BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

オキシジェンノットインクルーデッド 013

サイクル 1000 を超え
液体酸素の試しに少し遠くの星まで飛んで、ぷすぷすモーをゲット。
文献を参考に捕獲して雑にこしらえた厩舎に入れ、塩素を地下から引っ張ってきて、液体水素&液体酸素生成施設の冷却パイプを延伸させて液体塩素も適当につくり、浮き草も適当に栽培。ぷすぷすモーを家畜化し、グローバル達成率の最も低い二つの実績をアンロックすることに成功。



もうあとは最も遠い宇宙観測図の最果てへと飛ぶだけ。だが、電力や余剰酸素の排気パイプとの兼ね合いにより水素が思うように簡単につくれず、まあしかたないからと少しずつできるのを待った。50サイクルかかった。
その間、暇だったのでゲームクリア実績のひとつであるモニュメント建立を行う。
鋼鉄やガラスは、それらが採れる星からの採取帰還を待つまでもなく、ちくちく少しずつ作り続けていたら事足りるようになった。ロケット施設を大規模にせずその他諸々ケチっていたせいでもある。

実績達成アニバーサリーな演出が入る。不思議と感慨ゼロ。そういうのがあるという噂は聞いていたので。あーこれかー、と。



その後、無駄にマップの端の方を掘りに行かせたり、有り余る観葉植物を飾りまくったり、装飾の赤いところを潰したりしつつ、液体水素がタンクに少し貯まるたびに星図を開いてまだ届かないかと確認。
3つ目のタンクのメーターが7割方貯まったところで見てみたら、行けるようになっていた。



パイロットにはこれが初飛行となる初期三人のうちの一人目のやつを選び、乗せた。ロケット上部のシェルタードアを開け、手動発射のシグナルスイッチをオン。



実に、このコロニー、サイクル 1100 丁度だった。



大脱出。

うおー。





終わっちゃったよ。

時間の裂け目、何があるかわからないし、戻って来ないとの噂もあり、貨物タンクは付けなかった。そしたら本当にワンウェイロケット。まじかよー。
まーそれはそれということで、メインメニューに戻り、セーブデータのロードしなおし。ひとつのゲームを隅々まで極める人間ではないので、このあとこのクリアデータを続けるかどうかはわからない。
たぶんやらないかな。少なくともしばらくは。



感動は、少しはあった。
Steam で初めて真エンディングまで行けたゲームだし。
実績達成率 88 % 。あと4つ残っている。ぷすぷすモーを手懐けるより難しいやつ。

2019 年8月初頭から、1年3ヶ月かかった。(うち1年ブランク含む)
七度のプレイ、延べ 704 時間。生涯でこんなにやったゲームも他にないと思う。
戦ったり勝ち負けとか無いし、手指を動かすにおいての難しい操作もなく、ゲームプレイにおいて重要視されるのが「覚えたデータと知識を頼りに状況を把握しつつ先行きを思考&計画する能力」のみ、というのがよかった。反面、それがためにこのゲームをやるに相応しいおつむが無いがために苦労した。



七度目、今回のプレイでは以下の文献を首っ引きで頼りにさせて頂いた。
先人方に感謝感謝。

Oxygen Not Included JP プレイヤーズノート
OxygenNotIncluded Advanced Notes




エンドロール



ひとのプレイ動画や配信を拝見していると、個々のキャラクターを「○○ちゃん」とか「○○くん」とか呼んだりしているのをよく見るが、自分はその感覚が理解できないくらいにそういう風にキャラクターを見れないので、呼ぶこともない名前なんてなんだっていい。
ならデフォルトの名前でもいいじゃん、なのだが誰が古参で熟練者で誰が新人かは判別したいので、このような兄妹順列的な名前にした。能力面でダメな要素が無いことを重視して人選し、元の名前を速攻で書き換えるせいで、何人か同じ顔がいる。



Oxygen Not Included
ひとまずおわり。

秋アニメ雑感 4話付近

おちこぼれフルーツタルト 3話
最初から「はゆ」ってなんちゅう名前だ、と思ってはいたが、他にも「へも」、「ぬあ」などおよそ凡日本人らしからぬ名前が出てきてなんなのかと思ったら、ED のキャストクレジット縦読みでうっすら理解。そういやばあちゃん、大昔の女性はこんな名前多かった気がする。時代が巡っているようだ。フィクションだが。
ライブのシーン、CG で動かすのが主流になりつつある昨今、ダンスが手描きで、4人の動きにズレがある不揃い表現に見入る。特に素人上がりのイノと経験者のロコでリズムを取る早さの違いが見て取れておもしろい。
話の方は流し気味に観ているけど、作画の良さで観ていられる。珍しい。


体操ザムライ 4話
ほら来た本領発揮。レイチェルこと娘の感情爆発。
その前の流れから亡くなった母親のことで安易に泣かせに来るのかと思ったらそこは墓参りだけで控えめに流して、からの授業参観、うわどうすんのこの導火線、という感じに十分に引っ張って最高のタイミングでブチギレドーン!涙腺決壊。
対する反応としてレオの土下座まで含めてうまかった。伝説の SHIROBAKO 23 話にも似たグッとブワッとくるものがあった。主人公そっちのけだけど、この回のこの演出においてはそっちのけだからこそレイとレオの関係が生きてくるところもあって、よかった。
あと前回、端役のコギャルの声優が水樹奈々だと認識して以来そいつの出番と台詞およびバーのシーンが可笑しくてしょうがない。
しかしまだまだ4話、この感動がどこで台無しになるかわからない。言うほど心配していないけど。


IWGP 5話
外国人技能実習生の話。国を向こうに回した大胆な問題提起でもするのかと思ったけどそんなわけはなく、わりと当たり障りなさげなこじんまりとした美談で片付けてしまう、一介の凡アニメなのだった。
いやむしろどこかで炎上しそうな解決策なんだけど、いいのかこれで。


神達に拾われた男
万能主人公がなんでもこなして下手やらかすところがなくてぶっちゃけつまらない。
でも気になるのは、ED 主題歌。洋楽ノリのポップチューンでそこだけが作品全体の中で不似合いに感じるほど温度差が大きくて、この曲はどういう理由で採用されたのかと考えると、もしかしたら本編もぬるいストーリーに終わらない何かがあるんじゃないかと思えて、切るに切れない。



トニカクカワイイ 4話5話
爆発しろ。

オキシジェンノットインクルーデッド 012

サイクル 990 。

人員変わらず20名。
とはいえ前回いつ20名まで増員したか書いていなかった。ロケットミッションが始まると必然的にロケットのパイロットが不在の間1名減になるし、実績にも20名必要なので 800 サイクルくらいの頃にパパッと増やしたんじゃなかったかな忘れた。

研究と天体観測はすべて完了した。
あとは長距離ロケットを建造して燃料を生産~充填して飛ぶだけ。
ゲーム終盤、末期と言えるところまで来たけれど、終わりが見えるともうどうでもいいかなと思い始める悪い癖が出て、毎日やる気にはならなくなってきた。
というかプレイ中の大半の時間がロケット帰還待ち、鋼鉄生産待ち、その他諸々待ちという状態で、その間こまごまやることもあるけれども、どうにもまあ・・・飽きたわけだ。



分子合成機

ようやくアビサライトを役立てられるところまできた。これまで先人の文献上の文字情報のみでしか知らなかった断熱材や超冷却材といった上位素材も、やっと自分のゲーム世界に現れた。
しかし断熱材はともかく、超冷却材やビスコゲルは一旦どこかに液体溜まりをつくって吸い上げてからでないと使いようがないんだな。液体エアロックなんて作らないし。



液体酸素&水素生産施設

もうこの段階まで来ると、ここまで色々やってきた知識でどうにかせえよということなのか、はっきりしっかり参考になる文献が簡単に出て来ず、なんとなくこんな感じでいいのかなという雰囲気で作った。
断熱関係の素材には気をつけたが、断熱材もセラミックも不十分でまんまと一度パイプ破損を起こした。でもとりあえず超冷却材で気体を冷やしまくって液化させることには成功した。



こってりパフ小屋

ロケットの石油エンジンの酸化剤、オキシライト。主にオキシライト精製機で作っていたが、何度も飛ばしていたらそれだけでは足りなくなっていたのでこってりパフを育てようと、空いていた空間に雑に急ごしらえしたもの。面積95マス。
ぷりっとひり出されたオキシライトは下の水槽に落ちて揮発を防ぐ。が、毛づくろい端末は必要で、それには床が必要で、床があるとオキシライトが水槽に落ちないので、例によってタイマーで日に1回一瞬だけ床ドアが開くようにした。
けども、この下の水槽の底には格納庫を用意してあって、そいつはオキシライトがマップのどこかに出現したら拾ってここに入れる(優先度9)という設定にしてあるので、タイマーとかあまり意味はないのだった。
以上、50 サイクルか 100 サイクル前の話。もう液体酸素の時代になるのでここももう閉鎖だ。



食中毒菌大繁殖、解決

前回、と言ってもそれも 100 サイクル近く前だろうか、汚染水噴出口を開けて大繁殖させてしまった食中毒菌の処理について、噴出口を閉めて水を一旦捨てるとかいう手段を考えていたが、さてどこに捨てるのかとマップを見渡していたところ、無駄に塩素を貯めた気体貯蔵庫が山程あり、のみならず塩素があちこちに充満しており、そういえばこれで殺菌できんじゃんということを思い出し、塩素部屋を作って液体貯蔵庫を置いた。
どこかの文献でタイマーだかフィルター制御で床ドアを開け閉めして一晩寝かせれば完全無菌に、とか読んだ覚えがあったのでそういった少し込み入った自動化制御を組んだけれど、効果を見ながら調整した結果、塩素さえ部屋内に十分に充満していれば、液体貯蔵庫自体が出す充填シグナルのオンオフを床ドアに伝える仕組みだけでもいけた。
液体貯蔵庫×床ドアを菌の増殖量に合わせて3、4組並べるだけでよかった。数十万の菌が、塩素部屋に入った時点で 20 万 ~ 10 万、貯蔵庫1で5万以下、2で1万以下、3で3桁以下、4で無菌、という感じに減る。
ということで食中毒汚染水間欠泉もまともな水源として使えるようになった。今のところ。



エンドコンテンツ

来春には終えられるかな。

転生したらスライムだった件

異世界かるてっと」をきっかけに、「Re: ゼロから始める異世界生活」、「この素晴らしい世界に祝福を」、「盾の勇者の成り上がり」、「慎重勇者」と観てきて、こうなりゃこれら異世界転移モノの類型類似品をもうちょっと観たい知っておきたいという気分になった。のがこの春とか初夏だったかのこと。
そんなことをすっかり忘れていたけど、先日また眠れない夜が来て、なにする気にもならず、dアニ開いて気になる作品リストを確認していたら思い出したので観た。


2018 年放送作品。全25話。
上に列記したいせかる関係の作品群とは異なり KADOKAWA 系ではない。所謂なろう系ラノベ原作ではあるがコミカライズ版を基にしているとかなんとか。

通り魔に刺殺されて死んだ現代的社会人の男が、ドラゴンや魔法の存在するファンタジー世界に転生。その姿、生体はスライムとなったが、転生時に獲得した多数の強力スキルのおかげで、転生地の洞窟に封印されていた強大な魔竜を取り込み、さらにその他様々なモンスターの力も獲得。
ゴブリン族に始まり、大狼、オーガ、ドワーフリザードマン、オークと、目を付けられ因縁吹っ掛けてきた各種族一味も次々に成敗し味方に引き込み、やがて一大多種族国家を形成。同じ異世界転生してきた者との親交や約束を果たしたりもしつつ、たかがスライムが偉大な国の盟主となっていった。というおはなし。

異世界転生ラノベのお約束的に、例によってこの主人公にはピンチというものがほぼ無い。本人は感情的に一瞬怯むことはあっても本気を出せば全く問題にならない。時には力に頼らない方法で事を鎮める機転も。性格的に歪んだところも見られず、嫌味がないことが嫌味なくらい。
物語展開的にスリルみたいなものもほとんど無いが、この手の作品はそれ故の負け知らずの安心感、揺るぎない磐石の上で進む主人公を中心とした世界の発展が魅力なわけで、それがつまらないと感じない限りはどんな流れも楽しく、わりとテンポも良く、どんどん観続けてしまうのだった。
見終えた後知ったが「オーバーロード」に憧れた作品であるらしく、主人公の万能ぶり、配下と領土の拡大ぶり、側近たちの有能ぶり、キャラのバリエーションなど、思い返せばなるほどそのまんま踏襲していると思える事が多かった。
主人公スライムが使う「捕食者」という何でも食べる悪食スキルが卑怯で、さらに2クール目に入ると人に擬態できるようになり、剣を使いこなしたり単独で空を飛べるようにもなったり、もうタイトルにもなっているスライム=ハンデのある存在であるという前提がほぼ破綻しており、タイトルから想像された盾の勇者のような反骨感もいまいちで、ちょっとつまらなく思った。話を色んな方向に拡げるために便利なんだろうけども、主人公が万能すぎるあまり部下に頼る必要がなく、配下の者を増やす意味や必要性がいまいち感じられないのも気になった。

主人公リムル・テンペスト一味の勢力が拡大するに連れてレギュラーキャラクターも多くなり、その分参加声優も有名無名多岐に渡って陰ながら彩りを添えてくれるのは良かった。このへんもオーバーロード譲りか。リゼロも然り、大河ドラマ的なスケールの拡大による必然とも言える。

あと、もう少し何かあったような気がしたけど、観終えてから感想書くまでに日が空いたので何だったか忘れた。シズのエピソードとか、妙に戦後の日本を匂わせる描写が入っているところとか、そのへんで何かごちゃごちゃ考えた気がしたけど、忘れる程度のことだったんだろう。
2期がもうすぐあるらしい。たぶん観る。

秋アニメさらに追加チェック

D4DJ First Mix

10月末からのスタート。アイドル × DJ × 学園モノ。
アフリカの島育ちの少女が転校してきた学校でDJ活動を知りその道に目覚め、その縁で出会った同校の生徒らと共にそういったパフォーマンス活動をしていく、といった話らしい。
ベースはアイドルアニメ。話の筋はたぶんガルパンとか咲 saki シリーズとか、最新同期では「いわかける!」とか、みたいな学園対抗タイプの変則スポ根モノ、なのではないかと。
監督はまともな方の水島こと水島精二。あんまりこの方の作品に触れたことがないので特徴がわからない。時々「ん?」と思う妙な間があったけど、それ以外は特に気にならなかった。
作画は動きの多い部分は基本的に CG ベース。アイドルアニメ、踊るのでまあそうなる。わかる。良くも悪くもない。
脚本面はまだよくわからないが、芝居、ドラマとしてはとりあえずおもしろそうな感触はなかった。以前ならすっぱり1話切りかも。ただ、あんまり不快に感じるほどでもなかった。
ちょっと気に障ったことと言えば、この1話のみのテーマ楽曲なのか、「WOW WAR TONIGHT」が扱われていたこと。もう25年も前の曲だし、原曲の歌手は歌手業やっていないし作曲したひとも引退宣言しているし、どう作り替えようが異論はないんだろうが、原曲のできた経緯や歌詞に込められた原曲歌手と作曲家の熱意とか原曲発売当時の感覚とか、そういうのを一切踏み倒してただのカラオケ程度に使われていたのが、原曲を好む者としては少し嘆かわしいような気分になった。特に ED での1コーラスぶつ切り編集加減、歌詞のズタズタを全く意に介さないようなショートカットが残念だった。
まあまあ、DJというのをサンプリング、カッティング、スクラップ&ビルドで原曲無視して再編集するのが仕事のアーティストであることを含めれば全然普通のことだから、作品テーマをわかりやすく示す表現としては全然間違っていないとも思う。
そういったことはそれはそれとして、さてこいつを見続けるべきなのかは別問題で。答えは次で判断する。もしくは次の次くらいか。


アサルトリリィ BOUQUET

アマゾンプライムビデオ配信。これも今季オリジナルアニメとのことで。タイトルから何か既発作品の続編だと思ってスルーしていた。
50年前に現れたという人類を襲う謎の怪物「ヒュージ」、それに対抗できる機械仕掛けの大型武具を振るう少女たち「リリィ」を養成する学園に入学した一年生少女たちを中心とする話、らしい。
専門用語を交えつつも1話なので様々設定や世界観を説明する台詞はあったが、流れ的に不自然な突っ込んだ話はあまりないため、とりあえず謎だらけ。50年前と言いながら今がいつかは不明。ただし何年であろうがあまり意味はなさそう。ポイントは50年前に何があったかとか、なぜ大人でなく少女が、しかも身ひとつで立ち向かうのかとか、そういうところだろう。
そこらへん含めても、あまりにベタが多い。ベタ、ありふれた設定。いや現代現世の現実には有り得ないけどフィクションとして見飽きた設定。
人類に仇なす謎の脅威、それに対抗する少女、なぜか制服で、視聴者サービスのためスカート丈短くて、腕や肩の細さに不釣り合いな武具を難なく振り回し、集う仲間は皆同類の女子女子女子、人懐こいのタカビーなの口数少ないのメガネっこだの巨乳売りだの、見分けやすいように髪色は個々に色とりどり、でもって主人公はその筋の素人だけど天賦の才覚で経験者や強力な先輩にも一目置かれて、攻めても劣勢でも主人公補正、それがフィクションというもの的な御都合で御座い。
さらに極め付きのベタが「リリィ」、百合。タイトルにそれ、登場キャラは女だらけ、そして舞台となる学校が「百合ヶ丘学院」。主人公の名前「りり」、そいつが憧れる上級生の名前「ゆゆ」。ED にもその筋の紳士淑女に好まれそうな絵が満載。やりすぎだ。
そういったベタが全部悪いわけじゃないけど、むしろわかりやすい分話が早くて良い面もあるけど、そんなベタを並べ立てた上でどうすんの?何を見せるの?というのが制作者たちの腕の見せ所なわけで。1話時点ではそこのところがまだ何もない。
アニメ制作会社はシャフト。まどマギが合わなかったため苦手意識がついてしまって久しい。この作品も上っ面だけ見ればまどマギ路線と言えなくもなさそう。だから合わなそう。

最新5話まで観た。
案の定というべきか、「りり」と「ゆゆ」が姉妹の契りとかいうのを交わして、「ゆり」と揶揄されたり、そんなこと憚らず抱き合ったりなどまである。呆れるほどの百合押し。
何かあるかと思った3話は、夢結の過去回想で少々ショッキングに感じられる描写はあったものの主要キャラ首ちょんぱレベルではなく、続く4話5話は無難な日常回でチームメンバー集めという主題があったものの特に面白味はなく、主張されるのはやはり百合要素ばかり。

アマゾンレビューでは誰もが各々の視聴履歴から知っている少女集団モノアニメのタイトルを挙げて比較する文が目立つ。実際確かにどこを取っても別の何かに似ている要素が様々あり、良く言うなら過去作の美味しいとこ取り、悪く言うとオリジナリティが薄い、と言えてしまうかも。
これで脚本が痛いとか寒いとか演出が残念とかならバッサリ切ってしまっていいんだけど、そこそこちゃんとしているから困る。何を困るのかと言えば、きっと最後まで観ても大して何もなさそうだから。有り得そうな結末のパターンがだいたい見えてしまう。その上でこの少女群像劇のみを取って楽しめるのかどうか。
余裕と気力が続くなら観る、そのくらいにしとこう。