BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

ワールドエンドダイナー VOL.4

私はロボット。店をやっている。
レベルは 11 。相変わらず忙しい。


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メニューも相変わらず雑多にぎっしり。

私はコーヒーが好きだ。季節を問わずホットで出してやろう。
私はパスタが好きだ。現在提供可能な唯一の麺類だ。ありがたく思え。
主にその2品を軸にしていこうかと考え始めた今。



ある雨の夜
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迷惑戦闘ロボットが閉店まで居て、閉店直後に暴れ出した。通称のんだくれ。いや、この突発性ゆえに、サンティーノと呼ぶことにしよう。



てってれー
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バイトくんナイス。



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お客にハムスター族が来るようになった。
あとフクロウとかキツネザルとか。



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稀に現れる腹ペコ客。
ショッキングピンクな興奮状態で奇妙な音を立てながらやってきて、一食頼んで速攻で平らげては次の注文、を何度も繰り返す。
おなかがすいてしんじゃうよーなどと嘆きながら何度もサラダばかりをたのんだり、クッキーばかりたのんだり。好みは他の客同様にまちまち異なる。
ちゃんと総額の大金を払って帰ってくれるので、こちらとしては何を召し上がってくれようと構いはしない。



ファッファファー
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特段書き記すほどのことがない淡々とした営業の日々を省略。



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ストロベリーフラペチーノというのを始めてみた。
ちょっとおいしそうだと思った。



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キツネザルがハム背負ってやってきた。
日々仕事に追われていると気づきにくいが、こういったレアなアクションが近隣端々で見られることがあるのかもしれない。



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店の敷地はだいぶ広くなった。
提供メニュー同様に店内装飾にもこだわりがないので飾り付けとか適当。
座席や鉢植えの置き場はお客の満足度に関わる縛りがあるので多少考えてはいる。



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厨房まわり。こちらも適当。
調理器具はもっと効率的な配置も可能だろうが、狭くつっかえる動きになるのが嫌なのでこんな感じで妥協している。



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随分と遅くまで活動できるようになったが、時間を持て余して無駄な夜ふかしをするだけの夜もある。