BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

秋アニメ雑感 7話付近

ノブレス 7話
一般少年ゆうすけの恋愛相談。
たぶんこの回だけ切り取って観ても DEAR BOYSただのイケメンバスケモノとしか映らないんだろうが、1話から観ていると過去の話数でわりと気品ある戦いと生活を描いてきたエピソードすべてがフリになっていて面白すぎた。
大人でモテモテで見る世界が違うみんなに相談に乗ってもらおうというのはいいが、だからってなんでみんなしてその相談の場に付いてくる。警備員仕事しろ。からのバスケなんでやねん。マスターなにユニフォーム着とん。レジスと M21 のお約束も天丼重ねまくり。タキオで落ちをつけるところまで完成されていて笑いまくった。
これ韓国作品だっけ、笑いの種類が日本臭いな。今回だけ作家が違うのでは、と公式ツイッターを確認したらやはりアニメオリジナル回とのこと。母国原作のファンには悪いが、恐縮ながらこの回が恐らく最も印象強く記憶に残るだろう。「女子高生の無駄づかい」の7話みたいなもん。
本来の話にしっかり戻すために最後に妖しい新キャラを出してきたのだろうが、その声優が竹達彩奈とあってはこいつも新たなギャグ要員なのではないかと不安に思えてならない。という期待。


池袋ウエストゲートパーク 7話
おい津田健次郎。またそんな役かあんた。まったく一緒じゃないか禍つヘルマンの演技と。このシャドーという役の候補に津田健次郎を挙げたキャスティング担当、そして採用した上にこんなベタに津田健次郎な演技をオーダーした監督またはその他制作陣も罪深い。結果としてシャドーという男のキャラクターは悪くないものの、別に作品全体の評価を下げるポイントではないものの、呆れる。
冗談半分の憤りはさておき。
今回の話はどうやら実写ドラマ版での最終回のエピソード(のベースになったもの?)に当たる部分だったのか、ED 曲は実写版主題歌だった「忘却の空」、当時 SADS のボーカル清春のソロによる新録版。二十年かけて歌い方がより気持ち悪さを増していて、実写版ファンはニヤリ、などという感覚にはならず。
過去の実写版とは別物として作っているなら徹底的に過去を意識させないでほしいのに、なんでこんな余計なサービスを盛り込んでくるのか。このアニメはこれはこれで悪くないのかもとか思いかけていたのに、ほんと呆れる。


D4DJ 4話
オリジナル曲の方が良いじゃないか。 カビ臭い昔のヒット曲の中途半端カバーなんて要らん。あと声優がんばれ。


100万の命の上に俺は立っている 8話
崖っぷちシーソーバスの喩え、好き。


呪術廻戦 8話
おい津田健次郎。またあんた(以下略)
おい早見沙織。貴様も同罪だ。
高田ちゃんは良い。下の名前「みりあ」っぽい。
ところで登場人物が増えるばかりで、両面スクナの指探しかなんかが一行に進まなくて、ワンクールである程度話を畳もうという気配も感じられず長い話になりそうで面倒臭くなりそう。既に登場人物一人一人の認識が追い付かなくなっている。


くまクマ熊ベアー 7話
水瀬いのりの声に気づけた。アサルトリリィといい、そのひとだと気づきにくい声質&役柄の脇キャラでの出演が増えている気がする。


神様になった日 7話
生卵割る作画こまけえスゲー!と驚くべきなのかもしれないが、なんでだろうこの作品だとべつにどうでもいい。話的にそこが美麗作画であることに必然性も無かったし。
7話まで来て、今のところ確定で誉められるポイントが主題歌を歌うやなぎなぎの歌声しかない。


ダイの大冒険 8話
百獣魔団のモンスター、心なしかどいつもデザインがかわいい。
視聴者向けにザボエラ様に解説を求める配下のやつ有能。
ダイ VS クロコダインの裏でハドラーお風呂回。半身浴とは洒落ている。

きめんどうしブラス。とはなんなのか。
その昔少年期にこの作品を読んでいた時、原作ゲームのモンスター名とは別に名前がついているこの主要キャラモンスターはどういうことだろう、と疑問に思ったことがある。深く考える脳もなかったのでここまで具体的に言語化できる疑問ではなく漠然とした違和感だったけど。結論としては、ドラクエ1、2、3で世界も話も主人公も異なるように、バージョン違いくらいのことだろうという感覚で解釈していた気がする。
が三十年越し、先日観た「転生したらスライムだった件」で新たな概念を知った。『ネームドモンスター』。その一体のみの固有で特別な名前、ユニークネームを付けられたモンスターはクラスが変わり特殊スキルを得たりする。というのは転スラ世界における設定でしかないのかもしれないが、同じような性質が他のゲームのモンスターにあってもおかしくない。語られていないだけ。
ただのきめんどうしが「ブラス」と名付けられヒト並みの理性を得たり人語を話すようになったり、ヒトの子を餌食にせず育てることもできるようになったわけだ。
クロコダインにしてもネームドだからこそ強くなり、ボスにもなった。ただのやや強いワニモンスターが名前を与えられ獣人にクラスチェンジ、「獣王痛恨撃」という固有スキルを習得、ということなのだろう。
実際裏設定がどうかは知らないが、ひとまずそれで長年の疑問は解決。


魔女の旅々 8話
人形、Another なら・・・。
イレイナのショートボブ。有り。
公式ウェブラジオを聴いたら本渡楓の一人喋り番組で、声が低くて雰囲気落ち着いていて、イレイナに寄せたような丁寧語多めの話し方で、意外で好印象だった。


無能なナナ 8話
キョウヤに追い込まれたがどうせまたミスリード、何か先手を打っているんだろう。または、無能力者機関の工作員がナナの他に居て(治癒少女とか)助け舟を出すとか。

それよりも、読心術の能力者が本当に居てナナの計画も行動も思考も嘘も序盤から全部読まれていてそいつがナナに殺られた能力者たちを島の地下で全員救っていて最後にナナ袋叩き、みたいな最大のどんでん返しを期待しているのだけど、ベタすぎる安易すぎる展開を誘っておいてミスリードで覆す作品なのでそんな結末は無いか。
それこそキョウヤが不老不死の能力というのはフェイクで読心術の使い手だと思っていたけど、心の声で語る台詞ではそうとは考えづらいとこもあり…、でもそれもミスリードの可能性があってめんどくせええ。
しかし番組 PR 動画にまで出しておいて初回ミスリードのためとはいえ1話のみで退場って下野紘はそんな安い声優なのか。


体操ザムライ 7話
アニメオリジナルらしき鉄棒3回転技「アラガキ」。ググったら既にニコ動に現実でやっているひとの動画が上がっていて驚いた。
それをさらに4回転? 丈太郎死ぬエンド? Mk-II ? ティターンズ
キティちゃん、神谷浩史、笑わせてくれる。