BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

うつつ雑刊 12月号上巻

ウェザーニュースライブに困っている。
キャスター出演番組のアーカイブを追いかけていると、リアルな空を見る暇がない。
目当てのひとがかわいい。おもしろい。先日デビューした新人もいい。しかし空もまた毎日興味深い。気象知識が大して無くとも、毎日空を見上げるだけで何かとおもしろく感じるところはあり、晴れでも雨でも、なんならずっと見ていられる。
これらを両立できないジレンマ。
困った結果、まあでも両方とも言うほどどっぷりハマっているわけではないから、番組チェックに必死になる必要もなし、空は空で見れる時に見上げりゃよし、と結論。だって両方ともいつだってそこにあるから。
生放送の臨場感はその時のみ。空や雲は一期一会で同じ表情は二度とない。とはいえ、それが毎時毎秒瞬間瞬間ずっと続いているなら、立ち会うことができようと見逃してしまおうと、特別喜ぶことでも嘆くほどのことでもない。全部がレアってことは全部が等価値で、だからどの瞬間も必死になる必要はないんだって。

すべてはやはり、どうでもいい、というところに帰結する。
冒頭「困っている」と書いたが、ここまで書いてそれもいまや過去となった。


ウェザーニュースライブを初めて観たのは
2018 年 9 月 30 日の夜「ムーン」枠、眞家泉キャスター担当の日だったらしい。
その日前後に到来していた台風のことが気になってニコ生を開いた(何故)ら、生配信中のお天気情報としてトップにその番組がドンと表示された。観てみたら茶髪の女性キャスターが出てきて、つまりはそれが眞家キャスターだったわけだが、なんやこいつかわいいってことでその日はずっと垂れ流して観ていた、とのこと。
そして翌日、ニコニコ大百科でその女性キャスターやウェザーニュースライブのことを読み漁ったとのとこと。

そこから連日観るようになって、同年 10 月 3 日にウェザーロイドに初遭遇。「おもしろくて見入る」と書いてある。
10 月 4 日、5 日は「松雪彩花嬢に見入る」と書いてある。きも。
以後ひと月ほど、観た番組とキャスターの名前が記録してある。やば。

その他、「ウェザーロイドAIRI がウェザロ羊数えをバックに 『注文の多い料理店』を淡々と読み上げる奇妙な映像に笑う」、「水曜どっちでしょう、いまいち」、「ポン子(フル充電)初見、ちょっと引く」、などと書いてある。

10 月 13 日「コーヒータイム山岸愛梨。なんでも午前帯を担当するのはかなり珍しいらしく、そんな説明をした直後の開始5分、マイクトラブルからの放送事故。その後も昼夜の挨拶や予報を取り違えかけたり、地方天気収録をやり直したり、おもしろかった。 アフタヌーン角田奈緒子はイブニングも担当。 ムーン眞家泉。23時ポン子の時間だが、朝のポンマネの影響かこちらも何かと不調。しかしアルパカカッターなど意味不明でかなり笑えた。」となぜか長々と書いている。

10 月 14 日は伝説のウェザロミュージカルだったらしいが、その直前に観たゾンビランドサガ2話のラップ回について「きてる」と書いたのみ、ほか特には感想なし。

10 月 15 日「ムーン白井ゆかり 新人二人初登場 23時ポン子ウェザロを探せ」とのみ。
この時の新人とは現在最も人気の高い檜山沙耶と駒木結衣の両キャスターのことであり、自分も現在はこの二人を目当てとしているが、この当時は何の感想も残していない。

ここを堺にその後の日には、主に松雪彩花、山岸愛梨、ポン子の3つの名前がたまに書かれている程度で、その年の 12 月には何の記録もなくなっており、観るのをやめていることがわかる。わずか2ヶ月で冷めている。
以上、非公開生活記録書より。

冷めたきっかけは、その当時はまだ旧 SOLiVE の運営姿勢が残っていたのだろう、バラエティー色が今よりも強く、内輪ウケ的なノリの強さもあり、ついていけないと感じたことだったように記憶している。
しかしよく考えたらスパッとやめたきっかけは全く別のことだった。詳細割愛。

そこから3年弱。
ごくたまに観た時にキャスターの顔ぶれが変わっていて、誰が去って誰が入ってということはなんとなく知ってはいたが、再び観続けようとはならなかった。
今秋その気が変わったのは、これまた理由は色々あろうが、要はタイミングとフィーリングかな。観続け、興味の対象とするのに適した映像媒体が今はそれだった、と。
今度はたぶんしばらく続くと思う。
ここに今回以上のことを書くことは特にないと思うが。



最近のゲーム。

Spellcaster University
魔法使いだか魔術師だかを養成する学校を運営する偏屈シミュレーション。アマゾンのプライムゲーミングで無料入手可とのことでやってみた。運営シミュレーションだが、施設をクラフトして研究してやれることを増やして学生を増やして資金を増やして、みたいなありがちなスタイルではなく、プレイヤーが積極的にやれることはほとんどない。
実質的にはカードゲームで、だいたいは運任せの自動進行。コストを消費してカードを引き、引いたカードを使って学校内に何かしらアクションを起こす。新しい教室を作ったり特殊な何かを置いたり。そんな中、時間経過で勝手にやってくる選択イベントをこなして、入学した生徒をそいつら各々で勝手に進んだ道へと送り出す、そしてやがて魔王(制限時間)がやってくる、というだけ。
牧場系やオキシや何やみたいに急かされやること多くて忙しいみたいなノリもなく、学校の増築こそプレイヤーの意思で行うものの、内部の教室や生徒の(データの)成長はすべて勝手に進む。そこにプレイヤーが細かく手を加える余地はないと言っていい。つまり大半が眺めて、イベントやカードの選択をするのみ。自分が知っている他のゲームだと "Curious Expeditin" などに似たようなタイプかと思われる。
この、プレイヤー自身に大してやることがないというプレイスタイルが、何かやりたいけど何やるにもしんどい眠いという最近の自分には合っていた。予想外の内容だったが、存外やりたいゲームはこういうのだったのかも。
しかし勝手に進むゲームはそれ相応の面白味がある反面、飽きが早い。二三回やって、まあ十分かな。これに正規の値段は出さんわ。
無料にありがとう開発元にごめんなさい。

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ピクミンブリーフ
一応続けている。着実にブリーフ枚数は重ねているが、ほとんどまともにはやっていない。重い、充電大食らい、というのがまず痛いが、それよりも重傷なのはモバイル環境で使うと通信量の消費がバカでかくてやってられん。
ゲーム内課金どうこう以前に、日常的にプレイするだけで携帯電話キャリアにそこそこの金額を持っていかれるのは憤りしかない。上のスペルキャスターの Steam 版をセールでない日に買ってもお得感がありそうなほど。
ということでアンインストールこそしないが、入れてあるだけで歩数はカウントされ、自宅など Wi-Fi 環境で開けばゲームが進むといえば進むので、一応続けている、という状態。何をもってして進むというのか知らんが。
要するに、スマホに入っている幾つかの歩数計アプリのひとつ、となっている。


その他の継続中ゲームは進捗芳しからず。
追々なんか書くものもあろうが、大して数はなかろう。