九度目のコロニー、ボルカニア編。
80 日経過、人員7人。
水はたっぷり、食糧ギリギリ、酸素あぶなげ。
電気は水素と人力、トイレもベッドもボロ。
といったところからの続き。
82 日目。
ピップの卵、来た。
既にアーバーどんぐりも配給で入手済み。
いつものごとく土生産屋として育てたい。
以後しばらくスクショを忘れた。
その間、90 日頃にハッチの肉化がやっと始まり、食糧難を脱却。
次の段階として、酸素難によりスーツドックを作っても機能しないことは目に見えているので、周囲の塩素地帯やヘドロ地帯へ、極力内部に入り込まず、斜め掘り&斜め建築で侵攻していく作業を始めた。(詳細後述)
あと前回書き忘れたが、80 日頃にはドレッコ厩舎が完成していたのだった。
つやつやドレッコはまだ不在。
98 日目。
またもウォート。ありがたや。
100 日目。
の様子。
このように周囲がモスグリーンな塩素穴と、黄ばんだ液体をはらんだ小汚いヘドロ地帯ばかり。
例えば酸素不足だからって電解酸素生成部屋をもうひとつ増やそうと思っても、容易く場所が確保できない。熱の挙動を計算しつつ発電区域を整理しようと思ってもまた同じく。配給でぐりぐりネズミが出てきても、そいつの厩舎をこさえるにもまた難儀するため諦めざるを得ず。
水槽の内部が広いではないか、ハッチ厩舎4つも要らんやろ。そりゃそうなんだが、それらはそれらでそれなりに考えがあってだね。
みたいなことで。
それでどうするかというと、前回八度目のコロニーでやっていた、ヘドロ層とか腐肺病菌がうじゃうじゃの空間を適当なタイルで埋めて、空間=空気の存在そのものを消失させて除菌する方法で、周囲のエリアをきれいにしましょう作戦。をやる。
っていうか気づいた時にはそういうふうにし始めていて、数カ所同時に始めてしかし人員は7人っきりで、ハッチやドレッコの世話や卵の世話なども常時あるし、なかなか忙しくて作業途中のスクショを忘れていた、といった次第。
それはそれとして、つやつやドレッコの卵登場。
104 日目。
ピップ孵る。
掘るだけ掘って未開発のこの洞穴で植物をなんなりと育ててもらう予定。
107 日目。
上にある水たまりの水を下の水槽に移す方法を考えた結果、各階の床を貫通する穴=網状タイルマスを開けて上から下へ一直線に流し込むことにした。水たまりの中に仕込んだエアロックは、あの量の水の動きが読めないので事故った場合に即座に栓ができるように、という保険。
尚、水の移動が完了するまでに、もしも複製人間の誰かがこのエリアでおもらしなどした場合、えらいことになるよね。ひどいことになるよね。その点、懸念事項として頭には浮かんだが、保険は一切打っていない。
113 日目。
またウォート。
えらく引きが良いのはなぜだろうと思ったら、少し上の層に雪氷地帯があった。
120 日目。
作業スクショのないまま結構な日数が飛んだ。
その間のできごと
・上の水たまりを水槽に注ぐ作戦、実行。
概ね計画通り進んだが、最初に開放した際はドバーッと流れ落ちる量が網状タイルの許容量を超えたらしく、上のハッチ厩舎は水浸しになった。ざまあ。
・ハッチ厩舎に自動掃除機配備。
精錬金属や電線配備の都合上、右側の2厩舎のみ。
左上にある水たまり(医務室の左隣)に余剰卵を捨てるようにしており、そこから遠い右厩舎の方に自動掃除機を付ければ、複製人間の作業時間節約になるので。
余剰卵 → 水中で孵ったハッチは逃げ場が無く、しばらくすると勝手に肉に变化するという定番の自動屠殺機構。いやちがう、屠殺じゃない。サツなんて言うと可哀想感が生じる。そうじゃないんだ。ハッチってデータが肉ってデータに置き換わるだけなんだ。水中で呼吸できず苦しんでいるんじゃないんだ。データが変わる際に、データ変換処理の絵としてそう見せているだけなんだ。
・左上&右上の塩素穴を斜め建築で開拓。
しかしピンチャペッパーに阻まれやすやすと進めないこと多し。
・右下のヘドロ地帯へとスーツなしで侵入。
液体エアロック的なものには頼らざるを得ないが。
スーツなしで汚染水に潜り、濃厚な腐肺病菌に触れ、作業者たちのストレスがバンバン上がる。10% や 20% はまあまあやむなしかと思ったが、30 ~ 40% に至る者もおり、そいつは危険信号だと気づき、急遽マッサージ部屋を作った。医務室を設けたのも腐肺病患者が続出したため。
123 日目。
斜め掘削&斜め建築による侵攻の様子。
図のワンギリ氏から3マス分右の緑が明るい空間、その上側に逆さに植わっているのがピンチャペッパー。こいつは枯れている状態でも縦3マス分の空間を建築不可状態にするので、この3マス空間にはタイルが貼れない。
植物の根元が植わっているブロック(ここではピンチャペッパーの上のマス)は掘削可能なので、そこを削ればいいわけだが、そのまま横から削ると当然中の塩素が漏れる。塩素は一度漏れ出すと処理しづらい気体なので、塩素のある空間をタイルで埋めて消失させたい。
なんか描いてみた。
要するに、この右の状態になれる場所を探し求めて斜めに掘ったり埋めたりし続けているのである。あっそ。
128 日目。
ヘドロ層埋めの様子。
こちらは斜め建築はあまり関係ない。やる場合もあるが。
作業としては、まず入り口(この場合上の方)に液体エアロックをつくる。気体流出を適当に塞いだら内部に侵入、ヘドロマスを手当たり次第に掘り崩し、ヘドロは汚染水と共に気体のない空間にまとめる。が、どうしても腐肺病菌の発生は防げないのでそれはそれ。
ヘドロを崩し、侵入のために作ってきた通り道を、掘り進んだ奥からタイルで埋めていき、最終的に気体の空間をなくして腐肺病菌混じりの汚染酸素を消し去る。
その埋め切るまでもうちょっと、が上図。
内部に閉じ込めた汚染水とヘドロ他ガレキの処理については後で考える。
こんな不毛な作業でおよそ 30 サイクル。
134 日目。
斜め侵攻団、まだまだ。
あそこのピンチャペッパー削れる、ってとこまで来た。
別働隊の進捗。
こちらもピンチャペッパーに阻まれること幾度。
斜め侵攻などさせないように設計されている、かのようなポイントにピンチャペッパーが配置されていて、素直にスーツドックと酸素供給源をつくった方が早いよなーとか思ったり。
でもほら、面倒臭いゲームの中で正攻法じゃなくて不毛なことするのが楽しい、っていう場合もある。今がその場合。で、それは得てしてすぐ飽きる。
141 日目。
つやつやドレッコ、孵る。
この厩舎とドレッコ飼育の基礎知識。
・ドレッコの餌はミールウッド。(ミールライスではない)。
生えているミールウッドを根こそぎ食べるので、ミールウッドを植える器は栽培タイルが好ましい。鉢植えに植えた場合、植物が地上から浮いてしまいドレッコが接することができない(食べられない)からダメ。
・常時居住7匹。それに対してミールウッド4本では、時折飢える奴が出る。運が悪ければ餓死もある。
・直下の小部屋は卵部屋 兼 補欠部屋。
正規厩舎で生まれた卵はすべてそこに移す。欠員が出たら適当な補欠の一匹を正規厩舎に移す。
・ドレッコは発熱し、ミールウッド(周囲が 30 ℃以上で枯れる)の生育を阻むので、ミールウッドの近隣を冷やすものが必要。ここではウィーズウォートと熱交換プレートで対応。
・本当は生まれ落ちた卵を吸って下の部屋に送る自動掃除機が欲しいのだが、精錬金属の在庫と電線配備の都合上、未設置状態。
・毛づくろい端末を機械式エアロックの上に乗せているのは、卵を下に落とすため。自動掃除機は一番下の床にある卵を全部吸い出す配置にする予定なので。
・ドレッコ種は水素下において鱗(繊維やプラスチック)を再生させるので、上階に水素溜まりを設けてある。
・真ん中の部屋の仕切りが全部空調ドアになっているのは、最初に水素を充満させる時のためにそうしたもので、現在特に意味はない。
・天井のでっぱりは厩舎設定 96 マスの調整のため。
・毛刈り端末の隣の保管庫に入っているのは、ミールウッドの栽培に必要な土。
142 日目。
斜め侵攻団、右上方面開拓をほぼ終える。
どこからか腐肺病菌がわいたのでバディの花粉で対応しようとしたけど空気が薄くてバディが育たないためテラリウムを置いてそしたら汚染水排出から汚染酸素を出してまた腐肺病菌絶えねえって悪循環を生じていたので脱臭機を置いて
なんてこともあったけど、概ね問題はなかった。
これできれいな体で雪氷地帯に進むことができる。
スーツはまだない。
スーツドック用の酸素のあてがないので。
酸素生産不足のアラートもたまにしか出ないからまだいっかー、って。
しかしじわじわと熱問題が忍び寄っているのだった。