BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

うつつ雑感 2210月

METAFIVE ばっかり聴いている。
METAATEM 付属のブルーレイを観た後、METAHALF も買った。
いずれも過去十年くらいに買った最先端音楽の中では、珍しいくらいに何度も、毎日聴いている。聴けている。思考がないんだ。
昨年の配信ライブの映像が観たい。きっとそのうち遅かれ早かれ商品化することはわかりきっている。すべてが繋がる時が来る。ライオン。白竜。うどん。
ク・ク・カン、カン、クミュニケイーラー♪




ヴァンサバ、あんまりやらなくなった。
ゲーム中の戦闘よりも、やはり睡魔との戦いがきついので。



Steam NEXT フェスがまたやってきた。もう終わった。
今回はディスカバリーキューの形式でおすすめゲームを一作ずつ表示してくれる機能があったので、それをだらだら眺め、気になったらデモ版ダウンロード、ねえなと思ったらスキップ、と深く考えずに選別していった。

以下、やってみたゲーム。順不同。全部日本語対応だった。

"AGAINST the STORM"
「ローグライト・シティビルダー」を謳う、所謂コロニーシミュレーション系。Banished 系なのかな。
開始地点に拠点が置かれ、その周辺を探索・開拓して、資材を採集して拠点中枢に運んで色々施設を建設して、放浪民を取り込んで人を増やしたりして、敵性的な何かがいるっぽいのでそれをどうにかしたりして、クエストやらミッションやらをこなし、クリア条件となる女王のご機嫌をとっていく。
今やよくあるタイプのゲームなので、それなりに楽しめる感じもあったが、特筆すべき個性的なゲーム性はあまり感じられず、果たして、恐らく 3000 円前後になると思われる価格を出してこれを長時間やりたいかと問われると、オキシで間に合ってます。


"DREDGE"
釣り船アドベンチャー。紙芝居進行のストーリーで RPG 風味を醸しつつ、主たるゲームは釣り船を駆使しての海上探索&アイテム収集。冒頭船と借金を与えられた主人公が、魚を釣って、漁村の魚屋に売って金を稼いでそのいくらかを借金返済に当てつつ、船改造パーツを買ったりして釣り能力を拡張させていき、海で拾ったりしたアイテムを使って色々次々出てくる謎やら人やら事件やらを探っていく。
コミカルな画調の割に雰囲気が暗く、釣りゲーと言うにはダークなノリで、その点ではおもしろいけど、肝心の釣りとアイテム収集がゲームとしてはややつまらなくて困る。でも「非常に好評」くらいのレビュー評価は得そう。


"Inkulinati"
ターン制ローグライクカードゲーム系。親キャラに指示を出し、ミニオンを使役して敵をやっつける、というのがルールの大筋。だが、このゲーム全体が紙の上にインクで描かれているという設定が肝。
すべてのキャラクターはインクの影響下にあり、例えばミニオンを召喚するにも場に描き出すためのインクが一定量必要となる。キャラクターごとの行動にもインクがコストとなり、キャラを動かすか、攻撃するか、或いは貯めて所持インク量を増やすか、といった選択にも思案することとなる。
など、とにかく文字で説明するには複雑な内容。
理解を深めればかなりおもしろいゲームなのだろうが、まずチュートリアルからして丁寧でありながらも覚えるべき情報が多くて、お世辞にもシンプルなゲーム性とは言い難い。正直チュートリアルだけで結構疲れた。
端的に言えばスレイザスパイアフォロワーの一種であることは明らかだろう。StS は入り口はシンプルで奥が深いが、フォロワー作品はなぜみんな入り口からややこしいものになってしまうのか。


"RIGHT & DOWN"
カード形式ダンジョン RPG 。画面に二十枚ほど並べられたカードがゲーム世界のすべて。左上の主人公カードがタイトル通り右 or 下を選択して進んで、アイテムカードでステータスを補強しながら敵カードを倒していく。右下の角に辿り着くと次の面、配置されたカードがすべて一新され、再び左上から右下を目指す。その繰り返し。
スマホゲームでたまに見かける簡単暇潰しタイプのやつだと思う。サクサク強くなれてサクサク倒してサクサク進める。ずーっと同じ。20 分続けたが、あまりにも単調で眠くなった。うそ。寝た。


他にも二つ三つやった気がするが、これら以上に書くべきことのないものだった。
あと直近でヴァンサバをやり倒していたせいで、おすすめに出てくるゲームにそのフォロワー作品であることが一目でわかるものが多くあった。が、ひとつもやらなかった。

ヴァンサバって StS 系以上にフォロワーが差異を出しづらいゲーム性だと思う。プロモーションのデモ映像を見るだけで、ただのパクリだやる必要なしと判断できるものばかり。
差異を出そうと少し変ないじり方をするだけで弾幕弾除け系シューティングゲームクリッカー系ゲームに寄ってしまう。そんな微妙な平均台の上に立って辛うじて至高でいられる(ように思える)のが本家ヴァンサバであり、だからこそあれだけヒットしたのだと思う。言わばクッキークリッカー以来の革新。大袈裟。