自分以外誰一人見ないこのブログのアクセス数がここ数日、過去平均値の 50 倍から 100 倍、或いは 200 倍ぐらいに膨れ上がって、何事かと驚いた。
前回のスチームネクストフェスの記事、自分が採り上げた厳選作は、他の大手ゲームニュース系サイトがピックアップしていたタイトルとほとんどカブりがなく、Steam 自身が発表した「今回最もプレイされた体験版」のトップ５０作とも一つのカブりもなかった。
https://store.steampowered.com/sale/nextfestmostplayed
加えて今回、結構おもしろいゲームを引き当てる確率が過去フェスの時より高かったし、記事内容もそれなりちゃんと書いたつもりだったので、件のアクセス増について「あーネクストフェス盛況なんだな、この辺境ブログに注目が来るほどとはな」などと思った。軽く思い上がった。うっすらうぬぼれた。
しかし、いや、そんなはずはないとも思った。
こんな自分の、こんなブログだもの。誰が注目など。
激増アクセスが三日続いた頃、あちこち調べて原因が概ね分かった。
ネクストフェスとは関係なく体験版を配信済みだった某ゲーム[※検索避け]が、ユーチューバーだかストリーマーだかインフルエンサーだかの配信による影響なのか、最近急に人気・注目度を上げたらしく、当ブログのこの記事に検索サイトからの一見客が訪れまくったらしい。
そのゲームタイトルでググると、元の英語綴りでもカタカナ表記でも検索結果の上位にその記事が出てきていたのだった。なにしろ今現在でも体験版の配信がされているだけの未発売ゲームで、英語でのプレイしかできない内容とあって、日本語の攻略 Wiki などもなかった。だからオートマトン他の大手ニュース系以外で単発記事を書いている日本語ブログは希少だったんだろう。
でも正直、そんなイナゴアクセスは迷惑。
第一あの記事、そのイナゴ様方が欲するような情報はろくに書いていない。自分がプレイした感想文をいつものごとく長々書き連ねただけ。そんなわけで、検索サイトの検索結果で一見してわかるように、冒頭に「糞ブログだよ。来んなよ。」という意味合いの注釈を書き加えた。
それが奏功したか、ここ二日はだいぶ減ってきた。それでも以前の 10 倍以上はまだあって迷惑な状況は続いているのだが。
私こと吉良吉影は静かに暮らしたい。
暇があれば突き放すような注釈ではなく、少しは彼らの役に立ちそうな記事を改めて書くのもよかっただろうが、相変わらずおえかきに暇を注いでいるので今はゲームになぞ。
それにいずれあのゲームさん自体が日本語を実装してわかりやすくなるだろうし、今回のフィーバーの元となった配信界隈の方々がその配信の中で色々レクチャーもやっているようだし（見てないので定かではない）、フィーバーとなればすぐに攻略 Wiki を誰かが作るだろうと思い、案の定できているし、気にせんでよかろうと、思った。
以上、最近の出来事は、おえかきとそれくらい。
朗読音声試聴はたまに。
朗読聴き趣味と以前からのアンダーグラウンドヒップホップ好きが合わさって、Shing02 に行き着いた。注目するのが二十年以上遅れているので今更何も書くことはない。
