PC ゲーム "Let's Build a Zoo" のプレイ経過について。
どう書いたものか、何度か書いたり消したりした。
始めたところ、初めてのプレイ 17 時間ほどの今のところ、このゲームの肝である動物合成方面のやんちゃプレイには至っておらず、専ら動物園経営ゲームとして楽しんでいる向きが強いので、そういう感じのことを中心に書くのでいいかと。
そうでもなくなる可能性も高いが、毎度のこと雑に自由に適当に。
開始して、まず自らの動物園を所有。させられる。
それがないと話にならないもの。
で、動物園の名前をつけろと言うのだが、既に勝手に付けられている。
これ。"DemAutoAttnz" と。何語なのかどう読むのかわからない。
「入力してください。」とあるが、この謎文字列をクリックしても反応はなく、「変更」等のボタンも無く、ここから押せるのは「プレイ」しかない。要するにこの謎のネーミングを変更できないのであった。
まあかまわん。付けたい好きな名前などないし、考えるのも時間の無駄。
これでいいさ。デム・オート・アトゥンズ。
スタートするやいなや、チュートリアルも兼ねてガンガン色んな指示が出される。
・運営事務所を構える。
・最初の動物の檻を作る。
・最初の動物を仕入れてくる。
・動物園をオープンする。
・研究所を建てる。
・食べ物屋を置く。
動物1種のみでオープンさせる準備不足と気の早さに驚かされる。
研究所は、この手のゲームお決まりの様々な要素をアンロックしていくための所謂「研究」をやる施設。
食べ物屋は客寄せ施設。金を落とす客無くして運営は立ち行かない。とりあえず客を呼べるようにしろということらしい。
進めていくと、何か大きな出来事があるごとにニュースレポートが挿入される。
こういう演出、特に意味はなくとも意外に大事かもしれない。
プレイヤーのモチベーション的に。
そんなこんなであっという間に一日が終わる。
毎日の終わりにその日の営業結果が表示される。
セーブは現状この日付変わりの時以外にはできない仕様らしい。
といった感じで、施設や動物の数と種類を増やし、来客を増やし、収益を上げ、できた金でまた施設と動物を増やして、を繰り返して行く。
一週間の終わりにはまた別の経過報告が出る。
ユーティリティー
電気は、施設としての社会的一般的活動、生活をする上で使っている電力。
水は、動物たちの飲み水として必要なもの。
これらは最初は外部からの供給に頼っているが、後々自力供給のみでやっていけるようにすることになるらしい。それによって動物園のモラルや評価に影響がある模様。
ガスは、主に客の送迎バスの運用によって出る排気ガス。
ゴミは、主に動物の檻から出る排泄物や何やららしい。
それらの回収費用が幾らかかったか、とかそんな感じのことだろう。
給与支払いは、園内の各施設に配置した担当係員への賃金。
アニマルキーパーは動物の飼育員。ほかに客が落としたゴミを拾う清掃員、研究所の研究員、ショップ店員などがいる。施設を増やしたり敷地を拡張したりするたび増員していくことになる。
で、週末のこの時、ここでこいつらに所持金をごっそり持っていかれるので、全雇用者の賃金合計が今は幾らくらいで所持金を幾ら残しておかなければならないかを念頭に置きつつ、運営する必要がある。
収入は、運営上で得た金の額。主に客の入園料から得るが、様々なイベントやタスクの達成によってボーナスとか融資が入ることもある。
支出は、建築費用やらエサ代やら、運営に関わる様々に使った金の額。
利益は、収入から支出を引いた差額。入ってくる以上に使いすぎたらマイナス。小学生でもわかる常識。
一週間決算の結果、所持金がマイナスになる場合は勝手にローンが組まれる。
そう安々とやめさせねえぞと。なにかの罰でやらされている動物園なのか。
そんな泥臭い数字の動きを追ってばかりの我が動物園。アットゥンズ。
最序盤の様子。
よくこんな名ばかり動物園に訪れる客がいらっしゃるものだ。
よっぽどの暇人であられるのだろう。
多少それらしくなり始めたように見えなくもない頃。
ウサギ、ガチョウ、ヘビが住まう。
ホットドッグ屋、シェイク屋、ギフト屋(土産店)、あとトイレや自販機などを置いて、通路床を整備するなど、多少は客の利便性を考えた。動物のことはあまり考えず。
2週目のおわり
支出がバカーンと上がって損失を出し、早くもローンの世話に。
何があったかと言えば、凡ミス、と言うほかない。
送迎バスを増やせ的なタスクが課せられ、バス購入画面で「追加」、で1台購入。この時に確認アラートなどないのがインディーゲー。連続もう一回「追加」クリックで2台購入してしまった。わけもわからず、おうおう買ってしまったよいかんいかんとキャンセル感覚で「削除」を押したらば、買ったうちの1台は消えたが、金は返ってこない。そりゃそうよ、キャンセルじゃなくて減らすコマンドだもの。
といったようなことで損失、負債のみを繰り出しバスは1台のみ増え、客足への効果は当面よくわからず。なのだった。
最初のプレイだもの。そんなこともあるさ。そんな間抜けもやらかすさ。
3週目のおわり
損失リカバリのためにケチケチ運営スタイルとなり、動物たちに与えるエサも栄養価をギリギリラインにし極限まで切り詰め、余計な施設は建てず、とにかく支出を抑えた。収入は伸び悩んだが生来染み付いたドケチ根性が損益グラフをプラスに向かせた。
尚、従業員の給与には一切手を加えなかったのでブラックとは無縁。動物に対してブラックなのはいかがなものか、と愛護団体から何か言われそうな気配。
4週目
カピバラ、ブタ、ハイエナと次々増えた。
施設は飼育所、風力発電、アイスクリーム屋、バルーン屋、そして遺伝研究なんとか屋ができた。
客も順調に増え、ごみごみしてきた。尚、真っ青なキャップは清掃員、薄緑のサファリキャップはアニマルキーパーで、つまりはうちの者も混雑の中ちゃんと仕事をこなしている。
4週目おわり
ケチケチ運営継続、の反面、収入が増えたので利益はさらに伸びた。
5週目終わり
あまりスクショ記録を残していなかった。
ニュースレポートによるトピックは、悪徳動物ディーラー逮捕、DNA カット&ペーストによって初の合成動物(カピバラ × ガチョウ)が誕生、動物園による環境汚染レベルが上昇、とのこと。
支出の爆増もなんかそういったことに関連して色々やった結果だったかと。
で、この時まで従業員の給与支払いが所持金から出ていくことをよくわかっていなくて、所持金ゼロに近い状態で週末迎えて給与を持っていかれたもんだからローンがドーンと来たもんだ。
無様ね。
6週目終わり
前週にやった色々が効果を上げたか、客足がドンと伸びて収入もボーン。
7週目
こんな感じになった。
あれから増えた動物は、アヒル、カメ、アナグマ。純粋な新種はそんなもんだが、繁殖しすぎたウサギやガチョウは檻を2つに分け、また合成動物も何種か生まれてどこかの檻に混ざっている。
左端のゾウは生の象ではなくゾウの像の象。
土地も拡張していっているものの、管理しきれる気がしないのでいたずらに動物は増やさず、今のところ上の土地は農場や遺伝なんたら施設などを移設して、客が来ないようにしている。
さて、動物たちは放っておくと、エサの栄養価や檻の環境にもよるらしいが、わりとガンガン繁殖して増えていく。動物たちは種類ごとに同居に適した生息数が決まっており、その数を超えると不快になって育ちとか繁殖力に影響するっぽい。
また、動物が増えると檻内の飲み水供給施設である「飼い葉」を増設しなければいけなくなったり、「環境エンリッチメント」と称される遊具を増やさなければいけなくなったり、狭い檻の中をさらに狭くすることになる。
しかし増えすぎた者どもを殺処分するようなことはできず、差し当たって数を減らす方法は悪徳ディーラーに売るぐらいしかない。と思っていたらば、動物を一匹クリック、フォーカスして開くそいつの情報ウインドウの下に「寄付」というボタンがあり、そこから手放したい同種の動物を選択してどこかしらに寄付(放出)できることがわかった。
「寄付」には少額の費用がかかるが、代わりに動物園の「モラル」にわずかなプラスをもたらしてくれる。過剰に増えた動物を手放すことで、「飼い葉」や「環境エンリッチメント」の不足アラートも止めることができる。
要するに間引き、口減らしをするのに体の良い方法が「寄付」ってことで、そりゃやらない手はない。
そんなわけで寄付間引きでモラル上げ、ろくに動物や施設を増やさなかった結果
一気にローン完済、所持金ガッポリの左うちわ総金歯蝶ネクタイ渦巻チョビヒゲ葉巻ワイン虎皮ガウンで膝にペルシャ猫となった(妄想)。
では最後に、ここまで運営 50 日間の業績経過をエクセルで見てみましょう。
このゲームにこんなデータを CSV とかで出力できる機能はない。
これは、毎日おわりの営業結果画面をスクショしており、一枚一枚そこに示された数字を見て手打ちでまとめて自作したもの。グラフも手打ち表のデータから適当に作ったエクセルの仕事。
尚、「29 日」のみスクショを撮り逃しており、前日の値を据え置きとした。
34 日辺りでパーク評価がバーンと跳ね上がって客足も伸びているのは、寄付のモラル上げ効果と送迎バスを増やしたことによるものだったかと。
数字の記録を取るばかりで何をやったかの詳細はまったく記録しておらず記憶もさだかではない。初プレイは試しの捨てプレイって感覚だし。でも意外にその初プレイが長期プレイになってラストプレイに終わることもよくあり、これもその例に漏れないかもしれない。
レポ1で終わるパターンで、続きはないかもしれない。