BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

21夏アニメチェック2

チート薬師のスローライフ異世界に作ろうドラッグストア~

異世界転生男が錬金術師となって開いた薬屋の話らしい。
全体的に前期の「スライム倒して300年~」に似た雰囲気でいまいちっぽいが、主役の転生青年の声優が福島潤。このすばカズマや転スラガビル他で既に異世界経験豊富な方。ここでもカズマっぽさが窺えるけども、キャラがわりかしスマートな青年なので若干おすましさん。今のところは、かな。
ともかく実質このすば3期、は戦闘員だったので、早くも4期だこれ。


月が導く異世界道中

異世界転移少年の冒険ファンタジーらしい。前振り、主人公少年がこんなことになる経緯はややこしいが、この系統なので話の筋は概ねわかりやすい。あまり面白くはないかも。
だがキャストが、なんつーか、まあ多くを語る必要はないか。いや花江アレルギーは別として、他も良い面子に見えて組み合わせにクセがあるというか。悪くはないけど。


カノジョも彼女

二人の女子と二股で付き合わざるを得なくなった少年のラブコメ。しょうもない童貞妄想系で話はぬるいが、主役3人中2人のテンションが凄い。佐倉綾音は過去作で既知のものだけど、榎木淳弥は前期作品での聞き取りづらいほどのボソボソはなんだったんだぐらいの別人ぶり。たまに虎杖。
この二人の芝居に絵が負けている。もう一人の彼女にしてもキャラ&声共に霞んでいる。もう少しキャスティング頑張ってほしかったな。


ぼくたちのリメイク

タイムリープもの+ゲーム制作版しろばこ?みたいなものと勝手に断定。なんだっていい、とにかくすばらしい。どこかで観たような描写がひとつもない。ベタすぎる展開とかまったくない。先が全然読めない。芝居もききほれる。やばい。
1話切り。


迷宮ブラックカンパニー

株セレブニートな男が異世界転移で迷宮炭坑労働者に、からの下克上で成り上がりたい、みたいな話。異世界ファンタジーだがその社会規範が元世界の現実と変わりないタイプ。
SILVER LINK. 制作で監督は湊未來という、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」の方々。なのでテンポ感やノリはそれ系。中身うすっぺらそうだが。
幼女姿のモンスターの声に何かくすぐられるものがある。久野美咲、好き。


100万の命の上に俺は立っている

分割2クール後期。相変わらずのだいたい GANTZ 。それと浦島太郎的なぎあす的年月経過も取り入れなさった。ゲームマスターとかヤーナとかアォユーとか、声優もキャラもへんなもんばっか連れてきよる。またぶつくさ言いながら観てしまうんだろう。


D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION

近未来異次元モンスター退治もの? 「SCARET NEXUS」と似たようなもんだろう。原作ブシロード他でゲームっぽいし。CG のキャラデザも「D4DJ」風だなと思っていたら ED 曲は D4DJ の誰だかが担当と。
バトルや武器での攻撃演出はすごいし、話はハリウッド映画みたいな展開。よくこんなの出てくるもんだなと感心する。ほか、悠木碧松岡禎丞、OP 曲は東京事変。よくこんな仕事を受けるもんだな。
1話切り。


精霊幻想記

異世界転生。だが、転生元のやつと転生後の少年の記憶が混在するという初めて見るパターン。憑依とか多重人格ではなく、生後から十年かそこらを当地で生きてきて既に異世界人生歴のある少年をベースに、元現代人の魂のみが転生した結果、そんな二者あやふやな状態になったという感じらしい。
転生のきっかけとなった交通事故、踏み切りに突っ込んだバスが電車に衝突される描写はこれ完全に「ダーティメリー、クレイジーラリー」オマージュだ絶対。
と目を惹く点はあったものの、転生以後の展開は異世界ファンタジーの序章としては特に目新しさを感じないもので、他の登場人物や状況、OP/ED 中の絵、またタイトルから、先々の流れもおおよそ察しはつく。
異世界転生、一応観るけどもたぶん何もない系。作画も不安系。


出会って5秒でバトル

謎世界で謎ルールで謎バトル。GANTZ に「無能なナナ」や「アクダマドライブ」の風味を足したような、でも概ね GANTZ 。悪趣味。
タイトルに違わずな内容だが、バトル開始5秒前にカウントダウン演出が入るのは余計。カウントなしで、でも実際計ってみたら確かに5秒だ!っていう方がおもしろいだろうに。いやーでもどこもかしこも魅力たっぷりです。
1話切り。


白い砂のアクアトープ

東京でアイドル挫折した女子が沖縄へ逃避行、地元の小さな水族館で館長を名乗る女子に出会い、というドラマ? テーマ不明。
P.A.WORKS のオリジナル新作だそう。篠原俊哉監督、インフィニットプロデュースで同社の本領本気のやつだなたぶん。作画監督はじめ映像&音響スタッフもお馴染みの名前多数。
凪のあすから」を彷彿させる明るく爽やか瑞々しい海、浜、島、空の描写が目を惹く。水中で涙が別の液体として溢れ出るという芸風もなぎあす譲り。
キャラデザはやはりお馴染みのピーエー顔。衒いなし。
話も導入は悪くなかった感じ。冒頭に一切クレジットを入れず、タイトルも出さず、ピーエーを意識させなかったのがよかった。キャラの顔と作風で察したけど。
新たな名作をつくろうという意気込みも感じたけど、過去数年良い前例がないので今回も不安はある。「天晴爛漫」終了時にもうこの会社の作品は不要とまで思ったが、今回1話の段階ではその思いがだいぶ軟化した。




ここまで 20 作で書き貯めていたストックは切れて他に配信視聴可能な観るべき新作があるかどうかも調べていないのでチェック3があるかどうかは未定。