BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

冬アニメ小言 5話6話

回復術士 5話
ゲス主人公はともかく過剰なエロ要素が要らない。モロな合体シーンが描きたけりゃ18禁 OVA ロボットアニメでも作ってろよ。民放アニメで必要なもんじゃない。
放送に堪えないシーンを脇の美術ボードだけ映し続けてやり過ごす芸も言わば出オチであって毎回やられると間延びして邪魔なだけ。
駄目だこれは。好かん。


アイ★チュウ 6話
薄汚い回復術士の後に観るので浄化作用で観ていられるのかもしれない。べつに面白いわけでも好きなわけでもない。
女装アイドル回だった。どういう意味が込められているか、測りかねた。

自分が物心ついた時は「アイドル」と言えばリアル人間のアイドルがふつうだった。もちろん昔からアイドルが出てくるアニメやゲームもあってそいつらが歌の レコードを出すこともあっただろうけど、それらは元作品と紐づいた劇中アイテムのひとつみたいなもので、現実のアイドルと同格に存在を認識されるものではなかった。
主にアイマスの人気によって類似作品も次々登場し続け、アニメ絵のアイドルコンテンツが一般化し始めて以来、それらが珍しいものではなくなって現実の大所帯グループアイドルにも比肩しうる存在として見られることもある現在において、子供世代は「アイドル文化」に初めて接する時に、現実のアイドルもアニメアイドルも同一線上のものとして知ることもあると思う。
古い自分たちの世代では、アイドルとはテレビや雑誌で見るそのひとがアイドルそのものだったわけで、スキャンダル等で私生活や本人個人の素性が暴かれない限り、そのアイドルはきらびやかに映るそのひと以下の者にはならなかった。が、アニメアイドルの場合、そのアイドルとは別に声優がいて、基本的には両者は同性であり、見る者の目や感性次第では時にアニメキャラクターのその子より中の声優の方が可愛く見えたりする。これはそこそこ複雑な問題だと思う。
アニメアイドルはコンテンツの中で掘り下げ描かれない限りアイドルでしかない。作品性やストーリー上で必要とされない以上、曲がった素性や密かに恋仲にある人間などの裏事情が出てくることはまずない。が、中の人、声優は違う。むしろその意味において本来のアイドルらしさを求められるのは声優の方で、のびのびと愛嬌を振り撒くアニメアイドルのストレスを一手に引き受けているとも言える。単純な話としてファンはアニメアイドルの方だけを見ていればろくでもないスキャンダルで不快な思いをすることは少ないはずだが、アイドルというか「ひと」を好きになるとどういう人間かを詳しく知りたくなるのが同じ「ひと」の性。調べる過程で、そのアイドルの声は別の人間が受け持っていることを知り、その声の主に宿主アイドルとは別のアイドル性があることを知るだろう。或いは未熟な子供の中には理解を超えて混乱する子もいるかもしれない。
という現況にあって、「アニメアイドルとその声優の性別が異なる」というのは、何も知らずにそんなコンテンツに接していた場合、そこそこショッキングなことなのではないだろうか。今回アイチュウにおけるあの子は、キャラクターとしては「女装アイドルで中身は男」で、声優も「女声が出せる男性声優」なのでまた違う案件になるけども。
とにかく、深く考えてみるとなんかものすごいことやってんなと思った。


オルタンシア・サーガ 6話
無限ちからイデ伝説、の回を想起する話だった。いやだいぶ違うけど。伝説の巨人を模した木製巨大ロボが可笑しかった。
今回ゲストキャラの幼少期回想にて、少年役に最近聞き慣れた声、もしやと思ったらやはり花守ゆみり。あちこちで声色違うのにここ1、2ヶ月でかなり判別できるようになってしまった。


Dr.STONE 2期 5話
紙をいともたやすく生産。本好きなあの子が地団駄踏んで悔しがりそう。


たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語 6話
良い。乗ってきたなギャグが。腕相撲とはなんなのか。
弟子にしてください → ここが死に場所 → 結婚してください、という憧れ度合いのエスカレーションも笑った。

Dr.STONE 、ラスダン、二作連続で「ビックリドッキリメカ」をもじった台詞が出てきたけど、若い視聴者に何のことなのか伝わるのだろうか。


ゆるキャン△
2.43
弱キャラ
呪術
蜘蛛
アイドールズ
いずれも特に感想なし。アニメを楽しめる気分じゃなかったのかも。


約束のネバーランド2期 6話
総集編。2期なら初回で総集編やっとけば後ろに余裕持たせられるだろうに、なんでこのタイミング。1期の内容の大半忘れていたし、振り返りとしても初回にほしかった。
低評価に拍車がかかりそうだな。



アマプラで久々にゴッドファーザー、3時間観ていても全然眠くならなかったのに、くそネバ総集編10分ほどで寝落ちしてた。ほかの作品も結構眠くなることが少なくなく、つまりそれくらいつまらないものが多い。と言えるほどつまらないものは切り捨てているはずだけど、なんだろうな。
子供が理解の及ばない大人向けの作品観ていると眠くなるように、大人は子供向けの作品に物足りなさつまらなさを感じ眠くなるのだろう。
歳だな。
じじいこっちくんな、あっちで寝てろ。寝言は寝て言えということかな。