BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

オキシ 084 (vo)

九度目のコロニー、ボルカニア編。
サイクル 800 台の続き。



サイクル 827

マップ上方、左方面、塩層を進んでマップが開いた先に、ランダム生成のいたずらに囚われたポークシェル発見。そのうち助けてやろうかと他の作業をしているうちに、何サイクルか後には抜け殻になってしまっていた。
すまない。因果地平で会おう。



サイクル 834

高熱岩石層Aと前回呼んでいたエリアの入口。高熱を外の空間に出さない真空空間を保つための液体エアロックが、何サイクルか前から壊れかけていたことに気づいた。
塩水と原油を重ねた液体エアロックだったが、真水と原油になり、水は付近にこぼれ、原油は元の窪みに、そして固体の塩が落ちている。つまりどうやら誰かが高熱層内部から高熱岩石を外に持ち出し、その際に軽く蒸発して塩と水が分離したのだろう。
奇跡的にわずかな水がエアロックの役割を保って真空は解けていなかったものの、気づいたこの時の次のサイクルには空気の揺らぎかなにかによって真空が解けてこれまでの神経質な苦労が水の泡に。

数日前のデータをリロードしたが、4サイクルほど戻っても既に塩水が分離していた。さすがに4サイクルも5サイクルも戻るのは別の面倒があるので、この 834 のオートセーブから再開し、速攻で液体エアロック部分を一旦壁タイルで封鎖した。
高熱岩石処理作業は今急ぐべきことでもない。液体エアロックを再設置し安全が確保できてから再開すればいい。



サイクル 835

塩水や水ではない別の液体でエアロックにしようと考え、急遽エタノールを準備した。液体エアロックに使う量はわずかでいいのでこれで、と思いつつふとエタノールの特性を確認したら、あれ、なんだよ沸点が水より低いじゃないか。
ということで蒸留機の設置場所や液貯め場を整備するなどそこそこ手間を掛けたものの丸々全部無駄に。

よく考えたら水でも汚染水でも原油でも、1000 ℃超えのものが相手ではなんでも気化してしまうから何をエアロックにしようが同じだ。ってことで結局ふつうの水を使い、液体エアロックではなく液体を溜めた窪地状の入口にした。

また高熱現場からの資材持ち出しがないように、黒曜石と火成岩を使った建築指示はしばらく出さないように、建築指示を出す際の素材選択に細心の注意を払うよう心掛けた。
元々の塩水エアロックが解けたのも、どこかで誤って黒曜石での建築指示を出していたのが原因だと思われる。



サイクル 843

高熱岩石層内の採掘はすべて終了した。高熱を示す赤い岩石はすべて素材に変えた。あとは熱破壊建築を続けて使い尽くすのみ。

アビサライトはマップ端に当たる壁の窪みに集めて塞ぐことにした。




サイクル 850
全体図

高熱岩石を使い切る熱破壊建築が完遂した。

風変わりな模様になっているのはパイプ系を一定間隔で縦や横の縞状に貼り込んだため。半端に断熱タイルになっている部分は、たまに熱交換プレートとタイルが同マス共存するのでどういう条件だとそうなるのか試していた時の名残り。結果、その条件は不明。

このように熱々の赤いところも赤い資材も無くなりましたとさ。



サイクル 885

高熱岩石処理活動が一段落後、色々細々やっているけどスクショを全然撮っていなかったので諸々は次回。
これは、今度は宇宙方面の高熱素材を同じように熱破壊建築しているところ。

苦鉄岩を使って熱交換プレートと梯子と断熱液体パイプと断熱気体パイプを貼り込む。のだが、そこで初めて気づいた。断熱気体パイプの資材選択には苦鉄岩があるのに、断熱液体パイプにはない。なぜかはわからないがそういう仕様。

しかたがないので液体ブリッジで気休め。の図。




つづく。