BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

MAGERECONSTRUCTION

m-age.tokyo
www.jvcmusic.co.jp

M-AGE - Wikipedia


昨年再結成が発表された時、それ以前にも何度か何か書こうと思ったことがあったものの、書き始めるとどうにも大昔の思い出からなぞることになり、ほどよくこのバンドに関すること音楽のみについて云々述べることができず、んなもん音楽に限らずアニメだってゲームだって酷い文章以外書いていないけども、なんか、その。
好きだったバンドで、気になっていたのに、結果的にこのブログには一切何も書いてこなかった。



M-AGE、エムエイジ。
1991 年から 1994 年にかけて活動していた5人組のバンド。
というところから書き始めると長くなるから文頭にウィキペディアを置いたのだ。そのへん割愛。

このたび再結成と近く開催予定のライブに合わせてベストアルバムが発売された。
このバンドが物凄く好きだった、というわけではなかった。けどもどういうわけか年一くらいのペースで聴きたくなる時があり、これまでずっと聴き続けてきた。
でも、本命で好きだったというわけではない。好きな曲を挙げるとするなら何曲かパッと浮かぶ。それらの中には本命で好きだったバンドの曲並みに好きな曲もある。そのくらいに半端に好きだったバンド。

のベスト盤。全曲リマスタリング。未発表バージョン、復活後の新曲もあり。
だが、買おうかどうか迷った。リマスタリングしてどうこうなるバンドか? 元から十分今でも聴けるじゃん、CD もだいたい持ってるし。みたいな感覚と、未発表バージョンっつったってデビュー当時から「1曲から 100 曲作れる(リミックスを武器に)」とかって宣伝文句が躍っていたバンドで、たぶん今回出してくる以外にも発売に至っていないバージョンなんて山ほどあんだろうに一部だけ小出しにされてもね、みたいな感覚、などあり。
ユーチューブもインターネットすらも無かった当時、一般人は滅多に観ることのできなかったプロモーションビデオやライブ映像を収録した DVD 付き。という点も、観たいっちゃ観たいけど、荒い映像であれば動画全盛時代となって以降にどこぞで結構な数観たし、いざ買っても一回観りゃ十分だろうし、2CD + DVD で六千円、2021 年にそんな、なー。みたいな感覚もあり。

とブツブツ迷いつつも発売当日が来ると単純素直に欲しくなって買ってしまった。
滅多に買わない CD 。前回、昨秋、中村晃子ベスト盤以来。
本当に自分の趣味のベクトル迷子ぶりは我が事ながら理解不能



RE:CONSTRUCTION 1991-1994 [生産限定盤] [2CD + DVD + 別冊BOOK]

M-AGE RE:CONSTRUCTION 1991-1994

Disc1

1. CALL ME
代表曲。シングルではないが「DANSE 2 NOISE 001」というコンピレーションに収録されたメジャー初リリース作で実質的にデビュー曲。のちの 1st アルバム「MUSTARD」にはミックスの異なる別バージョンが収録されており、長年そのアルバムバージョンが少しだけ気に入らなかったので何年か前にわざわざそのコンピを中古で買った。で、2回くらい聴いて満足。
この曲の魅力はイントロのピロルピロル... というシーケンス。のみに尽きる。画期的だった。ように聴こえた。漠然とそんな感覚があったことを憶えている。


2. WALK ON THE MOON
3. VISITOR
1st シングル収録曲。1st アルバム収録のとは別バージョンらしい。シングルバージョンを聴くのは初めてだけど、違いがわからない。アルバムバージョンをリマスタリングしたものだったとしても気づかないはず。


4. BACK TO BACK
1st シングルのリミックス盤収録曲。1st アルバム路線だな、と。


5. SILENT FEARS
1st アルバムの1曲目。激しい。たぶん、似ているパクったと揶揄される元ネタ洋楽アーティスト風を意識的に狙ったものかと。でもこれ好き。


6. MIND WAR
7. CRISIS
8. ENOUGH OF THIS
1st アルバム収録曲。

この当時、Roland が出した「MS-1」という3万円程度の簡易サンプラーというのがあって、電気グルーヴをきっかけに打ち込みやサンプリングという音楽手法を知って自分でもやってみたくなった中学生だったか高校生だったかの自分は、正月に親類を叩いて出たコインを使ってそれを買った。それでサンプリング、サンプル=音素材の波形としての扱い、Attack, Sustain, Decay, Release という波形構成、Loop, Gate, Trigger, Drum といった発音方式などを知った。
その上で M-AGE 1st アルバム「MUSTARD」、コインが無くて買えず同級生に借りて聴いた。これらの曲の中には、そんなサンプリング知識を得たばかりの学生の自分が聴いてもわかったほどのレベルで、ループで鳴らされるドラムサンプルの波形の長さが1小節きっかり設定できていない部分がある。くそガキの自分がそれに気づいて思ったのは「こんなんでいいの?」。
今回、付属ブックレットのインタビューにてその件に触れられていて、自分の拙い耳での認識が間違っていなかったことが確認できた。改めてまじまじと聴いて、笑える。


9. UNDER THE CUBIC SKY (final solution mix)
1st アルバム収録曲のリミックス。未発売だったトラック、初収録らしい。
特に感想なし。


10. someday close your eyes
2nd シングル曲。シングルバージョン。1st 時期の微妙なバージョン違いと違って、この曲はアルバムバージョンとはだいぶ異なる。またリミックスマキシのバージョンとも違う。アルバムのは激しめ、リミックスのはどうだか忘れた。これはわりと穏やかで浮遊感があって、PV も良くて、3つの中ではこれが好き。


11. tears
2nd シングルカップリング曲。特に感想なし。


12. last temptation
2nd シングルのリミックス盤収録曲。
バックトラックの音がのちの「cure」に似ている。


13. i'll keep on holding on
同じく 2nd リミックス盤収録曲。洋楽カバー曲。2nd アルバムにも収録されているけど、曲名表記同じでもアルバムとはバージョンが違う。アルバムの方が若干あっさりしていて好き。


14. 真夜中の逃亡者 (Mike "Spike" Drake mix)
2nd アルバムの1曲目、リード曲。シングル曲並みにかっこよくてかなり好きな曲。の未発表バージョンらしい。全体構成やアレンジはほぼ同じに聴こえるけど、端々のエフェクトが違ったり、原曲にない(聴き取れない?)音もあったりなかったり。
リマスタリングによる効果もあってか特にキックの太さが目立って異なる。元音源のままでも好きだけどこれはこれでまたかっこいい。


15. HEAVEN
16. FLOWERS OF THE SUN
2nd アルバム収録曲。「真夜中の逃亡者」をきっかけに 2nd アルバムからまともに聴き始めたのだった。で、まだ CD 所有枚数も 10 や 20 程度の頃だったので、一枚をかなり大事に聴き込んでいた。これらの曲を聴いていると、当時聴きながらやっていたロマサガ2やマリオカートなどのゲームのことを思い出す。あと家庭不和とか。明日の体育が嫌でしかたない感じとか。しあわせでしたね。


17. WALK ON THE MOON (demo)
1st シングルの未発表デモ音源らしい。ほう。


Disc 2

1. SINK (2010 mix)
2010 年の曲ではない。1993 年発売のコンピレーション「DANCE 2 NOISE 004」参加曲。2nd アルバム収録曲のリミックス。90 年代前半からは「2000 年」も「2010 年」もそこそこ遠い未来に感じられた時代だったのだ。未来や終末世界を連想させる時に「20XX」と付記するのが定番だったとも言える。
まさかそんな 2010 年など軽々と飛び越えて一昔前にまで追いやってしまう時が来るとは。そしてそんな時まで生きながらえ、全く想像もしていなかった四十代にまでなり、醜く老いていくのを阻止することもできず、脳内も生活も 90 年代当時からほぼ進歩なし、進むのは生え際の後退のみ、とは。
といった気分になる曲。


2. NEXUS 7
ジョン・ロビンソン参加の企画シングル収録のオリジナル曲。
今回のベスト盤のブックレット内コメントに「プロディジーが所属した XL レコーディングスの音を意識した」と書いてある。そう言われてみると確かに、「Experience」という初期アルバムの音、「Hyperspeed」とかに似ている。暴力的なブレイクビーツの使い方などそっくりかも。


3. mother
3rd シングル。3rd アルバムに「mother (complex mix)」というのが収録されているけど、シングルバージョンは初めて聴いた。あ、これ「マザコン」か、今初めて気づいた。
で、しかもほぼ別曲じゃないすか。そのマザコンミックスの方はわずか 30 秒のインスト。このシングルバージョンのイントロでしかなかった。その後にちゃんと歌パートが続くなんて、これまた初めて知った。今回、再結成後の新曲よりもなにより一番驚いた。
が、まあ悪くない、くらいの楽曲で、なるほどアルバムにまともに入れなかった感覚も理解できなくもない。


4. cure
3rd シングルカップリング曲。これも 3rd アルバムには「cure (absolute mix)」という別バージョンでの収録となっているけども、「mother」とは違ってこちらの差異は大したことない。アルバムバージョンをリマスタリングしたもの、と言われても気づかないパターン。
それはそれとしてわりと好きな曲。


5. 今夜はビート・イット!
コンピレーション参加曲。マイケル・ジャクソン「Beat It」のカバー。何年か前に存在を知って有名動画サイトで聴いたことあった。原曲関係者が聴いたらメイク無しで顔面蒼白しそうなくらいにだいぶ原曲を崩してある。恥ずかしげもなく「ビーレー!」を絶叫し続けるのが主。おもしろい。


6. Blind Venus (release mix)
4th シングルのアルバムバージョン。3rd アルバムからのリード曲で解散前のラストシングルとなったやつ。メンバーも最高傑作と自画自賛する曲とのこと。おっしゃる通り全楽曲の中で最も美しく完成度も高く、歌メロもコーラスを含めて M-AGE 楽曲では他にないほど良いと思う。
惜しむらくは、未所有でちゃんと聴いたことのないシングルバージョンでの収録ではなかったこと。他のシングル曲は全部シングルバージョンなのに、なぜこの曲だけアルバムバージョンなのか。惜しい。
あとこの曲の音は、ギターの MIYO-KEN が後にサウンドプロデュースを手掛けた anemone という女性アーティストの音に通じていると思う。


7. Strange Future
4th シングルカップリング曲。初めて聴いた。3rd アルバム収録のインスト曲「sample return」と過激な「revive」の間の子みたい。結構かっこいい。


8. blink blink blink
9. ocean rain
10. personal ascension
3rd アルバム収録曲。これまたスーファミのなんらかをやっていた記憶が呼び覚まされる楽曲たち。具体的に何をどんな感じにやっていたかは全く出てこないけど。

3rd アルバムにはボーカル KOICHIRO ではなくギターの MIYO-KEN がボーカルを執ったと思しき、歌声が M-AGE らしくない楽曲が数曲入っていて、そのうちの「cry for the moon」という曲が実は全オリジナル曲中最も好きだったりする。今回それが入っていなくて残念。このベスト盤の購入を即決できなかった理由がそれでもあった。


11. STARSHELL (Mike Edwards mix)
解散後にリリースされた海外テクノアーティストによるリミックス盤の収録曲。当時日本でも一部で人気のあった西欧テクノレーベルのひとつ、ライジングハイレコードの総帥 Casper Pound と同関連アーティストによるもの。
原曲の素材の一部だけを使って(または全く使わず)タイトルだけ残して完全な別曲に仕上げるインテリジェントテクノ流儀。そんなリミックス盤を日本のロックバンドが出すのが一部で流行った時期。BUCK-TICK の「シェイプレス」という企画盤が有名。
この曲のみ、ジーザスジョーンズのひとによるリミックスだったそうで、言われてみると肌触り違うかも。それよりも同じリミックス盤の中でも「VISITOR (AIR LIQUIDE mix)」という曲が凄く好きで、なんなら M-AGE 全楽曲中一番好きかもしれない。それが収録されていないのもまた購入を渋る理由となった。

「cry for the moon」とそれと... 一番好きな曲って、KOICHIRO 歌ってないな。


12. Blind Venus (Casper Pound mix)
同じく解散後のリミックス盤より、最後に収録されていた 10 分を超えるアンビエント調ミックス。せっかくの美しい原曲の歌メロがほぼ出てこない。爽やかなギターだけを残した焼け野原という感じ。
美しく散ったってことかなあ、みたいな感覚になった気がする当時。


13. BIRD CAGE
ボーナストラック、再結成後に制作された 2021 年の新曲。
2nd アルバム後に脱退しその後引退したというベース KAJIWARA は不参加のまま、残りの4人で再結成。見た目は老けたり激しく変わったひともいるけども、スタイルはあまり変わらず。音はわかりやすいエレクトロ要素が減ってロック寄り。
好みとは言えないけど次の予定があるそうなので今後に期待。



付属 DVD も観た。
プロモーションビデオ群とライブ映像。保存媒体も時代が時代で残存資料も限られているだろうから DVD 画質で入れれば十分、ブルーレイで出す意味はないということだろう。
一部は昔 VHS に録画して画質が綻ぶほど観たものもある。また一部というか多くは初めて観るものだった。曲や演奏がどうこうと言うより、現在最新の姿と昔のルックスの違いがおもしろい。みんな中性的だったんだな。

「Blind Venus」の PV での音源はシングルバージョンなんだろうか。だとしたらアルバムバージョンとの違いが全くわからない。だとしたらシングルバージョン未収録を嘆く必要もないか。
「真夜中の逃亡者」など 2nd アルバム曲のライブ生演奏の映像と音が興味深かった。「SILENT FEARS」でもサビで MIYO-KEN が高音パートを絶叫しているのが見ものだった。
買ってよかったと思えた。



あとブックレット。
メンバー4人のインタビューで、知りたかったことがすべて語られていた。解散の理由、再結成の理由、今までできなかった理由、解散後のメンバーのその後~現在、レコーディング事情、リミックス盤「STARSHELL」の中の写真に MIYO-KEN と OKAZAKI の2人しか写っていなかった理由、など。
CD よりも初見の映像とこのブックレットの方で元取れた感じ。



あー、こんだけ書けばもう次の解散まで一切触れないだろうな。

冬アニメ寝言 6話7話抜粋

怪物事変 6話
善逸下野紘の新キャラ登場。
しかし炭治郎花江は寝っ転がっていて絡みなし。


スケートリーディング☆スターズ 6話
主人公チームがどれだけ強力になろうと勝負は時の運ってことで安易に世界最強俺つええみたいにならないのがスポーツものの面白いところ。あっさりと負けを描く潔さがまたスポーツマンシップらしくもあるとも言える。
クール中盤で主人公が一回大敗するのがだいたいの物語の定石というだけのことなんで、まーここは負けますよね予定調和的にね。とも言える。
どちらかと言うと参謀流石井の目がどれほど優れているかを見せる回だったのかな。双子以外のライバルの演技は一切見せなかったし。


IDOLY PRIDE 6話
レッスンスタジオの先生のキーボードが赤い恐らく Clavia Nord 系っぽいやつということは、自社で音源制作もやっていることを暗に示しているのだろうか。いや関係ないな。
新人グループに参加してくるデビュー済みソロアイドルって、現実で言うと藤本美貴みたいなもんか。例が古い上にグループも新人ではなかった。が、他に心当たりがない。そのモーニング以前の ASAYAN 企画ですぐポシャった大所帯の新人グループにもそんなのがいたっけ。胡桃沢うんたら。
それはともかく。
主役グループ2組同時デビューライブ。パッションカラーだけどキュートっぽい「サニーピース」、完全クール系の青い「月のテンペスト」。ネーミングは今風。
どちらも5人組ということで、画面の上部からノーツが降ってきてシャンシャン鳴ってキラキラしそうなカメラワークだった。歌唱終了時にはリザルト画面に切り替わってもおかしくなかった。
デビュー前はひとつだったのが分離して二組デビューというのは、ベリキューか、またはこぶし&つばきか。どちらも同時デビューではないけども。そんな現実の実例に習うならば、どちらかはメンバーのスキャンダルで半壊していくのか。
あと問題は、亡くなったトップアイドルの妹がいるってところ。現実にもそういうのがいるのかもしれないがこれまた例が思い当たらないので、世間的にどういう存在感に見えるのか想像がつかない。安倍なつみの妹みたいなものか、でも姉死んでないし、トップグループ内の一番人気の子の妹がソロでデビューという逆のかたちだったし。
色々と先読みできそうでできない。現実に同じ前例があったとしてもそれに習った話にするはずもないけども。

そんな折、ハロ関連のスキャンダルが一部で沸き上がっていることを知った。辻加護、初期 ℃-ute 等の失敗から何も学ばず十年二十年。別で SNS 関係の騒動もあったとか。事実は小説より黄ばんでいる世界。


のんのんびよりのんすとっぷ 6話
ライバル作品に真っ向喧嘩売るようなキャンプ回。
かず姉がグビ姉に。他は特に面白いとこなし。
テントが、例のライバル作品の女子高生らが使っているのよりも大きめで高価そうに見えた。くそ田舎のくせに。
そこで考えた。
宮内家というのはもしかして結構裕福? 両親の農業の方で十分に収入があって、一穂は本来その人間性から察するに家事手伝い程度でぐうたら過ごしたいところ。過疎村故に学校の教師の成り手がいなくなってきて、寝転がったケツを親に叩かれて仕方なしに引き受けているだけなのでは。渋々の教職。だからこそ授業も自習ばかり、やらせといて自分は寝たり、およそ真剣聖職教育者らしい振る舞いを見せないのも当然と言えるのでは。
そんな半端教師でも職として収入はあり、田舎の実家暮らしなので金は貯まる一方。たまのキャンプだ旅行だとなれば必要なグッズ、ギアは店に薦められるがまま値段を厭わず高価なものも買えるわけだ。
というところまで深く考えられたものかどうかわからんが、ゆるキャン△のブレイク以降の今、キャンプエピソードをやるってことはテントひとつでも安易に雑に描くと大なり小なり問題視されることは予見できるだろうから、今回出てきたテントその他諸々のチョイスもきっとひとつひとつこだわりがあるはず。
だが、どういうこだわりなのかまでは興味ない。


ゲキドル 7話
OP 曲が変わった。マイナー調のユーロ歌謡。
本編話はやはりいまいち。作風もマイナーな感じ。


俺だけ入れる隠しダンジョン 6話
回復術士と違ってこっちはエロが主軸なので許容できる。どれもこれもバカバカしすぎるし。チューリップってなにか隠語があるものなのだろうか。あんな描写は初めて観た。



俺だけ入れる、転スラ、リゼロ、回復術士、アイチュウ、オルタンシア、あとゲキドルかワンダーエッグもだったか。その全部で「安寧(あんねい)」という言葉が出てきた。
なんなのか、最近のアニメはを必ずそれを脚本に盛り込まなければならないノルマかお題があったりすんのか。 べつに「平穏無事」とか「安らかな」とか分かりやすい言い方もあるだろうに、なぜわざわざ難しい方を選ぶのか。
語句としては昔からあってもこんなに頻繁に聞く言葉ではなかっただけに、見るアニメ見るアニメ今週に限ってやたらと聞く率が高くて気になった。一部イラッとした。

工場町記録1

Factory Town 、おもしろい。はまった。
チュートリアルがいくらかあったのちキャンペーンモード。
6までクリアした。


最初はいつも大した施設がない過疎村のような状態からスタート。ワーカー(人間、労働者)を配置して木を伐採させ石を採掘させ、中心部の拠点に送る。
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キャンペーン各面ごとにクリア条件があって、6面ともなるとその条件を満たすまでの工程はかなり複雑。shapez.io のように楽々コンベアを設置できるものではなく、Factorio 同様にコンベア自体もまた生産物なのでコンベアを作る施設、その施設で使う資材を作る施設の建設、資材にする資源の採取と、コンベアひとつ作るにもそこそこの工数がある。


とにかく始めは木材と石。
伐採した木材を集めて「製材所」を建て、その製材所にも木材を運び込み「木の板」を製造。
木の伐採 x2、運搬 x2、製材、木の板運搬、これだけで6人。
ワーカーは無尽蔵に配置できるわけではなく上限があり、マップ上に設置した家1軒につき4人まで。家は条件を満たせばグレードアップでき、アップするごとに4人追加可能。そのグレードアップにも資材や生産物がなんなりと必要。最序盤はまずワーカーを充実させることを目指す。


石の採掘。このマップでは少し高い上の台地にある鉱床からしか採れない。コンベアはまだ作れないが、木の板で「シュート」という鉱石系を転がして低地へ降ろせる木製レールが作れる。
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シュートはそのままでは山の斜面に設置できず土台が要る。「木製の足場」というのをシュートを引きたいラインに並べる。もちろんこの「木製の足場」も資材として木の板が必要。
シュートが配備できたら拠点に石を送って貯めつつ、「石工所」を建ててそこにも石を送って「石のレンガ」を作って、また拠点に送って貯める。


この手のゲームではクラフトや建築作業の傍ら、上位コマンドをアンロックするために「研究」をガンガン進めていくのが定石。木の板とレンガが貯まってきたら研究のために「学校」を建てる。学校での研究にはコストとして「コイン」と「紙」が必要。
コインを得るためには食糧が必要。近所にある野菜や果実を適当に収穫、「食品市場」を建てて納入させてコインを得る。また、デフォルトで湖近くに建ててあった「製粉所」からの小麦粉も納入。
「紙」は木材と水から。生産のために製材所を増設、「井戸」を建てて水を運び入れ、できた紙を学校に納入させる。

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ワーカーは人だが、キャラクターが人型なだけであって動作は自動化マシンみたいなもので、この世界では結構融通も利く存在だけど、如何せん1人が物1個しか持ち運べないのが難点。施設から施設への物の移動、貯蔵の量とスピードを上げるにはやはりコンベアが早く欲しい。

研究を進めて設置できるようになっても、生産コストと工程がネック。

「布製コンベア」
 =「工房」で「布」+「木の車輪」x2 +「石のレンガ」から生産
  ~「布」 ← 「綿」採取 or 「羊毛」を「仕立屋」で加工
   ~「羊毛」 ← 「牧場」で「水」と「飼料」から生産
    ~「水」 ← 「井戸」から採取
    ~「飼料」 ← 「製粉所」で「小麦」から生産
  ~「木の車輪」 ← 「工房」で「木の板」x2 から生産
  ~「石のレンガ」 ← 「石工所」で「石」x2 から生産

羊毛生産時に「肥料」もできるので、「小麦」の生えているマスに「農地」タイルを貼り込んで、「農場」も建てて、農場に肥料と水を送って小麦生産を自動化する。

コンベアの数ができてきたら、木の多いところに「営林小屋」を建てて木材刈り取り&再植樹を自動化。その際、木材1つにつきコイン1を消費するのでコインを増やすために食糧生産力を上げる。
調理品を作り出せる「キッチン」を建てると同時に、料理材料を生み出すために「牧場」も建てる。「鶏肉」「牛肉」「ミルク」の3つ分。1つの牧場で複数品目を生み出せるけども、のちのち搬出ルートがややこしくなるので分けた。
いずれも「飼料」と「水」を使用するので、製粉所の飼料生産ペースを上げるために作業員を増やす。「井戸」も3つそれぞれに配置。製粉所のペースが上がるということは小麦の消費速度も上がるので「農場」の作業員も増やす。3つの牧場から出る副産物「肥料」は農場に流しつつ、多すぎて不要な分は「倉庫」に入れる。

また少し離れた場所に「綿」がたくさん実っているところがあったのでそこも農地化。食糧牧場で余った肥料をこちらにも流して、「綿」生産スピードアップ。綿農場の隣に仕立屋を置いて「布」を余分なほど作りまくり中心部に送る。

仕立屋では「シャツ」や「あったかコート」を作れる。ワーカーが着るものではなく、「布」共々、「雑貨屋」に納入すると各種グレードアップに必要な「赤コイン」を得られる。シャツやコートの方が高く売れるけども他の資源と工数がかかり、「綿」→「布」の生産力が無駄に高まったこともあり「布」を直卸するだけ赤コインは十分に貯まっていった。
そんなんで家々をグレードアップして、ワーカーの上限にはだいぶ余裕が出た。

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年月日時の表示も記録もないので、「何年目」という語り方ができない。

この頃の俯瞰
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はたらくひとたちの様子
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3D でこうして様々な視点で観察できるのもおもしろい。shapez.io や Factorio に勝る点があるとすればこの点ぐらいか。ゲーム性も特別劣っているとも思わないけども。



その後しばらく
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あまり変わっていない。「鉄鉱石」の鉱床が近場にあったので採掘し、しかし加工するには燃料が必要とのことで、少し離れたところに「石炭」もあったのでそれをコンベアで送って自動でやるようになったとこ。
あと農場や牧場の供給/搬出作業をワーカーの人手でやっていたのを、あちこち配置換えしてコンベアも高架にしたりと、効率化と無駄な人員削減のためのマイナーチェンジをしていたものと思われる。



またしばらく。
研究が進んで「採鉱所」が作れるようになって、各地の鉱床に置いて鉱石系の採掘を自動化。また徐々に鉄工系のクラフトが増えてきて「機械工場」を設置、鉄道用のレールを量産し始めた頃。
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薬屋を置けるようになったけど何に使うのか、と思ったら「魚」からフィッシュなんとかいう薬を作って「薬局」に納入すれば「青コイン」が得られるとのことで、水辺に「漁場」置いて隣に「薬屋」も置いて繋げて近所に「薬局」置いて、あとは放置。青コイン生産自動化は容易かった。
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さらに後。
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コイン(黄)の生産が消費に追いつかなくなってきたので食糧生産系の施設(奥の方)をまた見直して大幅に変えた頃。拠点に東西の山から繋げてあった石ころシュートが邪魔になって、東側の方は山のすぐ下に倉庫を置いてそこに入れるようにし、シュートは撤去。
空いたスペースに食糧搬送コンベアの高架を渡らせて、食糧資源の供給が安定するようになった。



さらにさらに。
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蒸気機関や機関車の研究が完了、と共に最終クリア条件を確認したら、最後の条件に「エリクサー」とある。なにそれ世界違うやん。詳しく確認したら遠隔地にある「交易所」を利用して、「ポーション」「解毒剤」を入手、それらを組み合わせて最終的に「エリクサー」50 個作れということらしい。

蒸気機関」は蒸気から生産系施設を効率化するエネルギーを生むだけで「蒸気機関車」とは関係なかった。蒸気機関車は「燃料」と「水」を「鉄道駅」から供給させるだけで、スタンドアローンで蒸気動力を生んで煙突から煙を吐きながら運行する。
といったことを手探りで試して理解したのち、その手探り中に鉄道レールも量産できたので、拠点から離れた「交易所」のある場所に「鉄道駅」や必要な交易品を作る施設をがさつに建てまくり、レールをガーッと敷設して異世界品目をやりとりできるようになった。

ポーションは交易所Aにて小麦粉2つと交換。
それを駅Aに搬入して列車Aに積み込んで、駅Bへ。
解毒剤は交易所Bにてリンゴジャムと交換。
それを駅Bに搬入、ポーションを荷降ろしした列車Aに積み込んで、駅Aへ。
交易所Aでは解毒剤+鉄板を「魔法の杖」と交換。それを駅Aの隣の駅Cへ。
交易所Bではポーション+ミルクを「魔法のクローク」(法衣)と交換。それを駅Bの隣の駅Dへ。
路線Bを用意し、列車Bを配置。駅C、駅Dで魔法グッズを回収したのち、交易所Cのある駅Eへ。魔法グッズを荷降ろしし駅Eから交易所Cに搬入。その近くにある黄色い鉱床から「金鉱石」を採掘し、工房にて「金塊」に加工し交易所に納品。
魔法のクローク、魔法の杖、金塊、各 50 個で「エリクサー」1個と交換。

魔法グッズは先行して交易が進んでいたものの、「金塊」の加工は研究の最終段階でのアンロックだったのでそれ待ちとなり、さらに金鉱石採掘からの金塊加工は全部ワーカーの手作業でやらせたので時間がかかった。

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最終的な拠点の様子
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営林地区
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鉄工地区
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綿区
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青コイン区
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農業区
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食&商区
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交易地A(西地方)
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交易地B(東地方)
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交易地C(北端)
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高架のロマン。支柱なし、木造。見切れてスクショミス。
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おしまい。
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採掘は採掘として。
資源を送り込んでの各種生産する施設は、shapez.io で言うところの「混合機」。複数種の異なる施設からの生産物を組み合わせるので、「混色機」に当たるものもある。
幾つもの施設を経由してできたものを拠点に送り込む点も同じ。拠点に貯蔵されたものはコストとして、プレイヤーがあれこれ設置する際の資材として消費される。逆に言えば拠点に資材の在庫が無いと何も作れない。
拠点(ハブ)一極集中しか許されない shapez.io と違って、遠隔地に「倉庫」を建ててそこに貯蔵すれば「共有インベントリ」として利用できるところは親切。
しかしコンベアの敷設がちょっと面倒。地面に直で置けばいいんだろうけど、ワーカーの通り道を塞ぐことになるので全部高架式にせずにはいられない。その反面、高架の支柱は必要とはされず物理法則無視して建築できるので、その利点で不便は相殺と考えられなくもない。



少々不満点も見えつつ、まだいける。やれる。始まったばかり。

キャンペーン7につづく。予定。未定。

捨てた時間の記録

Steam 、1日正月セールとかなんとか。
前回セールでは年末に shapez.io を買ったら腹いっぱい楽しめてしまって、年始まで続いた残りのセール期間にもさらにまだ買うつもりだったのが他に欲しいゲームがないという状態にまでなった。改めて非常に好みど真ん中のゲームだった。

そんなこともあった上での最近。その前に買った風来のシレンに思ったほどハマれなかったことや、似たタイプの Stone shard も一度のプレイで速攻挫折したまま放置したこともあり、また既に 180 時間以上もプレイしている Slay the spire でさえそのプレイ時間にも関わらず満足に最後までクリアできていないこと、Crown Trick 、Curious Expedition 、Dicey Dungeons など購入直後の数度のプレイで満足して放置したものがあること、などから、どうやら自分はローグライク RPG 系のゲームが(も)下手なようだと気づき、もうその手のゲームに安易に手を出すのはやめた方がよさそうだ、と思うようになった。

やりたかったのはバトルではなくて、毎回異なる道道拾う武具や強化アイテムで毎回異なる武装を強めていくのが好きだっただけ。毎回異なるカードを拾って好みのデッキを作り上げていくこと自体が楽しかっただけ。強い敵なんていらない。強化した品々をいかに気持ちよく使えるか。楽しみはそこが終点だった。
だからこそ容易ではない勝利の道筋、難敵の攻略法を考えることも深くは至らないし、故に下手は下手のまま成長がない。スピードクリアとかやっている動画を観ても自分とは頭の構造が違うひとたちだと諦めに暮れなずむばかりで、自分もああなりたいという風には思わない。運が良ければああいう勝ち方ができればいいな、くらい。

アクション駄目、ローグライク駄目、カードゲーム駄目。Steam ライブラリでプレイ時間のトップ5を見れば、何が好きで何が下手かは自ずとわかることだった。

1. - 848 h : Oxygen Not Included
2. - 632 h : Terraria
3. - 215 h : TerraTech
4. - 187 h : Slay the Spire
5. - 111 h : shapez.io

4/5 がクラフト/建築系。上3つはアクション要素やサバイバル要素があったりもするが、建築系要素が充実してきたら最終クリアなど無視、敵も極力スポーンして来ないようにして安全なところでなにがしか作り続けるというプレイスタイル。
Terraria はこれだけやっても未だにハードモードにさえ至ったことがない。そこに至るに必要なボスを呼び出そうともしていない。掘り進んだ穴を拡張しては何の目的もなくただ区画整理をし続けるだけのゲーム。もはやおもしろいもくそもない。時間を無駄にしたいと思った時に無駄に捨てられるゴミ箱のひとつ。
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だから、そういうやつでいいんだ。
敵もバトルも、勝ち負けも、戦う自機すらもいらないんだ。作り上げたからって何も出てこない何も貰えない、現実にも何も身にならない、ひとに見せたってつまらない、自己満足に終始するやつ。それでいいんだ。
そう思い至って、やってきた今回のセールだった。



Steam ストアのおすすめに上がってくるゲームもその嗜好に適うものが増えてきた。ジャンルで言うとシミュレーション。コロニーシミュレーションをはじめ、自動化、建築、クラフト、輸送といったことの疑似体験作業系。
で、今回購入に至ったのは以下。


・Factory Town
コロニーシミュレーションの見た目でいて Factorio 系、と言われつつ、敵が出て来ないので実質 shapez と同類。そういうのを探して辿り着いた。何年も前から存在は知っていたけどショボめのグラフィックから食わず嫌い、中身のゲーム性を満足に確認することもなく今に至った。
また以前「Kubifaktorium」というのを購入しているが、それと同じようなもんだろうと思っていた。あれはあれで shapez や Factorio 系とはやや異なる、またなにか別のものだった。
今回おすすめに上がった中から幾らか似たようなゲームの詳細を確認していたら、どうやらこのゲームこそが shapez 風と言ってよさそうなのではないかと思え、買ってみた。
やってみると、shapez のようにシンプルな作りではないので手触りなど大きく違うところもあるけども、結果としてできあがる自動化物流システムの様態はかなり近いものがあり、これが買うべき選択として間違いではなかったと思えた。
たぶんしばらくハマる。shapez よりシンプルでない部分、ややこしい面倒臭いところが多々あって、よほど作業ゲーが好きでないとおもしろいわけがないとは思うけども、自分はそのよほどの方らしく、またしても無心に時間を捨てられるゴミ箱を手に入れてしまったらしい。


・Banished
コロニーシミュレーションの定番としてその筋では有名らしいゲーム。これもずっと前からたまにおすすめに上がってきて存在は知っていたけども、洋ゲー、インディーゲーム、昔ながらの PC ゲームっぽいグラフィックに魅力を感じず、レビューを読んでもパッとしない印象だったのでウィッシュリストに入れたりもしていなかった。
先日ビーバーコロニーゲー Timberborn をやった後、似たようなやつを調べていてこれがどうやらその手の先駆的ゲームらしいことを知り、折よく今回のセールで 60% 引きの破格で出てきたのでこれ幸いと買うに至った。
やってみたらば、2014 年発売作品とあってさすがに後発の Timberborn と比較して操作系や UI にちょっと不親切なところがある。非公式の日本語 MOD があったおかげで理解は早く進みチュートリアルもそれなりに丁寧だったけども眠くなった。
何度か寝落ちたのちやっと始まった最初のプレイは、Timberborn 同様に農地の配備が甘くて冬を迎えたら食糧が速攻で底を突き、春までに数人が息絶え、2年目も改善しきれず同様の越冬デッドスタイルとなったのでやり直すことにした。
というところでやめたまま、Factory Town に執心中。



やっぱり、敵や危機はいらないな。なんならプレイヤー側キャラクターたちが死ぬ要素すら不要かも。サバイバルも時には楽しいけれども、危機管理というゲーム性には魅力を感じない。つーか仮にも生命の危機をゲームにしようなんて冒涜も甚だしい。何てことを考え続けているんだ宮本茂

Oxygen Not Included は危機管理ではない。よっぽど下手をしなければ滅多に死なないと言われてもいるので、あれは如何に死なせないかではなく、如何に生かすか、どのように生活をさせるかというゲームだと思う。生活に適した空気や水や食糧を、複製人間という動くハブに送り続けるという意味では、生活サイクルの中に物語を見出すことを目的とする Rimworld よりも、shapez の方に近いと言っていいんじゃないか(エアプ)。

今後はどういうゲームを求めるべきかわかってきた。
たぶん Satisfactory や Dyson Sphere Program といった辺りも有りなんじゃないかな。Factorio 同様に敵の要素があるのが気がかりで、あまり安くもないから手を出していないけど。




冬アニメ小言 5話6話

回復術士 5話
ゲス主人公はともかく過剰なエロ要素が要らない。モロな合体シーンが描きたけりゃ18禁 OVA ロボットアニメでも作ってろよ。民放アニメで必要なもんじゃない。
放送に堪えないシーンを脇の美術ボードだけ映し続けてやり過ごす芸も言わば出オチであって毎回やられると間延びして邪魔なだけ。
駄目だこれは。好かん。


アイ★チュウ 6話
薄汚い回復術士の後に観るので浄化作用で観ていられるのかもしれない。べつに面白いわけでも好きなわけでもない。
女装アイドル回だった。どういう意味が込められているか、測りかねた。

自分が物心ついた時は「アイドル」と言えばリアル人間のアイドルがふつうだった。もちろん昔からアイドルが出てくるアニメやゲームもあってそいつらが歌の レコードを出すこともあっただろうけど、それらは元作品と紐づいた劇中アイテムのひとつみたいなもので、現実のアイドルと同格に存在を認識されるものではなかった。
主にアイマスの人気によって類似作品も次々登場し続け、アニメ絵のアイドルコンテンツが一般化し始めて以来、それらが珍しいものではなくなって現実の大所帯グループアイドルにも比肩しうる存在として見られることもある現在において、子供世代は「アイドル文化」に初めて接する時に、現実のアイドルもアニメアイドルも同一線上のものとして知ることもあると思う。
古い自分たちの世代では、アイドルとはテレビや雑誌で見るそのひとがアイドルそのものだったわけで、スキャンダル等で私生活や本人個人の素性が暴かれない限り、そのアイドルはきらびやかに映るそのひと以下の者にはならなかった。が、アニメアイドルの場合、そのアイドルとは別に声優がいて、基本的には両者は同性であり、見る者の目や感性次第では時にアニメキャラクターのその子より中の声優の方が可愛く見えたりする。これはそこそこ複雑な問題だと思う。
アニメアイドルはコンテンツの中で掘り下げ描かれない限りアイドルでしかない。作品性やストーリー上で必要とされない以上、曲がった素性や密かに恋仲にある人間などの裏事情が出てくることはまずない。が、中の人、声優は違う。むしろその意味において本来のアイドルらしさを求められるのは声優の方で、のびのびと愛嬌を振り撒くアニメアイドルのストレスを一手に引き受けているとも言える。単純な話としてファンはアニメアイドルの方だけを見ていればろくでもないスキャンダルで不快な思いをすることは少ないはずだが、アイドルというか「ひと」を好きになるとどういう人間かを詳しく知りたくなるのが同じ「ひと」の性。調べる過程で、そのアイドルの声は別の人間が受け持っていることを知り、その声の主に宿主アイドルとは別のアイドル性があることを知るだろう。或いは未熟な子供の中には理解を超えて混乱する子もいるかもしれない。
という現況にあって、「アニメアイドルとその声優の性別が異なる」というのは、何も知らずにそんなコンテンツに接していた場合、そこそこショッキングなことなのではないだろうか。今回アイチュウにおけるあの子は、キャラクターとしては「女装アイドルで中身は男」で、声優も「女声が出せる男性声優」なのでまた違う案件になるけども。
とにかく、深く考えてみるとなんかものすごいことやってんなと思った。


オルタンシア・サーガ 6話
無限ちからイデ伝説、の回を想起する話だった。いやだいぶ違うけど。伝説の巨人を模した木製巨大ロボが可笑しかった。
今回ゲストキャラの幼少期回想にて、少年役に最近聞き慣れた声、もしやと思ったらやはり花守ゆみり。あちこちで声色違うのにここ1、2ヶ月でかなり判別できるようになってしまった。


Dr.STONE 2期 5話
紙をいともたやすく生産。本好きなあの子が地団駄踏んで悔しがりそう。


たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語 6話
良い。乗ってきたなギャグが。腕相撲とはなんなのか。
弟子にしてください → ここが死に場所 → 結婚してください、という憧れ度合いのエスカレーションも笑った。

Dr.STONE 、ラスダン、二作連続で「ビックリドッキリメカ」をもじった台詞が出てきたけど、若い視聴者に何のことなのか伝わるのだろうか。


ゆるキャン△
2.43
弱キャラ
呪術
蜘蛛
アイドールズ
いずれも特に感想なし。アニメを楽しめる気分じゃなかったのかも。


約束のネバーランド2期 6話
総集編。2期なら初回で総集編やっとけば後ろに余裕持たせられるだろうに、なんでこのタイミング。1期の内容の大半忘れていたし、振り返りとしても初回にほしかった。
低評価に拍車がかかりそうだな。



アマプラで久々にゴッドファーザー、3時間観ていても全然眠くならなかったのに、くそネバ総集編10分ほどで寝落ちしてた。ほかの作品も結構眠くなることが少なくなく、つまりそれくらいつまらないものが多い。と言えるほどつまらないものは切り捨てているはずだけど、なんだろうな。
子供が理解の及ばない大人向けの作品観ていると眠くなるように、大人は子供向けの作品に物足りなさつまらなさを感じ眠くなるのだろう。
歳だな。
じじいこっちくんな、あっちで寝てろ。寝言は寝て言えということかな。