美少年探偵団
星を探す少女と、各々何らか美点を持つ5人の美少年探偵の話。
原作:西尾維新、総監督:新房昭之、制作:シャフト。アニヲタなら大喜びのこの方々だが、自分的には全然合わないことでおなじみ。
最近のアニメはよくない。冒頭アバン開始直後にそれらのクレジットを表示するから。それで「合わない」という先入観が入った上で始まると、やはりこれ全然楽しめない。
先入観が原因かどうかは不明だけど、とにかくコメディセンスが合わなかった。あと台詞量が多いのも好きじゃない。言葉を読みたいだけなら小説なり原作を読めばいい。など、結論として面白そうではなかった。眠くなった。
1話切り。
聖女の魔力は万能です
いせてん。メガネ OL が帰宅した玄関で異世界転移。ファンタジー世界の王城らしきところに召還され、隣にはもう一人現代人風女性。そいつは偉いやつに引き取られ、残ったこちらは放置。から色々あってポーション研究員に。
KADOKAWA 系ラノベ。この導入はざっくりと女版盾の勇者な感じ。で逆ハーレムものっぽい。そこそこおもしろそう。ちょいちょい艶っぽい唇アップのカットが入るのは監督の趣味か。
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
いせてん。社畜 OL が徹夜勤務で過労死、それを不憫に思った女神に望みを問われ、不老不死の魔女として異世界に転生。で、タイトルの流れ。最強魔女だがスローライフを好む。
GA 文庫ラノベ。基本は異世界日常コメディぽい。だが主演声優のせいでツッコミどころ満載。主役魔女が悠木碧。どっかの蜘蛛が憧れた理想だと歌っていた「美少女転生」、それそのものがこれだろ。で、この魔女の姿格好がとても旅しそうな感じなんだけども、共演で魔女の弟子になったドラゴン少女役が本渡楓。いやあんた魔女やん。
話や脚本はなんてことないけど、この二人のキャスティングだけでだいぶ腹ふくれる。しかし蜘蛛と同時期にやってくれて、二作比較で異世界転生の理想と現実みたいに楽しめるのに、魔女がべつに悠木碧である必要がなさそうなキャラクターなのは残念。もっと他に適役な人がいそうな気がするが、今後化けるんだろうか。
あと折角なら蜘蛛と同じメーカー同じ資本下でやってほしかった。蜘蛛と共に異世界かるてっとに引き込んでくれたらかなり面白いことになるだろうに。
幼なじみが絶対に負けないラブコメ
タイトル通り。高嶺の花の美少女にフラれそうな少年が、幼なじみの美少女と組んで復讐しようとか。
KADOKAWA ラノベ。だが、ここもツッコミどころが。主演が松岡禎丞、水瀬いのり、佐倉綾音。ガンガン GA なひとたち。であり、五等分なひとたちでもあり、水瀬のキャラが四ツ葉のクローバー付けていて、佐倉のキャラがおすましな感じで、逆だろと思ってしまう。で KADOKAWA だから主題歌が安月名莉子。蜘蛛の主題歌のひと。
ということで「スライム倒して300年~」や同期放送の異世界系と並べると裏方クレジットがややこしくて笑える。が、話はあまり面白そうとは言いづらい。たぶん要するに主に主演三人のやりとり芝居で盛り上げるタイプだろう。
今期は前期より豊作っぽいので、その中では見劣りする感じ。切るかも。
イジらないで、長瀞さん
ながとろさん。褐色小悪魔一年生女子にからかわれる純朴貧弱二年生男子の交流。ラブコメ? 「ギャルと恐竜」でずっこけたキングレコード須藤P案件。主演が上坂すみれというのはその繋がりか。
要するに宇崎ちゃん系の作風。そういうのはその主役女子のキャラと芝居がおもしろさの8~9割を担うと思うが、残念ながらここでの上坂長瀞さんはいまいち。大空宇崎ちゃんが痛すぎたので、それと比較すると物足りない感じ。
たぶん切るが一応2話も観るかも。