BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

オキシ 037 (v)

八度目のコロニー Verdante 19 話。



サイクル 181

増員分寝室やっとできた。
余剰酸素用の気体貯蔵庫も設置した。

冷却機関の蒸気室からシャインバグが出ていったタイミングで優先度9で壁を密封閉鎖。吸気ポンプを稼働させて真空化スタート。
また、冷却不十分な温水を再冷却させるためのループパイプと液体遮断機が必要なことに気づいて追加指示を出した。



サイクル 182

冷却機関の準備は、万全とは言えないけど概ね整った。

ほか、余剰酸素の気体貯蔵庫について、貯めた酸素をどんなタイミングでどこに出すか考え、床ドアや出力パイプやパイプ内気体センサーを追加して自動化を整備したり。
掃除させたり。
あとなぜか食糧備蓄が5万を切って危険域。以前ハッチの餌を変更した余波か。



サイクル 183
配給&採用面接。

書類選考で落とせよ。該当者なし。
生スリックスターは捕縛移動が面倒なので拒否。

冷却機関ついに稼働開始。
ループパイプの距離を測って詰まらない程度に恐る恐る少量の汚染水を汲み上げ、恐る恐る液体クーラーへ送った。とりあえず問題はない模様。

冷媒は予定通り汚染水。
液体クーラーに入る前にパイプ内温度センサーで水温を計って、設定温度より高ければ液体クーラーを通して -14 ℃冷やして出す。通す必要がない冷水なら液体クーラーをスルー。
蒸気室から出たところにもう1つパイプ内温度センサーがあり、-14 ℃下げてもまだ高い温水は液体遮断器で遮断されてループパイプを巡って再び液体クーラーに入れて再冷却。冷水と判断されたら遮断器をパスして拠点行きパイプを下っていく。
という、ONI プレイヤーにとっては極常識的な機構。
以前は先人の記した文献を見ながら真似しても設計ミスして建築→解体→建築→解体を繰り返したものだが、もう何も見ることなく、自分でどういうやつをどう作りたいか考えながら作って、稼働させて、ミスもなかった。
「どういうやつをどう作りたいか」がミスっているところはあるが。

早朝から稼働させたが初日の電力消費は問題なかった、と言えるのかな。巡らせている水量が少ないのと、人力発電バリバリで補助できたみたいなところか。



サイクル 184

大仕事は終えたので、冷却の経過観察しつつ、上下少しずつ採掘指示など。

拠点内に巡らせた冷却水用のパイプ、そのうち電解酸素生成区に這わせた部分にある輻射パイプが、前回気休めに貼った断熱タイルと重なっていて冷却効果が阻害されていることに気づいたので輻射部分だけノーマルタイルに貼り替えた。



サイクル 185

上へ。



サイクル 186
配給&採用面接。

拒否。

上へ、進んでない。滑り棒設置に時間食った。
ただでさえスーツ着て外出て迂回して、長時間通勤だし。



サイクル 187

上へ、行ってもヘドロか錆ばかり。そういう星だと知る。



サイクル 188

上へ、少し横へ。
マップを明かしていこう。



サイクル 189
配給&面接。

即採用、鉄。

ヘドロ層の広いこと。金アマルガムと汚染水は潤沢になるだろうが。



サイクル 190

シャッフルマシン周りの放置機械類を解体して、この星には天然ものが埋蔵されていないらしき銅鉱石と銅を少量ながら入手。


全体マップ

拠点から右端へはとっくに掘り切っており、左端も天然ガス噴出孔の先はもう深くはなさそう。


で、とにかくヘドロだらけな感じ。埋もれた物体からバディが幾らか出てくるし、まだ開けていないけど塩素ガス噴出孔も2つあることがわかっているので腐肺病菌については神経質になる必要はなさそう。塩素の弱毒性から、いずれにしても常時スーツ生活が理想になるだろうけど。



現在の気温

冷却水の循環が効いて赤みが引いてきた。
発電区がややオレンジっぽくなってきている。
補欠ドレッコたちが赤いのはなぜだろう。34 匹とか居て卵も 30 個あるので窮屈すぎて怒り狂っているのだろうか。



現在の空気

慣例で貼ったまで。



さてこの冷却水循環パイプライン

拠点内の熱くなってきた部分に輻射パイプを貼って冷水の冷気を渡す、という目的でこうしたわけだが、以前のコロニーでもそうしていたわけだが、これは非効率なのではないかと思った。

電解装置で酸素生成して暮らしている場合、拠点内の気温が上がっていくのは主に電解装置が生成する酸素が常に 70 ℃であるからということに起因する。70 ℃でできた酸素が吸気ポンプに吸われてから排気口に出るまでに周囲の空気と多少熱交換して、拠点中央にはほどよい温度の酸素が広がる。が、じきに全体的に温暖化していく。
要するに、常に熱い/暑いのは電解装置周辺なわけだから、なにもこんなに大掛かりにパイプを張り巡らす必要はないんじゃないか。電解装置周りだけを集中的に冷やして、酸素が 70 ℃で生成されようとも即座に冷えれば、良い塩梅の酸素を送り続けることができるんじゃないか。
冷却水ループをドレッコ厩舎にまで伸ばして輻射パイプも入れて、と考えていたけど気流パイプを伸ばすだけでいいんじゃないか。

しかし液体と気体での比熱容量の差というのもあるし、拠点内酸素量が排気口のキャパを超え続けているといくら冷たい酸素でも滞留してしまって出てこないのでは使えない。
なんにしても次回一度試してみたい。


あと、もう地質構成はだいたい読めたので、次は精錬装置についてちゃんと考えよう。200 サイクル近く来てまともな金属精錬手段がないとか怠慢にもほどがある。