オキシ(Oxygen Not Included)はまだやり続けているんだけども、飽きたわけでもないんだけども、ちょっとなんかなー、別の新しいのがやりたいなーって。
でもなかなか、これやりたいとガツッと来るのがなくて、どうしたもんかなと。
色々探す中で、ひとのプレイ動画も見て、いいかもと思えたのがこれ。
STARDEUS
https://store.steampowered.com/app/1380910/Stardeus/
所謂 Rimworld 系のコロニーシミュレーション。の宇宙版。と言われる。
Rimworld 本家はやったことがない。が、プレイ動画は幾らか観たことがある。
オキシを買った当時、三年くらい前だったか、コロニーシミュレーションと呼ばれるタイプのゲームはあまりやったことがなかった。そういうカテゴリーも知らなかった。それに近いものでは、牧場物語とか、それくらいだったと思う。
オキシを買ったのは、レビューに「Terraria 風」などと書かれていて、その以前に Terraria は 800 時間くらいやり倒していたので、なんかそれっぽい、でもどうやらそれとはだいぶ異なるらしい感じに惹かれたから、だったと思う。明確な戦闘要素がない、空気や温度の管理が大変、といった点も決め手になったっけ。
一方で、「Rimworld 風」という言もあり、そりゃ何だってことで調べて Rimworld を知ったのもその時だったと思う。
しかし Rimworld には惹かれなかった。
なんか殺伐とした感じだし、何者かと戦ったり襲撃されてボロボロになっていたり、災害だかなんだかと、とにかく自分には手に負えない感じに見えた。加えて、それらを乗り越えた先に何を目的とするのかがいまいち見えなかった。今も尚変わらずで、未だやったことがないのもだいたいそんな理由。
以上前置き。
STARDEUS は Rimworld 風宇宙船管理シミュレーション。
Rimworld はやったことがないけども、見た目、グラフィックやキャラクターの動きがもろにそれとわかるもので、影響を受けたフォロワー作品であることも公言されているらしい。
ゲームは何らかの事故によって宇宙船が半壊した状態で始まる。
宇宙船に搭載されていた多数のドローンのロボットたちに指示を出し、宇宙空間に停滞した元宇宙船の船体施設や構造物を、飛び散った残骸をかき集めて修理し、宇宙船として再建していく。半壊施設の中には人間の生存者が閉じ込められた居室や、大人数を冷凍保存中のコールドスリープマシンが置かれた部屋があり、電力を確保し配電し、船のメインコンピューターを起動し、船中の電力網を再構築し、人間を生かしつつ、バラバラになった船を再建していく、そしていずれはどこかの星へ・・・、といった内容。
そうは言っても Rimworld 風には抵抗があり、最初に Steam のストアページで見かけた時は「あー Rimworld 風ね、却下」と気にも留めなかった。先日気が変わって改めて確認したところ、このゲームにはデモ版が用意されていることに気づいた。
日本語対応。完全ではないが。
デモ版、どんなもんかと触ってみたら、ひとの動画でだいたい想像はついていたが、いやしかし想像にも増しておもしろかった。デモ版は機能限定とかチャプター限定とかではなく、プレイ開始から2時間辺りで強制停止、セーブされ、それ以降進められない、続きやりたきゃ買えという、なかなか珍しい、潔い仕様。
一旦家事などして2時間ほど冷静になったのち、それでも続きがやりたくなったので買った。
割引なしの正規価格。かまわん。
たぶんおもしろさのピークはこの序盤、船をそれなりの形に再建していくところに違いない、と思った。いや、このプレイ欲はそこがやりたいだけだろうと自覚もあった。それでもいいと思った。
正規版はデモ版のセーブを引き継いで始めることができた。
これがデモでやったランダム生成のマップ。
なんかよくわからんけど、最初のワンプレイは諸々感触を掴むためのもので失敗ありき、死もやむなしの捨てプレイでいいから、このままデモの延長でやっていくことにした。
人間の乗組員が2人、ここは居室
ここの空気や気温といった環境保全を中心に考えつつ、コールドスリープマシンの部屋にも気を配りつつ、あれこれ手探りの序盤だったのだが
開始三日目にして隕石接近イベント発生
そんなこともあるのだろうと予見はしていたが、ひとの序盤プレイ動画では観たことのない展開。
しかも二つ同時だと。どちらも敵対的何かが乗っているとか。
ええーっと驚くばかり。抗いようのない急速接近。
なるほど、二つ同時にやってきてぶつかってどちらも勝手に消滅する流れかなどと一瞬楽観視したが、Rimworld 系がそんな甘い筋書きを用意するわけはない。
期せずして、図らずも、勝手に実績解除。なにこのゲーム。
降り立ったパイレーツなる敵性何かと交戦する我がドローンたち。
こっちはなんとかなったが。
もう一方のウイルス性マシンとやらは、人間たちの居室の隔壁を破って攻め込み、果敢にも交戦した男性人員 Oracle はドローンの助太刀が遅れ瀕死となり、戦闘終了後に死亡した。ドローンの一機も沈黙した。
尚、この船には開始時点から残骸に紛れて数人の遺体が発見されている。
どうやら宇宙船が事故った原因となったと思しき蜘蛛型宇宙生物に殺されたらしく、その生物の死骸もある。
人間キャラクターに簡易的自意識があるこの手のコロニーシムでは、生存者が死亡者の遺体を目にするとメンタル的によくないらしいので、Oracle の遺体は衣服を剥いで、先達の故人たちを集めたのと同じところに置いておいた。もちろん船外。
5日目。
一昨日の騒ぎの後片付けがあらかたできて落ち着いたところに、再び
「x16」ってなに
だが神回避
など有り得るはずもなく
無抵抗に蹂躙される
無茶苦茶なゲームだ。が、良い。むしろ初プレイでは歓迎すべきサプライズ。
たった5日でこれだとどうなるんだ、改修し続ける暇があるのか、船の再建なんて夢なのか、などと困惑しつつ、しかし「ウインチ」の研究が済んだので、遠く分離した船体をくっつけたりして、なんとかなっていった。
7日目、こうなった。
そしてコールドスリープからネコが出てきた。
名前は Molly 。デフォ名。
唯一生き残っていた男性人員 Elle のところに行かせてやりたいと思い、研究で得たテレポーターを設置して移動してもらった。
テレポーターはどういう用途が正しいのかわからないが、二点間を環境を問わず瞬間移動できるマシンのようなので、宇宙の真空空間を通らずに部屋移動できるように設定してやった。
コンピューター/サーバールーム
このゲームの「研究」は少し独特で、所謂「研究施設」をポンと置いてなんらか資源を入れて研究対象を設定~それを繰り返していけばいい、というのではない。
研究はデフォルトで存在するメインコンピューターがやってくれる。が、研究対象ごとに「メモリ」と「ディスク容量」が設定されていて、「メモリ」は常識的な PC のメモリでありメインコンピューターの計算領域とでも言うんだったか、それが足りないと考えが回らないってやつ。高度な研究にはより多くのメモリを増設しなければならない。
「ディスク容量」もそのまま記憶領域だが、研究をするごとに研究済み項目の記憶保存でデータが埋まっていくので、空き領域を作るためにディスクを増設しなければならない。
で、「メモリ」も「ディスク」もクラフト施設に項目があり、一つ一つがコンピューターに組み込む小さな回路というわけではなく、コンピューターの横に1マス大で並べる建物となっている。しかも1台1台別々に電力を要する、なかなかハードな仕様。ハードディスク。
メモリもディスクも1台では容量が少なく、研究する度に足りなくなるのでどんどん増設してどんどん並べていくことになる。あー、グーグルとかのデータセンターってこんな感じかーなどとのんき言っている場合ではない。
そして面白いことに、いやタチの悪いことに、いや当然と言うべきか、これらはそれなりに発熱するらしく、特にメインコンピューターの発熱はえらいことらしく、「ヒートシンク」まで用意されている。
今のところは宇宙空間の真空でマイナス 100 ℃とかに冷え切っているが、油断しているとガンガン 0 ℃に近づいていくからこわい。
早く高度なコンピューター技術を獲得しなければならないが、その過程にもこのデータセンター型の施設増設&発熱処理が必要なわけで、或いは早期アクセス故の調整不足な点かもしれないが、こいつは大変な仕様だ。
11日目。
だいぶ船体を改修&整理できて、残骸の数々も保管庫に格納できて、ドローンたちもやることがなくなってきた。
3日目、5日目の隕石のようなビッグイベントもぱったりと止んで、わりと平穏。
16日目。
コールドスリープから Allen 、Braney という人間が出てきて、3人+ネコの生活になった。
全員男。
とりあえずこの時点でやれることはだいたいやってしまって、あとは研究待ち。
外的災害的イベントがなく、みんな暇している。
そのまま21日目まで変わらず。
ここまで、価格相応ばっちりおもしろかったが、
早期アクセスだからだろうか、このイベント発生率のムラは。
1からやりなおすか。