BINTA

BOOTSFIGHT IN THE AIR

夏アニメチェック まとめ

2話視聴後の継続切り判断。



エグゼロス
なんとなく、切ろう。


宇崎ちゃん
なんとなく、観ておこう。


彼女お借りします
登場人物たちの倫理観が自分と合わないので胸糞悪い展開や台詞が多いが、恐らくそれはフックでもあるようで、釣り針だとわかってはいるが釣られてやろう。


魔王学院
問題なさそう。


リゼロ
継続。


デカダンス
2話で印象変わった。実は電脳空間と現実のミックスでした。モンスターとのバトルはハンティングゲームのようなものでした。人間の大半は電脳な存在に管理されている、マトリックス風の世界観でした。主人公少女はネオみたいなもんでした。ということでした。
継続。


EVOL×LOVE
監督はゾンビランドサガのひとだったか。少年役で本渡楓も出ている。継続としよう。


GIBIATE
OP が大幅に短縮されていて笑った。引き続き池田秀一だけ演技のリズムが宇宙世紀で観るに馴染めない、話への集中力を削がれる。
パターンでいくと、主人公侍はジビエウイルスに感染済みだがなぜかモンスター化せず戦闘能力強化にのみ影響、主人公女子は侍の子孫、チーム内に裏切り者がいる、忍者も後々裏切る、シャア博士がすべての元凶、ラスボスは最強の実験体にされた主人公女子の母、といったところか。これらのパターンいずれかを踏襲しようとしまいと、恐らくつまらないと思われるので切ってよかろう。


ピーター賢者タイム
2話を観る気にならなかった。切り。



以上。

サマーセールのものどものその後

Dead Cells
時計塔までは行けた。が、のぼり切れない。毎日ワンプレイ死ぬまでやるが、成長という言葉を知らない。時計塔まで行けるのは稀で、良くて高床村またはコンシェルジュ戦まで。酷い時は1面で終わる。たぶん時計塔をクリアできたらやめると思う。クリアせずに諦めるか飽きる方が早いという可能性も甚大。
電撃ムチと炎を残留させるタイプのやつが好き。


The Binding of Isaac
成長という言葉を知らない。たまにしかやらないせいもあり。1階ボスを倒せれば良い方。3階にすら辿り着けない。


Noita
たまにしかやらないが、結構毎回成長が感じられる、と言えなくもない。が、行けて4階層。緑レーザーみたいなやつが好き。


the Hunter: Call of the Wild
待望の連休というのにどのゲームもまともにやる気にならず、本日初めて、半分投げやり気分でやってみた。好評レビューに書かれた評価は本当だった。地味で単調だが、たしかにとてもおもしろい。いや真にはこういうゲームがやりたかった。写実的グラフィックと目的達成のためには苦労ばかりを伴うリアリズム。野生の動物相手に、動けば察知され、撃って当たれば対象はその身を引きずり血痕を落としながら逃げ生々しく斃れ、外せば対象もろとも周囲の数多の者共が一斉に散り散り逃げ失せ、足取りを追うことはできてもその先を推し量り再び出会うことは難しい。ハッと見つけて身を伏せ息を殺し、狙いを定めて引き金を引いた刹那、弾倉が空でリロードする間に見逃してしまう、などという大変に自分らしいリアルな凡ミスまで起こる現実シミュレートぶり。おもしろい。この手応え、にしてゲーム内では何も手にできない無力で空虚な感覚とのミスマッチ。たまらない。
開始30分程度でチュートリアルの一頭を含め鹿三頭を狩れたので、これは自分向きのやつだと意気込んだが当然錯覚。その後3時間ウサギを追いかけては空振りし続け、軽い 3D 酔いと集中力ガス欠と空腹により具合悪くなった。
これだけ熱い文を書いたなら、すぐに飽きる。リアル。


あとは Terraria も意味なく毎日掘り続けている。マイクラは飽きた。
StS もごくたまにやる。やはりすばらしいが、やはり難しい。


アクション苦手でどれも到底クリアできるわけなんてないとわかった上で買ったので、こんなもんだろう。成長見えない全体の半分までも進められないのに毎日のようにやり続けているだけでもよく遊んでいる、元は取れていると言っていいだろう。セール価格分は。定価分には及んでいない。

STEINS;GATE

2011年放送作品。ひとの薦めあり、観ることになった。科学アドベンチャーシリーズと呼ばれる一連作品群の代表的な一作であり、話題はちょくちょく知りつつも興味惹かれず、時間操作や世界線云々系だという内容も薄々噂程度に知っており、そういうのややこしそうだし本編以外にも続編等々色々あって面倒臭さそうで敬遠していた。ひとが薦めてくれたのは好機とも思う反面、とうとうここも手を付けねばならんかと腰が重い感覚もあった。が、ともかく観た。図らずも結果的に休日丸一日で、全24話+23話別バージョンまで。
時は2010年、秋葉原の未来ガジェット研究所なる発明サークルに集ったりそこらで出会ったりした男女数人の若者たちが、珍妙なタイムマシーンを作り出したことにより、各々の願望のために過去改変したり、確定した悲運の回避のために何度もタイムリープを繰り返したり、がんばる話。
全体的な印象は、げんしけん系おたくサークルラブコメ+バックトゥザフューチャー or ターミネーターあたりな感じ。またはハルヒ直系的要素を含むタイムリープセカイ系。そして、リゼロはさらにこの作品の直系後発類似作品だと理解。というかほとんど筋は同じ。に見えた。制作も同じ WHITE FOX、脚本にはリゼロのシリーズ構成の横谷昌宏が参加していて、タイムリープ演出や乱れる主人公の感情の起伏表現にも似たところが多少あったように見えた。
作風の印象はともかく、おもしろかったかどうかで言うと、なんとも言い難い。とにかくリゼロをつい先日観終えたばかりで大筋がほぼ同じなので、この作品単体での評価がしにくい。せめてこちらを先に観ていれば、もっと食いついたかもしれない。ゲーム原作ということで、タイムリープで軽々しく世界をやり直したり変えてしまったりするトライアンドエラーな展開はまさにゲームらしいと思ったが、リゼロの死に戻りの方がよりゲーム感は高い。どちらが良いという話ではなく。それよりもたぶん肝は会話劇の方で、かなり複雑な話であるにも関わらず、筋や流れを見失うことなくしっかり最後まで理解できたのは、ドラマとしての脚本が恐らくゲームの段階からよくできていたからなのだろう。ミステリー的な切り口においても方方に張られた伏線や匿名人物の正体などはわりと判断つきやすく、雑に流し見していても話の肝になるキーワードや主軸に絡みのなさそうな人物の配置の意味を各人の会話から踏まえてみればわかるものだった。
声優陣は、主役には宮野真守花澤香菜を据えているがそれ以外だいたいは 5pb/MAGES 人脈のマニアックな感じで、ある種唯一リゼロとの差異を大きく感じた点と言えるかも。各キャラのそれぞれタイプの異なるヲタな口調や日常的に口走る厨二な台詞や飛び交うネット用語ちゃんねる系定型句などは、十年前の時代性もあってうすら寒いところもあったが、これらの声優さん方だからこそ生かせたポイントかもしれないと思った。

好きか嫌いかで言うと、どちらでもない。本放送時に観てもはまらなかったと思う。が、良い機会にはなったので、暇ができたら、その気になったら続編やらシリーズ関連作品も観るかも。

夏アニメチェック3

恋とプロデューサー~EVOL×LOVE~

アバンでああ腐女子向けかと思い、OP に隣国人ぽい名前のスタッフ表記を見てああこれ間違えた観る必要ないやつだと即断しかけたが、MAPPA 制作、主人公女子の声優が金元寿子と知り、嫌々渋々半分ありつつ、1話観終えた。
タイトルから女性アイドルものかと思った。冒頭いきなり主人公女子が車に跳ねられかけてゾンビアイドルものかとも思った。が、いずれもほぼ関係なかった。主人公女子はテレビ番組プロデューサー。台詞から察するに手掛ける番組はふしぎを発見するような、情熱的な大陸系なようなやつらしい。ある日、轢死事故寸前で謎の男にお姫様抱っこされて救われたり、謎の男子に瞬間移動させられたり。この世界にはイボだかなんだかな超能力者がいることを知らされて・・・と。雑に解釈すると要はだいたい少女漫画風ジョジョ。主人公女子は広瀬康一的。或いは、一昨年やっていた「Phantom in the twilight」と似たような感触。杉田智和のせいだろうか。
正直序盤からこんなもん1話切り、というかチョイスをミスっただけだから観続けるわけがないと決め込んでいたが、主人公を筆頭に一切自己紹介やキャラ紹介ナレーション等がなく、どういった作品なのかほとんど説明することなく進む強気の脚本には、良い根性してらっしゃると思い、主人公女子のキャラデザ可愛いななどとも思い、そんなことを思っているうちに能力者バトルモノ風を匂わせる展開があり、かと思うと広告業界モノドラマ風の流れになり、など、つまり、意外に嫌気は失せて最後までいけた。美男子揃いの逆ハーレムな主要キャラ陣に抵抗はあるが、気にしなければ悪くないかも。Phantom in the twilight や宝石商リチャードなど、この手の絵柄で切り捨てるには惜しい作品ってのがたまにある。これはその系統かも。でも途中で嫌になるかも。

GIBIATE

ジビエート。略してギバ。
2030年、突如として蔓延した謎のウイルスは人間を異形の怪物に変態させ、「ジビエート」と呼ばれるそれらは世界を荒らした。そんな中の日本、かつて墨田区だった辺り。そこに1600年の江戸からはぐれものの侍と忍者がタイムスリップしてきて、ウイルスに対抗するワクチンを作りたい女や博士と共に戦う話、らしい。
このあらすじだけでも頭沸いとる。色々と急、唐突なのよ。2030年、謎のウイルス、このへんはいい。時勢からしてもタイムリーに興味を惹く話だ。そこから急に西暦1600年。陰々とした侍、なんやかんやで島流し。の最中、急に OP 。ミクスチャーなダンスサウンドに三味線が主メロを歌うインスト。SUGIZO 作曲。という OP が長い。先々のダイジェストと思われるカットを見せながら延々5分くらい。で、タイムスリップ云々、怪物と初対戦あったのち、急にシャア。池田秀一がまさにその声で出てきてなにしとん。このひとが出るなら安易に切れないだろう。と思ったところに ED 、大黒摩季。これまたその人と即座にわかる歌声で、また SUGIZO の作曲で、また長い。1コーラス+間奏+ラスサビぐらいを流し、曲終盤にはこのアニメに関わっている大物作家陣(主題歌陣含む)の紹介映像も入れる謎サービス。誰向けなんだ。ツッコミどころ多数。
侍のキャラデザも若い頃の吉川晃司似だったりで完全におっさん向け、40代以上推奨な感じだが、タイムリーなウイルス騒動+怪物バトル+タイムスリップ侍、って題材の組み合わせも、やばい。頭悪そう。絶対流行らん。

ピーター・グリルと賢者の時間

異種族レビュアーズ風のノリのファンタジースケベ系。天下一を決めるバトル大会で優勝した人間ピーター・グリル、そいつの子種を狙って異種族の女が群がってきて受難だけど婚約者いるけどしゃあないよね、といった話。
賢者は主要キャラには居ない。「賢者の時間」までの熟語が主題。おもしろくなくはなさそうな感じだが、なにかいまいち。文字通り賢者化目的で観るにも絵柄が好みではない。たぶん切る。

Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season

リゼロ、続編。島編的雪まつり話「Memory Snow」、エミリアとパックの森時代を描いた「氷結の絆」という二本の OVA も観た上で、計らずもタイムリーに間に合った。
2nd season と題していながら、話数カウントは1期から引き継いで26話からスタート、話も1期最終話直後からの続き。スタッフ、キャスト、クオリティ等々も変わらず。決してはまったわけではないが、とりあえず継続確定。


※ 仕切り直し作品

・天晴爛漫!(3話まで視聴済み)
富豪刑事 Balance:UNLIMITED(2話まで視聴済み)
・ギャルと恐竜(7話まで視聴済み)
前期継続視聴を確定していたが途中話数でコロんだため延期になっていた作品。いずれも続きから観る予定だが、ギャルと恐竜は6話や7話みたいなことを続けるなら要らない切りたい。

それぞれ1話感想はこのへんに書いた。
春アニメチェック1 / 春アニメチェック2



視聴継続作品確定は次回。

夏アニメチェック2

異常生物見聞録

古風なアパートの管理人少年とそこに住み着いてバトルする亜人少女たちの話。
中国舞台で中国産、純度の高い中華アニメ。韓国アニメのゴッドオブハイスクールと違うのは、こちらはスタッフの大半も中国人らしく、あちらから輸入した作品の日本語吹替に近い。
それゆえなのか、関係あるかどうかわからないが、ひどくつまらない。作風も古臭いを通り越して幼稚。これを楽しめるのはせいぜい中学生くらいまでだろう。ゴッドオブハイスクールほか、最近なにか古臭いと感じる作品は、そうだつまり幼稚だったのだ。自分はその視聴対象層に入っていない。ここに観るべきものはない。感性は幼稚なはずだが、幼稚な作品は求めていない。
前半10分程度でそう思ってあとは流していたらばエンディング後、Cパートに母国語ままのおまけアニメまで入れてあり、前述のように思ったのが間違いではないことが証明された。
1話もくそもなく、切り。

日本のアニメ産業はジリ貧、コンテンツ供給過剰、作品数を減らすべきなどと言われ続けて久しいのに、隣国の産物に頼ってまで何がしたいんだろう。鑑賞に堪える、見応えのあるものならともかく、こんなキャラ売りにもならなさそうな、食えるところのないものをなぜ持ち込んだんだろう。

宇崎ちゃんは遊びたい!

一時期ネットの一部界隈で騒がれていたことでなんとなく知っていたこのタイトルを目にして避けようかとも思ったが、まあいいかと観てみた。
物静かな男子と小さくてでっかくて騒がしい女子の大学生ラブコメ。話の流れに関係なく画的に SUGOI DEKAI が絶え間なく強調され続ける、所謂おっぱいアニメの部類。嫌いじゃないがそういう作品は大抵、その画に反して中身が薄っぺらいから途中で飽きる。この作品に関しても、SUGOI DEKAI を差し引いても宇崎ちゃんのキャラの存在感がでかく、ほぼそれだけで引っ張っているので、たぶん例に漏れず途中で切る気がする。
一応様子見。

彼女、お借りします

金を払って時間借りできる彼女サービス業の女子を借りてみた冴えない男子の話。こんな風俗モノ、各話オムニバスで毎回単発で終わる話だろうと思ったら、そのまま一本ワンクール続けるのか。
漫画原作らしい。これも主人公らは大学生。今のメインターゲット層はそのへんなのか。それはそれでいいが、 この話をどう続けるのか気になるので、一応次も観る。

デカダンス

人類の大半が失われ荒廃した終末に近い世界で謎の巨大生物を相手に巨大兵器で戦う、という現実的にはまだないけどフィクション的にはもはやありふれた話。本作で巨大生物と戦うのは残存人類が暮らす居住区=町を内包した移動要塞、でその名が「デカダンス」。主人公はそこで暮らし、敵対生物と戦える戦闘員に憧れる少女。
ぱっと見の世界観は前期のアマプラアニメ「リスナーズ」(1話切り)と似ており、冒頭はガンダムイデオンの始まりと似ており、序盤主人公少女の卒業式辞でもって語られた詳しい世界観説明も踏まえるとその他この手の古典的作品のあれやこれやに似たところが散見され、要するに既視感バリバリ。セカイ系は擦り切れるほど使い古されたが、こういった世界の終わり系ももうなんどめだナウシカのレベル。ああそのジブリ的な古風さもあるか。タイトルからして「退廃」か。
といった感じで開始1分程度で呆れかけたが、意外に結構よかった。男臭い登場人物、軽いようでいて重さ暗さも窺えるけどベタつかない感じの会話、海外受けしそうなノリの作画、などが嫌味を感じず観ていられた点かと。あとエヴァシドニアを思わせる、要塞内のインフォメーションボイスや操作行動指示台詞、要塞の変形を段階的に行う確認台詞付きの演出も好き。なんか一瞬ロズワールが居た気もする。波動砲っぽいものを撃ち出すのかと思ったらパンチ、という要塞の最終攻撃手段もイデオン好きとしてはおもしろかった。微粒子レベルの振動波かなんかを伝導させて粉々に融かしているみたいだったので厳密にはパンチじゃなさそうだが。
世界観、背景設定が使い古されているものだけに先々どう展開していくのか見物。