私はロボット。店をやっている。
たしかそのような書き出しでやるのだった。
レベルは 18 の話となる。
18 となって、こんなのとか
こんなのとか、増えた。
どういったものか説明割愛。
今回の新種は、この茶色の鳥だったか。
前からいたっけか。わからん。
「よく見たら新顔が増えている」というサプライズにしたいのかもしれんが、客の顔をろくに覚えない店主にとってはわかりにくい。やはり図鑑が欲しい。新規客はハイライト表示して「New!」とか主張してくれるとありがたいのだが。
店内周辺に装飾ができるようになった。
ひとまず石畳風の道を適当に。
ベッドルーム開設
ルームっつうか、まあ部屋。東南の角部屋。
店の敷地を最大にまで広げたものの、その後、広げた部分は使い道のない余白となっていた。飲食テーブルと椅子の配置をもっと間隔広くするとか、席数増やすとかするべきなのだが、そうすると自動掃除機の活動領域等も考慮に入れねばならず、どうにもなあー、って。新規購入できるテーブルや椅子は無駄に高価だったりもするし。
といったようなことで、店内にこんな部屋があるのもよかろう、と。
宿泊設備を増やしていくのがベターなんだろう。
そうするよう仕向けられている感すらある。
アイスコーヒー大人気
バイトくん大忙し。
おまえが寝るか
こいつ寝るのか。
バトルロボさん。他のお客がそう呼んでいた。そういえばそんな名だったか。
輝く時は今、遠回りしていた昨日を越えて
そんな季節か。
やってられねえ、そんな気分だった。
読了
※重要文書のため検閲処理済み
司書ロボットのアポカリプス文書だのなんだの、全部アンロックを終えた。
この世界に何があってこんな状態なのか、それはうっすらぼんやりとわかったが、そんな過去はわかっても、今いる動物たちのことはひとつもわからない。
過去の黙示録ではなく、現在の図鑑がほしいのだ。
数種の収納箱に格納しているインベントリの総合リストもほしい。
私はロボット、のくせにそんなデータ管理もできないのか!
たんぽぽ
春の花、大いなる木から舞うやつの方は季節イベント料理に関連したものだったが、これは用途不明。用途もくそも、花は愛でるために咲くもの。
でも入手し、インベントリに入るからには、なにか意味があるんだろう。ダイナー店主としてはそう考えるのが自然ではないだろうか。
トリオ漫才
頑張って行かないかんなー言うてるんですけども。
今日はね、名前だけでも覚えて帰ってくださいね。
トリオどころか
なんだ。そういう日だったのだった。
こういう日が来ると、レベルアップまでもう少しか、と感じる。
ある種の風物詩的な。
ベッドであってドックではない
このベッドはハンモックを使えない客が利用することがあると聞くが、ロボ族にこれは不要ではなかろうか。こいつらがここに泊まることで、泊まれず泣きながら帰る動物の客がいるかと思うと、つまみ出したくなってくる。
とは言え、チェックインの手続き対応をしたのも私だった。
今回はここまで
はいドーンと。
ロボであれ動物であれ、利用客が多く、絶えず来店頂けるからこそやっていける。
営業ペースは落ちつつあるものの、またどうぞごひいきに。