BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

21夏アニメ雑感 主に6話

うらみちお兄さん 6話
やっぱり宮野真守の堪え笑いは好きだが、その他は。
「マカロン」って単語が出てこなくて「『エプロン』みたいな言葉」って音の近い単語を浮かべるというのはいまいち共感し難い。「マカロン」が出てこない時に近いと思って浮かべる言葉はたぶん「プリンス」とかそんなよ。いやもっとかな。「ハルモニア」とか字数すら合っていないくらいにずれていて、正解を思い出した時には「なんやそら、全然違うやん」って情けなさに一人笑いしてしまうものよ。
今回主題はそこではなかったようだからそんなにこだわることでもないか。でもそういう、話の起点とか要所の言葉で笑わそうとするネタの感覚が合わないから、ハマらないんだな。
極老、乙枯、ってのも、なー。


不滅のあなたへ 17 話
ハヤセの目的がいまひとつはっきりしないのでハヤセが悪者かどうか悪役かどうか判断しづらい。
加えてスカイフィッシユ船長(略さず言いたい)も立場があっちこっち揺れている感じで、その他はその他で、誰が良いもんか悪いもんかわからなくなる。
そう言ったらトナリにしても本来フシにとって良い奴かどうか疑わしかったわけで。なんつうかそこらへんの分別はっきりしない感じだらけなところが、この第2クールが第1クールよりいまひとつに見える感覚に繋がっているのかな。
あと作画もかなり怪しく、NHK の限界が窺えた。


白い砂のアクアトープ 5話
反町竹野内のビーチボーイズでもあったな、連れ戻しに来るやつ。平泉成。無駄にそんな配役だけ覚えている。話は全然。
これはだから、そんなようなもんだろう。結末も見えたようなもんだ。


転生したらスライムだった件 42 話
みなさんここまで多かれ少なかれわかりづらくなってきたかと思いますがヴェルドラやミリムはこれくらい噂を囁かれる強大な存在で、そこに同列か或いは未知数、或いはわずかにでも危機感を持たれるくらいにリムルは凄い存在になってるんですよー、の説明を上級魔王さん方が高級声優使ってやってくれた回だった。
略してほぼトーク番組再び。


チート薬師のスローライフ 6話
今回も感想は特にない。
そして内容とは一切関係ない話。この作品の ED テーマが最近労働の最中に脳裏をよぎって、なんか、嫌。自分が嫌。OP の曲とか、他の作品の主題歌は全然さっぱり記憶に残らないのに。この脳が嫌。
曲が嫌いなわけじゃない。嫌いっつうか、ほぼドラッグストアの CM ソング風なので、ナンタラキヨシの CM の曲や家電量販店の歌を好きも嫌いもなく聴き流しているのと同じこと。どうでもいい曲だけど曲調が日常馴染みのないタイプで、CM ソング風なだけに無闇に耳を惹くように考えて作られているからだろう、本当にどうでもいい時に無闇に脳内再生される。しかも9割歌入りなのに、やたらと福島潤が台詞を言う部分ばかりが思い出される不思議。不思議っつうか嫌っつうか、ちょっと腹立つ。軽く迷惑。
反面、まあすごいとも思う。


月が導く異世界道中 6話
時代劇かぶれにアニメ特撮マニア、そして主はウェザーニュース!(しつこい)


Sonny Boy 5話
新しい世界を作り出すちから?
ねずみとか電子空間とかなんだった。
ついていけないよ。おもしろいけど。
あと長良がジュースかなんかを注ぎ込まれる口の作画はすごかった。あれでいいのか的な意味で。
あとそういや OP に類するものがないことに今さら気づいた。


迷宮ブラックカンパニー 6話
老害パワハラセクハラ三人組の話、おれたたナレーションで「完」ってほんとにあそこで終わったのか。
そして唐突に夢。同じ作品の中で地続きの時間軸だとは思うが、たびたび話が前回までや前シーンと全然関係ないようなことになるので満足に楽しめなくて困る。
絵コンテ「ワタナベシンイチ」って名前久々に見た。


乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった...X 6話
理想世界妄想話。面白かった。特に性別逆転世界。での声優たちの各々無理のある異性演技が。違和感なしの蒼井翔太にも笑ったけど。
ローゼンメイデン風のやつ1体を倒してすんなり元に戻ったが、これテレビシリーズの一話で片付けるのはもったいなかったのでは。9部屋9体倒して回りながら各人の妄想に振り回される話にすれば劇場版にできそうなエピソードだと思った。


100万の命の上に俺は立っている 18 話
アバンでギアレスジョー風の低音語りを聞かせた細谷佳正の良い芝居も虚しく、騒動終幕にもべつに感動などはなかった。周りに力のある声優を置けば置くほど主役のぬるさが際立つ感じ。


平穏世代の韋駄天達 5話
感想なし。


ダイの大冒険 44 話
大魔王バーン、御尊顔および御姿登場。
BGM なり SE なりで「バーン!!」て音が来るかと思ったが、荘厳な低音のみでがっかり。ベタなことをしてほしいとこだった。ウケなくてもね。


ジャヒー様はくじけない! 3話
いつもの悪い癖。
ドゥルジの飲食代¥12,490 だかが「我の3日分のバイト代」だと。
一日およそ 4,160 円。居酒屋のバイト、基本的には閉店までは勤めないことが前段までに語られていたので、仮に 22 時上がりとして、この金額から考えられる現実的な時給は 1,060 円、一日の勤務時間は 18 時 ~ 22 時の4時間、ってところか? いや給与に消費税はないからその分を元値から差し引くなら端数切り捨ての時給 1,000 円でいいか。
フランチャイズでない、個人経営の創作居酒屋のアルバイトの時給相場は知らないが、現実的よりもやや厳しい気はする。つうかジャヒー様、その町ならきっともっとましなバイトは他にいくらでもあるのでは。


かげきしょうじょ!! 7話
凄く良い。他で見たことのあるような話ばかりだが、妙にやられる。暁也の回想の途中から ED までなぜかずっと泣いてしまった。疲れてんな。
歌舞伎バックボーンの意味、ここまでに描かれてきたさらさの変な明るさ、暁也の暗さ、とピースが繋がって、そこに爺さんの激怒、絶縁、婆さんの死、参列お断りの葬式、少年の涙、成長した彼からの観劇の誘い、そしてさらさの涙。今回もまたやっぱり構成がうまかったのだろう。
そして台詞で言わせるところ、モノローグで語るところ、その配分なんかも全部良い具合で、またなー、ならっちがさらさの気持ちを読めないところも良いんだなー。むしろそこ読んでモノローグで言ってもらっちゃあ冷めるっつうか。
つまりこれ、「かげきしょうじょ!!」って劇が入念に作演出されている作品だな、と。いや当たり前だけど。
瞬間風速的には今週だけなら不滅を超えてた。
あとキャスト的に花咲くいろは、話的に true tears を想起する回だった。


精霊幻想記 6話
ワイバーンに同情なしかよ。盗人に卵奪われて、追いかけてきてみりゃ卵割られて、そりゃ逆上もする。その気持ちも慮ることもなく殺されて。
可哀想すぎてそのあと主人公どものお別れなんてやったって感動もくそもない。その上に、その可哀想ワイバーンから鎧を作ったから着てくれありがとうございます、だと。
ワイバーン種の視聴者に向けて謝罪を出すべき。製作委員会、スポンサーもワイバーンへの配慮が足りないのではないか。