BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

原節子さん、御存命であったのか。合掌。
ゆっくり小津作品を観直す時間が欲しい。夏の暇時に観ておくべきだった。

また BD/DVD が増えてきたので整理した。興味失いもう今後観ることはないと思われる大量のハロプロ作品のやり場に困る。売るも捨てるも面倒臭い。とりあえずダンボールに詰めて目に触れない所に置いた。空いたところには るるきゃん 関連物を収めた。

秋アニメ9話くらい

オルフェンズ、8 話。
ダブルゼータ みたいに思えてきた。

ワンパンマン、9 話。
やっぱり サイタマ は変にシュールなギャグ台詞など無い方がおもしろい。インチキ野郎を演じるとこで、あーそういう感じのヒーローだったか、と、なにか溜飲下がる思いがした。

進撃中、9 話まで。
話数によって面白さにムラがある。ここ数話あんまり面白くない。9 話は主人公さん方が完全に脇に回されており、もうただのラブコメ。出オチ作品を 1 クール続けるのは大変なんだな、と。

コンクリートレボルティオ、9 話。
前言撤回、やっぱりおもしろい。超人とはなにか、突き詰めようとする考え方、おもしろい。
それにしても OP 曲は好きでもないのに妙に耳に残る。仕事中、どうでもいい時にふいに脳内に流れる。好きでもないのに。

キャバルリィ、9 話。
前言撤回、バカだなー。バカルリィ。

学戦都市アスタリスク
1 話切りしたけれど、佳村はるかさん ご出演との報を得て、9 話を観る。アルルカントだかアルルキャンだかいう何かの女性体のロボ?役。良い。良い役をもらい、興味深い声で良い感じのキャラを演じておられる。
が、作品が、話が、その他声優の演技が、つまらなくて参る。切って正解だった。1 話からそうはっきりわかって切ったアニメだったのだった。この手の作品において、キャバルリィ が如何にましな作品かがよくわかった。

ガルパン BD、アンツィオ OVA をコメンタリー付きで再び。

再びキャストコメンタリーはいまいち。大地葉さん がたまにマニアックな解説をはさむも他三人の反応鈍く、可哀想。肝心の 渕上舞さん が、あまり自分の好むタイプのタレントではないらしいと気づき、それがいまいちと感じる原因であるのかもしれない、とも思った。
お馴染みスタッフ陣によるミリタリーコメンタリーはマニアックすぎ。設定考証の御方のご指摘が逐一細かく、且つ早口でまくし立てるタイプで、確かに言われて細かく観るとおもしろいのだけど、話しぶりには少し引いた。
そして 水島監督 を含む偉いお三方によるスタッフコメンタリー。観ている画に合わせた、その動作や意匠についての意図、見所などを丁寧に。これこれ、こういうコメンタリーが最も望ましい。洋画の副音声でよくある、その作品の監督が直々にしっかり語るやつ。なぜ日本の、特に自分が好んで買う作品ではそういうのが無いのだろうと常々思っていた。それがあった。こんなところに。すばらしい 水島努 大先生。さすが、どこまでもわかっていらっしゃる。できればテレビ版 1 巻からやってほしかった。スケジュール的な問題か。そういった方面の謝罪の意味も込めての偉い方コメンタリー、か。どこか言い訳じみたような発言も含めておもしろかった。やっぱりキャストの無駄話やオタクの薀蓄よりも、現場スタッフによる作品の核に根付いた話が聴きたいもの。
その他特典映像。
大洗関係イベント映像ダイジェスト。声優さんと大洗の町がメインで、戦車はややそっちのけ。つまりいまいち。所謂フリー素材な方々の、典型的アニヲタな姿、所作に、またも引く。アイドル好きだった頃と同様、こういう御立派紳士様方を観るにつけ、やはりこんなイベントには出向きたくない、と思うばかり。
マチアソビでのトークショー映像。開始から数分で日が暮れていく様が最もおもしろかった。
残るは「ハートフルタンクディスク」だけども、きっとたのしめるものではない気がする。既にどんな感想になるか予想がつく。

ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! [Blu-ray]

「xxxHOLiC◆継」

バンダイチャンネル見放題、全 12 話+外伝 1 話。2008 年放送。
水島努 監督作の未視聴作品を観るシリーズ。
CLAMP 原作、この世のものではないものや現象に遭遇しやすい少年と、そういった事象に悩まされる人の願いを叶える店の美人店主を中心に展開する怪奇ミステリー風コメディのシリーズ 第 2 期。
相変わらず主人公 ワタヌキ がウザい。お約束的なところではあるが。しかし、1 期を観終えたあと、妙にあのウザさが恋しく思えることがあり、楽しみにして観てみると、やはりウザいと感じつつも、嫌いではなかった。
1 期と比べると、オムニバス形式の体裁はやや無くなっており、ワタヌキ の片目と蜘蛛の恨み、霊能視少女 コハネちゃん の受難、そして 1 期から残されていた ヒマワリちゃん の謎と、大まかには三部構成。ゲストキャラではなく、主人公たちにとって直接的な話を中心に進むので、全体としてドラマ性が増した感じがし、よりおもしろいと思えた。
しかし間に挟まれた回、風船屋のエピソードはまあいいとして、唐突に麻雀の話で一話丸々費やした回には唖然とした。単に麻雀アニメがやりたかっただけなのではないか、と邪推してしまうほど。
侑子 は何者なのか、マル と モロ とは何なのか、といったところが個人的最大の謎として残ったままだけど、それはそれでもいいかな。
終盤二話ぐらいでは、のちの「Another」で観られるようなホラー演出、気でも違ったかと思うほどおどろおどろしい背景などに、水島努 の黒い面が表出しているように見え、そういう点でも楽しめた。最終話では、関係ないけど「蟲師」の 光脈 みたいな表現もあって、あーやっぱり根っこの作風として似通ったものあるなー、と思ったり。
そして最後の外伝回。味方キャラ総登場でおでん屋にて酒盛り。するだけかよ。それで外伝か。外伝だからなのか、原画のタッチ、動画演出なども本編と異質。どことなく ハレグゥドクロちゃん 系の暴力的なタッチで可笑しい。さらに外伝のみのゲストに 永井一郎。おでん屋キツネの 古川登志夫 との絡みがあり驚いた。こんなところで共演。話的には無くてもいいこの外伝がインパクト強すぎて、本編吹っ飛びかけた。
この作品で唯一残念だったのは、ED 曲ぐらい。低俗なラップなんかよりまた バクチク とか渋いやつにしてほしかった。