久々に音楽買った。
TESTSET / "EP1 TSTST"
METAFIVE から派生した砂原良徳とLEO今井ほかによる新バンドの初音源。先日リリースされたばかり。
諸事情で動けなくなった METAFIVE からの特別編成でライブをやった二人+サポートからなる4人が、その特別編成用に METAFIVE とは別の新曲を作った ~ これやるならもう別のバンドじゃね? みたいなことでこうなったとかなんとか。
https://www.billboard-japan.com/special/detail/3621
オリジナル新曲4曲+向井秀徳が参加したライブ音源1曲。
どんなもんかと試聴してみたら、まりんの音で良い感じ。もうすぐ一般発売される METAFIVE の 2nd アルバムまでの繋ぎとして丁度よさそうだと思って買った。
METAFIVE にあった情緒感やテクノポップ風味などの丸みは薄れて、デジタル音質とロック気質がより尖った印象。そういう作風にしたというより、高橋幸宏らが関わらなくなって、残されたこの二人で作ったら自然と必然とそうなったという感じ。たぶんこういったのをベースに他のひとたちと共に肉付けや洗練をしていったのが METAFIVE の作品にもあったんだろう。
音的にまりんの色が濃いからか、より YMO っぽさが匂うなーと思ったのだけど、ちょいと調べたところそう感じたリスナーはあまりいないようで、まあ、ね。
YMO っつっても自分が長年聴いているのは「TECHNO BIBLE」の5枚とソリッドステイトサバイバーとテクノドンくらいで、まともなオリジナルアルバムは近年アマプラで少し聴いた程度で、マニア中のマニアや YMO エイジといったコアファンと比べると全然聴いていない方だろうから、まあ、ね。
まりんも電気在籍時とソロ 1st 以外の仕事はユメギワラストボーイくらいしか知らんので、まあ、ね。
ただ、METAFIVE ほどテクノポップなわかりやすい歌メロを持った曲は無いので、楽曲自体メロディー自体のよさはいまいちわからない。つまりキャッチーではない。翻ってロックであるという証明か。そこはやはり高橋幸宏の関わりの違い、差だと思う。
しかしまりんが芸歴 30 年でこんな新バンドをやるなんて考えもしなかった。META FIVE はまだ理解の範疇にあったが、LEO今井みたいなのと表向きはデュオっぽくしているアーティスト写真など、とても不思議な印象。
Lisofv / "Gateway to the real world"
2019 年の作品。
アンビエント~ダウンテンポなエレクトロニックミュージックとピアノ曲を流す海外のラジオで知った。検索してもアーティストに関する情報はあまり出てこなくて、soundcloud の公式ページによるとコリアンのトラックメイカーらしい。ぐらいしかわからない。
https://soundcloud.com/lisofv
ラジオで聴いたのは「No Rest Or Endless Rest」という曲。soundcloud でも再生数が一番高いので恐らく代表曲なのだろう。
ハネたローファイヒップホップ風のビートのループに、フワーっと暗いエレクトロニカな音と吐息のような不穏げな声ものサンプルがこれまたフワーオワーっと聴こえるだけ。これが蒸し暑い夜、風呂上がり、エアコンの効いた部屋で聴くと涼しげで大変良い。
4曲の配信 EP でどの曲も同系統なのだけど、「Sil」という曲が「No Rest ~」よりも好みだった。どこがどうと言うことでもないけど。ヘッドホンで聴くなら「Sil」、部屋で流すなら「No Rest Or Endless Rest」、くらいの差。
"JamPRO: Piano Bar"
iTunes の "ラジオ" に無数に登録されている海外ラジオの中から何年か前にたくさん試聴した中で見つけたやつ。当初、クラシックのピアノ曲(ピアノソロ)だけを流すラジオは無いかと探して、それっぽかったのでプレイリストに入れておいてたまに流していたのだけど、ピアノ曲以外が流れることがあると知ったのは最近。
調べたところ、「Jamendo」というロイヤリティーフリーの楽曲を扱うサイト?団体?に登録されている音源を流しているラジオのようだ。
https://www.jamendo.com/start
主に BGM 用途の音源が多いらしいが、アーティストものもある。というよりは、BGM 風楽曲にもそれなりにアーティスティックな意図を込めて制作をするアーティストはいる、ってことだろう。
Lisofv のように販売音源に辿り着けなかったけどこれらも良かった。
https://soundcloud.com/boulvard-xaudi/my-sweet-melancholy
https://licensing.jamendo.com/en/track/1856949/like-leaves-in-the-wind
捨ててしまったことを後悔していた CD が一部見つかった。
みっちりぎっしり詰め込んだ CD 収納箱の中をじっくり調べたら入っていた。
塊魂サントラ。2004 年だと。
LONELY ROLLING STAR が好きだったが、改めて聴くと、歌唱力やばいな。
さくらいろの季節、これが聴きたくて探し出したのだ。よかった。
おバ歌謡。これも 2004 だったのか。
銭ドルソング。これだけでも捨てちゃあならない逸品。
キュートのアルバム。
某ハローの。6枚目と7枚目。
行け!元気君のサビ中のひどい転調をもう一度聴きたかった。やはりひどかった。
輝け!放課後は改めて聴いても良かった。
他の曲は聴いてない。
あと某プラチナ9なアルバム、WANDS 3期のアルバム、ボーンスリッピーの EP 、岡村と卓球など。
よくぞ残していたよかったとは思いつつ、たぶん聴かない。
いずれもかつて iTunes にリッピングして入れておきながら最後に再生した日がずっと空欄のままだったので削除したんじゃなかったかな。現在のライブラリは 2011 年 1 月になんらかの事故により全部入れ直した時からのもので、それ以前には聴いていたのだろうが。
それと同時期だったか、所有 CD の数を減らそうということで、もう聴かなくていいと思うやつをガンガン処分していって、三千枚近くあったのを千枚くらいにまで減らしたことがあった。その「CD を処分した」のと「ライブラリから削除した」を混同したのが幾らかあったということらしい。
いずれにしろ大して気に入るものではなかったから捨てたか消したかも記憶が定かでなかったわけで、それをなぜまた探し出して来たかと言えば、ライブラリのお気に入り音楽たちを順繰り繰り返し聴くのに飽きてしまったから。
捨てたか消したか、気に入るものではなかったけどもどう気に入らなかったのかちょっと聴き直してみるのもありかななどと思った。が、いざジャケを見て曲目を見て、作家クレジットなど見たらだいたい思い出してしまって、それで満足。
あとシングル曲が表記も変えずにアルバムミックスにされていたり、逆におまえらはもう少し変えろよってやつはそのまま手抜き収録していたり、アルバム一枚の流れの中に度々不満がやってくるから聴きたくないみたいなやつもあり。
だから見つけ出してリッピングもし直したが、多くは再生しないままになるだろう。
ほかに、中古でなんか買ったが、まだ聴いていないので次回。
うそ。次回なんて無い。