BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

SNF 2024FEB 追記

スチームネクストフェスでやったゲームのいくつかのインパクトが思いの外尾を引いていたようで、そんな幾つかの続きを少しやった。


Run Pizza Run
ふつうのピザ配達ゲーム。

こんなもんクリアできるわけがねえ!けどなんかもう一回やっておきたい、と無謀にも思ってやってみたら、実はしんだ後の「CONTINUE」は文字通りのコンテニューであって、ある程度配達した後の時点から再開される仕様になっていることに気づいた。
最近ローグライク系でよくあるパーマデス(死んだら全部終わりで一からやりなおし)仕様に慣れきってしまっていたので、しかもこんな滅茶苦茶なゲームなら途中再開の甘えなんて許さないはずという先入観があって、ファーストプレイの時には全然把握できていなかった。

いやしかしそれでもこれ無理だろー、と思いつつ

うおー10枚!

うおりゃー16枚!!

わーはははh19枚!!!(もうやめたい)

20枚!!!!クリアー!!


慣れって怖い。
意外とあの、右見て、左見て、もう一回右見て、と幼稚園通いの児童みたいな確認をすればなんとかなるものだった。あと安全地帯の見極め。というより、マップの壁・不通障害物の置き方があちこち雑なので、建物の裏手や道路からある程度外れた敷地を行けば、車が飛んで来ないどころか走っても来ないので、余裕で通過していける場合もあるのだった。
あと、突進車は配達ポイントに特に集中的に着弾してくるので、その点を認識してタイミングを計ればまあなんとかなるっつーか。でも結局運もあるんだろう。

結論、思ったより簡単だった。デモ版だから手加減された可能性も高い。
製品版には途中再開コンテニュー不可なハードモードなどがあるに違いない。
なんにしても最高。グレートにヘビー。

ひとつ改善すべき点を挙げるとすれば、ピザ配達ポイントが、本当にただのポイント(地点)でしかなく、客が待っているわけでもなく、ピザを届ける演出すら無いこと。
そりゃ修羅場をくぐり抜けて到達したらそれだけでゲームプレイヤーとしては達成感はあるが、ピザ配達員キャラクター的に満足度がいまいち。届けた場所のゴミ箱に捨てる、でもいい。苦労を無駄にする演出でも笑えるさ。なんだっていいからそこんところ、もう一歩、何か欲しい。



Auto Forge
ロックマン+テラリア)÷2×ファクトリオな偏屈ゲーム。
ファーストプレイでは良いのか悪いのかいまいち理解しきれなかったが、やり込んでみたら結構良かった。ファクトリオもサティスファクトリーも、やり込むほどに好みから遠ざかっていく感じがあったが、これは結構いけるかも、と思った。

6時間近くやった。


最初は地中の遺跡から始まり、チュートリアル指示に従って周辺探索してアイテムを集める。やがて色々作らされ、素材集めのために鉱床みたいなのを探させられ、鉱床からの採掘自動化、パイプライン(コンベアは無いらしい)でアイテム生産自動化、研究やらされ段々と生産物がややこしくなり、チュートリアルにもわけのわからない項目が出てきたり。

序盤は地表に出てマップの端に行っても黒いドットのもやがかかっていて、先に行けはするけどもやが晴れずその中にいるとダメージを受け続けてしまいにはしぬ、という状況だったので、あーデモ版では行けるエリアが限られているんだと思ったが、しばらく進めていった後に何らかの特殊アイテムを取ったかチュートリアルが進んだかしたら、もやが晴れて先に進めるようになった。
画像4枚目の遠景で分かるが、ある程度一定の広さでエリアが区切られており、その先のマップを明かすには条件が必要らしい。全体マップはこのエリア100枚分くらいの広さなので、6時間やってもまだ全然序盤なんだな、と思わされた。

遠景はほぼテラリアのそれと酷似。
プレイヤーキャラのロボの動きはロックマンと酷似。二段ジャンプとかある。
しかしやること、やらされることは完全にファクトリオ。最終目的がどこまで行くのかわからないが、前述の超大規模なマップの多くを使うような工場、生産ラインを組むことになるんだろう。

ファクトリオなので、元ネタ同様に敵の侵略を撃退するためのタレットとかも出てくる。敵は今のところあまり多くない。地上にスポーン穴みたいなのがあってそこから沸いてきて、基本的に地上を徘徊しているのみ。或いは地下入口を見つけたら入ってくるかも。どうやらプレイヤーロボの他、プレイヤーが築いた施設に向かってやってくるらしい。地上に適当に施設を設置して放置していると知らないうちにダメージを喰らい、最終的には壊されるみたい。

6時間やって、結構進めた気がするけど、何段階進めてもチュートリアルが尽きず、デモ版でこんなに遊べていいの?っつうぐらいもう既にゲームとしてそれなりに充実している感じ。
時々マウスカーソルが表示されなくなるとか細かなバグはあるものの、そんな不満が気にならないくらいには十分に楽しめた。

これはかなりのダークホース。
タイトルで検索しても何の記事も出てこない。
このまま注目されることなくポシャるとしたらもったいなさすぎる。

じゃあ出たら買うんだ?
え、いや・・・、考えとく。