BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

春アニメ雑感 主に5話

戦闘員、派遣します! 5話
「チャックに皮でもはさんだか?」「剥けてるわ」
なに言わせとるんだ脚本。


NOMAD 5話
過去語り回。ジョーは勇利戦後引退状態だったが、弱り果てた病床の南部の延命治療の資金目当てにリングに立つことを決意。南部の余生をジムのみんなと過ごさせたいと思いやるサチオは、特訓に明け暮れ南部の見舞いに来ないジョーに対し恨み言をぶつけて隔たりができた。そしてジョーのその対戦の結果が・・・次回明かされるのか、どうか。
難しいもんだ。だいたい1作目ってのはディテールやルールを自由に作りながらやっていけるから縛りなくダイナミックに物語を描きやすい。それがヒットしたら2作目以降は前作までに作り上げた枠やルートを考慮しないわけにはいかず、話の整合性とかキャラクターの性格や行動パターンに則って作る必要があるので動きに制限がついて全体が小さくまとまってしまいがち。1作目が傑作、2作目は駄作となるジンクスはそういうことだと思う。
それをわかった上で今作、1期とは多少別の話になるかもってことで単に「メガロボクス2」とはせず、「NOMAD」と付けたんだと思う。それでも、繋がってはいるから、過去話は避けられないところなんだな。
つまり1期があってこその今ってことを考えて話を作ると1期でできたレールに乗せざるを得ない部分があり、それが今回のところであり、それをやるってことは小さくまとまる危険があるんだけど敢えて挑んでいるわけで、ここが後半に向けての勝負どころだろうな、と。で、その制作姿勢というのはそのまま南部のおっさんのために敢えて戦うことを選んだジョーの姿に重なるのかな、などと。
こういう感想がなぜ最終回後に書けないものか。全然見当違いかもしれんが。


さよなら私のクラマー 5話
悠木碧の話し方がスローに聞こえる。「ゆうきさんもう少しゆっくりでいいですよ、異世界じゃないんで」とかダメ出し食らってそう。


バックアロウ 17 話
なんじゃそりゃ、の連続。評価依然下降中。


憂国のモリアーティ 16 話
こちらもなんじゃそりゃな作戦遂行。
投げられた宙を舞うコインに銃弾をかすめさせて弾道を修正、絶賛高速回転中のガトリングの銃口にぶち込むって。仕様が不鮮明な巨大戦艦が突然変形してレーザー照射角を変えるなんて呆れる大技がかわいく思える神業を平然とやりやがる。
レストレードの人形劇もだが、このひとら他に向いている仕事があるのでは。


ましろのおと 5話
三味線の上手い下手はわからんが、スキップは下手みたいね。


MARS RED 5話
ややこしくなってきた。


灼熱カバディ 5話
まともなキャラはだいたいモブ。


不滅のあなたへ 4話
マーチ、回を重ねてこのキャラクターに愛着が沸いてきた。またどう考えても先々救いがなさそうなだけに、その笑顔がかなしく儚さが滲む。
救いがなさそうっていうか、この流れで幸せに生き長らえられても白けるっつうか。バッドエンドを期待してしまう悪癖。


シャドーハウス 4話
ショーンじゃない方。と屈託なく発するのが面白かった。
あと、結構な確率でみんなおでこが広いのが気になる。


転スラ日記 5話
「三色リムル様」の看板だけ何度も見せて具体的に触れなかったのは偉い。と思ったが花見で既出のネタだったっけ。
挿入歌でまたもリムル様ソロ曲。ロック祭り囃子。そういえばリムル様はシャイニーなアイマス声優だということを最近知った。そりゃ歌えるわけだ。


聖女の魔力は万能です 4話
今期のいせてん系では頭ひとつ抜けた。他が低レベルなので相対的にそう見えるということもあるけど。
音楽プロデュース、主題歌:『結城アイラ』っていうのも伏線というか登場人物にちなんでいたわけね。
欠損した片腕を瞬時に復元してくれたらふつう即時求婚だろ。なぜしない。したけどきっと即時お断り、そこは物語上&番組尺上余計なのでカットされたのか。


恋と呼ぶには気持ち悪い 6話
花澤香菜って、普通の女の役柄だと下手に聞こえる。案外、地の実力はそんなもんだったのだろうか。ここで聞くそのひとの芝居が全然よくなくて白ける。前期のゲキドルから残念な印象継続。
あと相変わらず OP/ED の主題歌以外音声が小さくて困る。


スーパーカブ 5話
礼子回。ちょっといまいちだった感。礼子語りすぎな感。今まで、小熊ならモノローグなしで見せていたようなところもやけに感情を語っており、うーん、と。
登山 BGM のスラッシュメタルだかクラシカルハードだかな激しいやつも、気持ちはわかるがやりすぎな感。少し前に黒澤明の「シーンの感情とは真逆の音楽をつける」というコントラプンクトという技法についてのコメントを読んだのが頭に残っていたこともあり、うーん、と。
いやギリギリ許容できる範囲ではあって一応楽しめたけども、ちょっと作品全体の総合点に影響しそうな回ではあったな。今回話数の演出家が、あれかな。
しかし礼子もまた謎な生活スタイルで過去が気になる。あと出てくるおっさんじいさんらは下心など全くなさげで、こういう男性キャラクターもまた拾える巨乳女子高生並みにファンタジックだなー。

監督インタビュー
https://st-kai.jp/special/supercub-001/

脚本家インタビュー
https://st-kai.jp/special/supercub-003/

概ね自分の見方は間違っていなさそう。たぶんこういう感覚で作られているんじゃないかなと、観て感じた通りのことが語られている。が、できればこれはこんな前半段階では読みたくはなかった。最終話まで観た上での答え合わせとして読むべきだった。