BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

春アニメ雑感 2話B

SSSS.DYNAZENON 2話
分離合体可能、伸縮自在なおもちゃ。コクピットねえのかよっていう操縦桿地べた直置きしゃがみ操作に笑った。ジアース見習え。
新世紀中学生を思わせる4人組登場。と思ったら怪しさ満点のままに敵らしき存在と判明。担当声優が神谷浩史内田雄馬諏訪彩花内山昂輝と全員クセの強い面子でまた笑う。
その他会話や演出もこまごま可笑しい点が多くとにかく面白い。ロボットアニメとしてはザンボット3みたいなテーマがありそうだがどうだろう。


異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω 2話
いまいち。最後の入浴シーンはとうとう一線越えたのかと思った。いや実際越えているに違いない。詳細を描いていないだけで。


ゾンビランドサガR 2話
ツッコミが追いつかん。色々ギャグ豊富。
ホワイト竜って、茶化した上に「なに言ってるかわかんないんですよ」とか完全にバカにしたキャラなのに、よくネタ元の本人が OK し自ら声を担当するまでやってくださったもんだ。
びっくりして目の玉飛び出るとか、泣きすぎて身が枯れるとかってゾンビギャグは、魔界ゾンベエを思い出した。


蜘蛛ですが、なにか? 13 話
2クール目突入。ダンジョン脱出、母登場スグカエレ。
未だはっきりしていないけど、蜘蛛側と人側では描いている場面に時差がありそうなわけで、蜘蛛はヒト型への進化を目指し始めたので、やはりたぶん声優が伏せられていたあのキャラがあれであれなのだろう。既に大ボスクラスの強さだし。


BLUE REFLECTION RAY2話
話はいまひとつだけど作画演出と同じくらい脚本に妙なクセがある。言葉選びのセンスにちょっと不思議なところがあるというか。
アニメ好きが観るべきは「Vivy」とかの方なのだろうが、自分の的外れな勘がこっちを観るべきだと言っている。


ダイの大冒険 28 話
立っているのもやっとの状態から色々繰り出して逆転するヒュンケル。この作品におけるご都合主義の権化のようなやつだ。
今回の半分くらいを使った長い回想語り、石田彰さんお疲れ様です。ここを重々しく語らせたいがためのキャスティングだったか。
ダイの母ソアラ茅野愛衣。無難。


ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 2話
小林裕介の主張しなさがすごい。意識して聞かないとそのひとだと気づけない。
女性陣はみんないまひとつ。金元寿子は前期のドヤ顔女子高生からあまり良い印象がない。石原夏織は単純にアレだな。
あとIカップ


バック・アロウ 15 話
市民反乱、黒幕選帝卿、一人死亡、グランエッジャ独立国宣言。
まあそりゃなんでもいいけども、この作品、本編配信の他にキャストコメンタリーというのが別にあり、それの 14 話回をこの本編 15 話の前に観た。それが作品内容とほぼ関係ないただの内輪フリートークで、そういうのが昔から大嫌いなので非常に不快だった。
で、そこに今回はメイン作家も参加していたものだから、本編の内容もそのクソトークを引きずっていまいち楽しめなくなった。ベテラン声優揃えておいてコメンタリーのひとつもまともにできんやつらが作ってんのかと。たぶんこれ、今後も引きずる。だいぶでかいマイナス要因がついた。覇権などもってのほか。




愚痴。


オーディオコメンタリーというのを本編と無関係なトークで埋めるっていうのはとても悪質なことであり、そういうのがアニメ業界含む映像業界の一部(または多く)に文化として根付いてしまったのは馬鹿というか残念というか、嘆かわしい。今回のは月額見放題の配信動画だからまだましだけど、こういうのが円盤特典だったりした場合はそんなもん入れずに値段を下げろ、もしくは売るなとすら思う。

円盤が売れなくなっていくのは二束三文な特典で釣り、且つその内容が三文以下のゴミである確率も高いからだろう。円盤の目的は本来本編を観ることだろうけども、高画質配信の時代となって特典文化がこのざまではよほどのパッケージマニアでもない限り買わなくなるのは必然ではないか。

流れている映像と関係のないトークしかできなかったのなら、「副音声フリートーク」と最初から名称を替えるべき。そうすればはなから聴かないか、そういうものだと了解した上で期待せず聴くことができ、不快な思いもしないで済むはず。内容如何ではいずれにせよ途中で止めるけど。
たちの悪いのは、こういうフリートークをしているやつに限って「俺たちこんなのでお金貰ってるんだからねーははは」とか言い放ちなさる。つまり対価に見合わない仕事をしているという認識があるってことで、見ようによってはそれがパッケージされた商品としては不良品であり、ある種の詐欺に近いとさえ思う。

演者、声優やそこに加わるスタッフも悪いが、それをそのまま OK として商品として焼いて売り出すところにゴーサインを出すやつも相当悪い。
受け取った客側はこんなふうにブログや SNS 等に不満や愚痴を書き捨てるのが精々で、作った当人たちに声が届くことはまずない。円盤にはしょうもない特典をわんさか詰め込むくせに、アンケート葉書を入れるなんてことはなくなったんだろうし。アンケートに文句を書き連ねて送ったところでやはり届かず反映も反省もされないんだろうが。

そうしてゴミを作る側とゴミに憤慨する側の意思が疎通しないから、このオーディオコメンタリーのクソ文化は永遠に平行線。いや、円盤の売上が底をついたり、コメンタリー動画の再生数が毛ほども伸びなければ業界も少しは気づくか。しかしそいつら、オーディオコメンタリーを映像特典にし始めて何年経つよって話で。
まあだから、永遠に変わらないのなら「オーディオコメンタリー」という言葉は使わず「副音声フリートーク」と付けてほしい。で好きなだけしゃべりゃあいい。それで声を使うお仕事、声優です、だと。笑わせる。あー羨ましい。