈してきた今期、他がぼろぼろ墜ちていくと相対的に覇権になりそう。


ギャルと恐竜
アニメパートはいいとしよう。おもしろくはないが。
問題は実写パート。もはやポプテピの延長かと思われた気配はどこへやら。ただただ理解しがたい、デヴィッドリンチかキューブリックフェリーニか、その辺りを真似てひとつも奏功していない、ただの不快な映像になっている。困りもの。


グレイプニル
神之塔
タイプの似た作品だけに、なのか、4話にして主人公が致命傷を負い倒れる。4話まで観てもらえれば、物語に起伏をつくるために一旦主人公は下げてもいいだろうということか。こういうのもだいたいパターンだな。パターンってのはつまり、主人公がやられるのも予定調和であり緊張もなにもありゃあしない。

スティックコーヒーの袋で淹れたコーヒーを混ぜるのは流行っているんだろうか。そういうのも何か暗喩なのか。アニメに描かれる行為にはすべてに意味がある。とするならば。


八男
こちらもまたこういった異世界転生ファンタジー系のパターンというか、主人公が世界に馴染んで無双モードにブーストがかかっていく。作画のあやしさも勢いを増してきている。


球詠
物凄く綱渡りというか風前の灯な印象だが、5話後半は少し持ち直していた。3話4話に比べたら、というレベルだけど。一話の中で、またはワンシーンの中での作画差が思わず吹き出すほど激しい時があり、もう心配通り越してむしろ放送完走を応援したくなる。
あとこの作品、特に今回5話、非常に野球色濃厚である意味男臭いところが良い。1話でのキャラ紹介や各声優の耳障りなほどキンキンした高い声とは不釣り合いなほど、女子集団アニメらしい本題野球そっちのけの日常キャッキャウフフ描写みたいなことがほとんど無くて、良い。そういう意味でやはりガルパン譲り、おっさん向けの女子野球アニメ。女子は添え物客寄せ要素、野球それ自体が主役。
あとバッテリーを組むメインヒロインふたりが主役かと思ったら、実質今のところは監督目線でチームを仕切るマネージャーが主役になりつつある。パワプロ感。



天晴爛漫、延期。レース作品が途中棄権とはまた縁起の悪い。
心の覇権第一位たる本好きが完走してくれればそれでいい。